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夫とふたりでやる断捨離祭り

片付けで人生が変わる

こんまりさん、こと近藤麻理恵さんのおかげで世界中に根付いた片付けの良さ。独身時代、こんまりメソッドを活用して一度片づけをした結果、片付けに悩まされなくなった。

夫が片づけに後ろ向きな訳と増え続けるモノ

それから5年、ひとりふたりと家族が増える度に荷物が増える。自分のものはサクサク決断できるが、夫のものを勝手に捨てるのは憚られる。娘のモノは若干迷いが生じるし、気づけば収納力たっぷりの納戸に足のふみ場がない。

そして、モノが増えたから片づけたいではなく、絶対断捨離祭りをする!と強烈な誓いをたてる理由がある。

彼にとって、今の住み家は自分の家と感じられないからだ。
夫とはスピード婚。一生一人で生きていく覚悟!と、彼と出会う直前に今のマンションを購入していた。結婚後、買ったばかりのマンションを手放せず夫に住んでもらったのだ。しぶしぶね。

それから2年後、娘が生まれた。1ヶ月以上早産だったため家の整理もできてないままに出産。産後ヘルプのために来てくれた実母。孫と娘のお世話だけでは時間が余ると、なんと家中を片付け、整理してくれた。

ありがたい。それはそれはキレイになったが、一段と夫は家のことも片付けも自分事じゃなくなり、何なら私ですら、また母が遊びに来てくれないかなと願う始末。

まじやばい。彼からしたらヤル気がでるはずがない。他人の家だ。

断捨離祭りまでの準備

片付けたい欲が発症したら、一刻でも早く片付けたい。年末の大掃除までは待てない。

と思ったのが7月10日頃だった。お盆休みを丸々使って断捨離祭りだ!と意気込んだら、初盆のため帰省が必要だった。どうにか娘が1日いない日を捻出するとなると、8月11日(祝)・8月12日の2日しかない。

  • 断捨離をしたいこと

  • こんまりメソッドで祭りをやりたいこと

  • 一緒に楽しくやりたいこと

  • 『私たちの家』の感覚をもって暮らしたいこと

を夫に伝え、了承をもらい日程まで確定。

まずホテルを予約。荷物を全部出したら、寝る場所なんてない。近所にホテルがたくさんあって良かったと初めて思えた。

次にこんまりメソッドの共有。モノ別での片付け、順番の大切さ、モノの定位置を決めて二人で把握しておくことなどを伝える。メソッド絶対知らないだろうから、youtubeとかで伝えなきゃと思っていたら、ちゃんと知っていた。

断捨離祭り決行(初日)

初日は娘がいるので、どちらか一方が片付け、一方が娘と遊ぶスタイル。
洋服とオモチャ、書類を出すまで終えるのが目標。

“どうせまた思い出として残しておきたいと言って、荷物減らないんだろうな”と夫に対してネガティブキャンペーン実施中だったのだが、蓋をあけてみたらなんの。私の洋服に時間がかかるではないか。

買取に出す洋服のブランドを一つ一つ調べてたら想像以上に時間がかかる。さらに靴。会社員時代必須だったパンプスがいらなくなって、相棒だった銀座かねまつもお目見えする機会がない。PELICCOなんて可哀そうだ。美ヒールに重くなった体がのしかかり、支えてもらうのが申しわけない。

夫に汚い靴は捨ててよねと息巻いてたが、彼の靴の汚さより、私の靴の多さの方が問題。結局靴は半分に減らしたが、彼よりちょっと多い数に落ち着いた。

彼の洋服・靴類の片づけは、ものの20分で終わった。色々ネガティブなことを思っていたが、口にしてなくて良かったよ。


断捨離祭り決行(2日目)

2日目。初日の夫の断捨離具合を見て、これはすぐ終えられるぞと。丸一日二人で進められるのでサクサク進められると思いきや、大きな落とし穴。

ジョジョだ。

ジョジョ全巻

書類の片づけをしてるはずなのに、物音ひとつしない。様子を見に行くと、全巻箱に入ってるはずのジョジョを読んでるヤツがいるではないか。

ジョジョも寄生獣も、何やら勉強の本も、全部開けては片付けが中断する。
「一冊読んだら終わりにするよ」と、2歳児に声掛けするのと同じように声をかけ、どうにか進める。

すべてモノの選別が終了し、あとはモノの場所を決めるだけ。

揉める揉める。共有スペースの納戸。1軍、2軍、3軍と使い勝手の場所があって、互いに自分のモノを1軍に置きたがるし、重要なものの優先順位が違うのであーだこーだ言い合う。

あーだこーだ言い合いながら場所を決める

揉めたり言い合ったりしながら片づけをしたかったんだと陣地取りの楽しいことよ。

締めの一言

結果として、布団一式、ゴミ袋7袋、洋服2箱、本3箱の処理。思ったより少なかったのだけど、足の踏み場もなく、ベビーカーも入らなくなっていた場所が整ったので良し!

ビフォー。とにかく突っ込みまくってる
アフター・床が見えたから🆗

何より夫と楽しく断捨離祭りをして、『わたしたちの家』感を少しでも感じてもらう一番の目的が達成されたので大満足。

「おうちキレイキレイー」

帰宅した娘の一言にて断捨離祭り終了。

定番となった断捨離。人生を変えたり整えたりする以外にも、夫婦力向上のためにもなった今回の断捨離祭り。2回目がないよう、キープしていきたいところです。

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