使い捨てされないフリーランスになるには

インスタグラムのDMにいただく相談で最近特に多いのは、
「フリーランスは使い捨てなのですか？」というお悩みです。

25年間フリーランスとして働いてきましたが、確かに悔しい思いをしたこともあります。使い捨てされないために私が伝えていることは、

ジャンル×スキル×ブランディング。
この3つを掛け合わせて、あなたの武器を作る！
ことです。

多くの人の中からも埋もれず、あなたにお願いしたいと『選ばれるフリーランスになる』ために必要なことをさっそく説明します。

最近はWeb関連の仕事も増え、フリーランスという働き方が一気に増えてきました。
それと同時にインスタのDMやこのnoteのコメント欄に
「仕事先から使い捨てされてしまいました……」というメッセージも増えています。

実は私も過去にとても悔しい思いをしたことがあるんです。
仕事を発注してくれた方と意見をすり合わせているときに、私は最善だと思うことを提案しました。ですが、その方とは意見が合わず……。
結局は私が折れる形で従ったのですが、その仕事を納品してからはその方から二度と仕事の発注をいただくことはありませんでした。

後々ウワサを耳にしたのですが、
「仕事のやり方に意見された」
と、その方の意見が違ったことが原因のようです。

おとなしく発注者に従順な人が選ばれるのか……。
意見する人は使い捨て。
アイディアは一切必要とされず、言われたとおりのものを納品するだけなんて、そんなんじゃ機械と同じ。
フリーランスってネジやビスなどの部品みたいに、無くなっても簡単に換えがきく仕事なの？

その時から、どうしたら使い捨てされないフリーランスになれるのかを真剣に考え、辿り着いたのが3つのことを明確にし、掛け合わせて武器を作る！というものです。

✅１．ジャンルを明確にする

ライター、イラストレーターなど名乗っている職業がありますが、ただ「ライター」と言っても「何の分野やジャンルに特化している人なのか？」を明確に伝えないと、どんな仕事を発注したらよいのかわかりません。

私の場合は、出版系に強いライターになります。
ライターのジャンルでも、web系、広告系などによってもかなり仕事が異なります。
まずは自分のジャンルを明確に示しましょう。

✅２． スキルの深堀り

次に専門分野、得意分野の深堀をします。要はあなたのスキルです。

イラストレーターだとしたら、一度見たら忘れられない劇画タッチのイラスト、ライフスタイルに合う女性らしいイラスト。
ライターなら、ゴージャスな旅行記事、Ｂ級グルメが得意なフード記事が専門。これだけでもかなり特徴を絞り込むことができます。

私の場合は、著者の意志を表現するのが得意な出版系ライターになります。
こうやってどんどん自分を他のフリーランスと差別化していきます。

✅３．最後はブランディング

今までに挙げた2つまでは実践しているフリーランスが多いのですが、次のものも掛け合わせて、はじめてあなたの武器になります。

3つ目はあなたの得意なことをどうブランディングしているかです。
もっと簡単に言うと、あなたの得意なことに、どんな個性を持たせているか、です。

ライターなら、まるで自分がリアルに体験しているような臨場感のある表現が得意。
イラストレーターなら、親しみやすいイラストを女性目線で描くことが得意。

このようにあなたの個性も表現します。

私の場合は、「六星占術の細木さんやデヴィ夫人など、大物から指名を受け続ける著者の意志を表現するのが得意な出版系ライター」になります。
ただ「ライター」と表記していた時とは、格段に違いますよね。

ジャンル×スキル×ブランディングの3つを掛け合わせて、あなたの武器を作り、発信していくのです。

✅得意なことが今はわからなくてもＯＫ

3つの掛け合わせの話をしていると、
「得意なことがわかりません」
という声もいただくのですが、それは仕事で経験を重ねるほどに見えてくるものです。
焦らず、ゆっくり探していくもの一つの方法です。

プロとして仕事をするからには！と自分を厳しくジャッジしてしまう人も多いので、
「自分の中で平均よりもできる」こう感じていることだったら、私は得意分野、個性として良いと思っています。

✅まとめ

ジャンル×スキル×ブランディング。
この3つを組み合わせてアピールすること。

これをするようになってからは、仕事で悔しい思いをすることは随分と減りました。

あなたの特徴や武器を明確にすることで、他に変えが利かない存在になるからです。
せっかくフリーランスとして働くのであれば、
「あなたにこそお願いしたい」という仕事で勝負したいですよね。

あなたのスキルや個性と向かい合って、自分だけの武器を作る。
人と差別化を図り、選ばれ続ける存在を目指していきましょう。

最後までお読み頂き、ありがとうございました💖

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