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お店で「確認」ではなく「リクエスト」できるようになれたら、循環の輪に入れるね

スーパーやデパートといったお店に行く時。
フラッとショッピングをするより、「買うもの」が決まってお店に行く。
その「買いたいもの」がないと、店員さんに確認することなく「ない」と判断することもあるし、「確認」することもある。

でも「ない」と言われたものに対して、「リクエストやオーダー」はしたことないなと。

リクエストやオーダーは、わざわざしない

という思い込みがあることに気づいた。


今日は一気に冷え込み、昼間と思えない寒い中、予定を終えての帰宅途中

「おいしい甘酒が飲みたい」

って思ったの。コンビニは嫌、砂糖たっぷりのは避けたい。だけどお気に入りのスーパーは定休日。あっ、最近できたいい感じのスーパーに行ってみようと足を運んで。

こじんまりとしたお店だけど、新鮮な野菜、自然的な調味料、ひととおりすべてのものが揃う品揃え。特に調味料のチョイスがいい感じ。

でも残念ながら甘酒は置いておらず、店員さんに『確認』したのね。

すると「甘酒は置いてないですね。すぐに置けるよう手配しますね!

と快く回答してくれた。

そのスーパーは本店は別の所にあり、本店には置いているのかもしれない。大規模チェーン店でないから、小回りが利くのかもしれない。

でも「甘酒は置いてないですね」で終わるだけでなく「すぐ手配しますね」
その言葉は、人との距離感が遠くなったスーパーでのやり取りにおいて、人の温度を感じるものだったし、メインスーパーにしよう!と思える一言だった。できたばかりのスーパーなのに対応力高い!ともね。

「確認」じゃなくて「リクエスト」してみる。温度を感じたり、循環していく流れのきっかけになりそうだ。


会社員時代。
本社の最上階には、ある大手コンビニが入っていて、その店舗は24時間営業でないにも関わらず、当時売上日本一の稼ぎ頭の店舗だった。グループ会社の社員たちが朝から晩までひっきりなしに通う。お昼時なんて入りきらないほど人が密集しているが、どの列に並んでも素早いレジ。

棚の一面には「飲むヨーグルト」がずらり。異様な光景に見える飲むヨーグルトの並びだが、飛ぶように売れ、夕方にはなくなっている。ニーズを的確に捉えている。

狭い店舗の隅の方に「お客様からのリクエスト・回答」みたいな場所があって、私は全然きづかなかったけれど、後輩ちゃんたちはよくリクエストをしていたし、うまく回す方法とかも聞いていた。

確認じゃなく、一歩踏み込んでリクエストしてみる!常連さん。

リクエストに応えて循環していき、商いがスムーズに進む。


そこらじゅうのお店で「お客様の要望」を受け入れる場はある。でも、その「輪」に入っていなかったし、気づかなかった。

今日の店員のお兄さんのおかげでヒントをもらえたな。お兄さんありがとう!

私もリクエストして常連になり、自分もリクエストされるような関係性を築いていきたいな。







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