兼務より二刀流

先日、地域の包括支援センターが主催する
“介護看護合同勉強会”で、講師という立場でお話をさせて頂く機会を頂いた。

私が講師としてお声が掛かったのは

看護師をしていた人が
ケアマネジャーになって、
ケアマネだけをしているケースは
多々ある。

けど、
訪問看護師を続けながら
ケアマネジャーもしている人は
非常に珍しい。
というのが理由。

まぁ、普通に考えたら
結構無謀な働き方で
ケアマネと看護師を両方始めてから
かなりメンタルボロボロで
身をすり減らしながら働いてる感は
正直、ある。

“兼務”と呼ばれるこの働き方
包括支援センターの課長が
私を紹介する際に

“今話題の二刀流”

そう、頭につけてくださったのだ。

そうか、私、二刀流だったんだ。
なんか心の芯がすごく暖かくなった。

毎日、毎日
すり減りながら兼務して
中々この大変さは理解されず
いつまで、心と体が持つのだろう
まだまだ頑張らないと
まだまだ…

そう食い縛りながらの8ヶ月

二刀流
その言葉に
何か凄く救われた

大谷選手が
できるわけ無いと言われながらも
二刀流として活躍し
二刀流って言葉に
プレミアを付けてくれたから
だから、
二刀流という言葉で
頑張って来た日々を
一言で表現して貰えた事が
私は心の芯から温まるほど
嬉しかったんだ。

選んだ言葉一つで
相手の気持ちを
陽にも陰にもできてしまう
私も、
一言で
相手の気持ちを
陽にできる人になりたい。
そう思えたこの機会に今日も感謝。