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理解しあえないを超えていく【夫婦の変化】


夫と同じ体験をしても、全く別の感想を持つ

“だろうね”という感覚をさっき味わった。
出来たてホヤホヤな感情。

先日、夫の転職先が決まった。色々あって、夫婦そろって転職エージェントの方に話を聞いてもらい、アドバイスを頂くことができた。「第三者」に夫婦そろって話をしたという初めての経験。

私的には「第三者に聞いてもらえて良かった」と総じて良い感想をもった。
明らかに自分の行動が変化している。

「第三者に夫婦そろって話を聞いてもらえて良かったこと」というテーマでnoteを書こうとして、手を止めた。夫は違う意見を持っている気がする。先に感想を聞いておこうと。



想像通り違った。
彼的にはあまり意味を成してなかったよう。


「まきに変化があったから良かった」とは思っているが、彼自身にはほぼ響くものはなかった様子。想像はしていたけれど、「まぁ別に」な回答をされて悲しかった

勘違いして「夫婦で話を聞けて良かったです!」と書く前で良かったよ。同じ体験をしても同じ感想をもつわけでない。当たり前のことだが、共有できない何かや壁のようなものに寂しさを募らせている自分がいる。


ただの違い

と認められなくて感情が発生した。


彼は無類の猫好きで、私は猫が嫌いだ。
尋常じゃない熱量で猫に愛を注ぐ夫を見て、何度か猫カフェに足を運んだことがある。数年前の記憶が蘇る。さらに、夫が第三の故郷と称する猫島へも行った。

猫が嫌いな自分にとって、猫島は地獄だった。大量に寄ってくる猫たち、猫以外には何もない島。そこで終日過ごした。唯一の幸福は、彼の至福そうな表情をみることだった。

この人は本当に猫が好きなんだなと。彼の至福な表情を見れたから、まぁ良しとするか。それが感想。

どのタイミングで聞かれたか忘れたが、テンション高く「ねぇ、猫島どうだった!!」

良かったでしょを強要してくる彼に、「うん、あなたが幸せそうだったことが良かった」と回答をすると、彼はとても寂しそうな表情をしたことを思い出す。

寂しそうな表情を思い出したことを、夫に伝えてみた。

すると、「寂しそうな表情をしたかは覚えてないけどさ。第三者に入ってもらった話と猫島の話を抽象化して同じものとして捉えたのね~」 

と笑っていた。


なるほど。
私はすぐに「寂しいとか悲しい」と思いがちだが、夫はそんな風に思ってなかったようだ。さすが成熟した人間!



私は今日、普段と違う行動をした。
夫に「どう思った?」を2回確認したのだ。

2回とも想定と違った。
勝手に思いこまないように、都度確認。


まだ未熟だ。
確認の仕方も、自分の反応も。

でもそれで良い気がしてる。

お互いは違うし、理解しえないことはあるけれど、勘違いせずに一つ一つ越えていく。夫婦の変化と書いたけど、夫の変化は分からない。それでいい。

だって、私は変化できたから。













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