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政治に興味を持たないのは、自分事じゃないから?どうせ変わらないから?


縁もゆかりもない京都市に住んで早10年。
数日前に朗報を目にした。

門川京都市長、次回の市長選に不出馬。

やっと、やっと退いて頂けるのですね現市長が。4期市長を続けるということは16年。短命すぎる総理大臣もあれだけど、長すぎるTOPというのは、世界を見渡しても良き結果に繋がっていることはないよね。特に後半になればなるほど。

2020年、全国ニュースでも「京都市財政破綻の危機!」と紙面をにぎわせた。それから2年、22年ぶりに黒字の内容を目にすることが増えた今。

もちろん、色んな策を講じた結果もあるだろうが、コロナ禍でもらえた棚ぼたな財だったり、数字をどう魅せるか(操るか)の手法もあったりするだろう。

一番思ったのは、昨年全国区で報じられたからとりあえず対処したんじゃなかろうかと、穿った見方。できるんだったら早くやってくださいな。てか、そもそも黒字にさせる気持ちがなかったのだろうなと。

22年ぶりに黒字ということは、在籍期間16年中、初めて黒字になったわけで。財政に関しては後回し。企業だったら赤字が続いたら運営すらできないのに、国や市町村に関しては財政が後回しにされる感が否めない。


まぁブツブツ言っても仕方ない。
自分も政治に関心がしっかりあるのかと問われればNO!毎度選挙だけ行ってるくらいだ。


生活に直結することのはずなのに無関心なのはなぜだろう。

もし同じように無関心な方がいたら、ぜひその理由を教えてもらいたいくらい。ということで、無関心の理由を考えてみた。

①どうせ変わらないからと諦めている

1票入れたとて、それが何になるかの実感値がない。大阪や明石、福岡の変化を見ていたら変わる可能性を感じられるはずなのに、実感値が薄い。

②内容が難しい

京都のように「市」レベルの課題で鑑みても、財政・人口減・観光・教育・政党・役所と大別するだけでもいくつもある。財政と言ったって、どこをどう見たらいいか分からない。

③逃げればいい

今は京都市に住んでるけど、イヤになればどこか別のところに住めばいいと思っている。日本が嫌だからと脱出している友人もいるしなぁ。

④無関心であるように教育されている

政治だけじゃなく、お金や宗教、戦後の歴史のことって学生時代から身近に転がっているにも関わらず。討論したことがないから内容も深まらず、分からなくなり、結果疎遠になるパターン。


⑤やっぱり自分事じゃない

生活に直結すると書いたが、実際には直結しないから。今でこそ子供ができて、子育て支援なんかは若干気にするが、なくても困らないことが多いし、どこかでヤバくなったらにーげよ。って気持ちがあるから、自分事として捉えてないんだと思っている。

多くの人がそうじゃないかなと思いつつ。



政治に関心を持つ必要はあるのだろうか

興味を持たなくてもいいんじゃないかと思いつつ、興味を持たなかった結果が今の京都市であり、今の日本。もうだいぶヤバすぎるところにまで来ていると感じているから、政治のことを書いている。


①~⑤のことを変えようとしても、たぶん変わらない。でも実際、選挙にしか行かなかった自分が、こうして言語化しているには理由がある。



それは仲間の一人が、たぶん政治家になるから。たったそれだけのこと。生活より仲間の今後の方が気になる性分なので興味を持ちやすいのだ。

後はキングダムの読みすぎ。火が起これば、何かムーブメントは絶対くる。「政治」という分野でもあるはずなのだ。近くの大阪が10年で激変したのと同じように。


大変化のチャンスがやってくる京都市。
夫婦の地元への逃亡を画策しながら「やっぱり京都好きなんだよね」となっているからこそ、せっかくの機会。


逃げるじゃなくて、2024年の市長選に興味を持ってみることにする。


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