コミュニケーションには「高さ」がある
今朝ご紹介する本は、松永光弘さん『伝え方――伝えたいことを、伝えてはいけない。』です📖
こちらは伝えたつもりでも、なぜ、相手から「結局、何が言いたいかわからない」と言われるのか…?
”伝わらない悩み”の解決のヒントを教えてくれる1冊です。
伝え手である自分と受け手との「高さの関係性」
最も印象的だったのは、こちらのお話です💡
✔コミュニケーションには「高さ」がある
「高さ」とは何かというと、伝え手と受け手とのあいだの「意識のうえでの上下関係のこと」だそうです。
何かを伝えるときは、伝え手である自分と受け手との「高さの関係性」を意識しておくことが大切、と松永さん。
高さの種類は、大きく3つです📝
高いところに話題を置いて、一緒に見上げる
一方で、言葉の表現によっては、こちらは「対等のつもり」でも、意図せず受け手が「見下している」と感じることもあります。
また、受け手が不特定多数のときは、さまざまな立場の人たちへ一度に伝えることも。
そんな時の対処法として、松永さんは「人」ではなく「話題を置く高さ」を変えることを提案しています。
共望型の伝え方を選ぶことで、上位者に無礼と思われたり、下位者に卑屈と思われたり、対等な相手に妙な違和感をもたれることもなく、話を受け入れてもらいやすくなるのだそうです💡
相手を思いやる伝え方
相手を思いやる伝え方は、いくらでも工夫できます。
受け取る側の立場に立ったコミュニケーションについて、改めて考えさせられた1冊でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございます🍀
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