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ポジティブ変換機能を使用せずとも、良き一日になる秘訣

13キロの娘の運搬が終わったぞー!
と鰻屋さんの看板を覗くと

【本日は完売しました】の貼り紙。

夫を出し抜いてウナギを食べようとした顛末

ふと鰻が食べたくなり、祇園祭の名残を感じなくてすむよう、中心地から離れたお店を選びバスに乗り込む。

バスに乗った後、お店を変えたくなって行き先変更。10分くらい娘も歩いてくれるだろうと甘い予測の元、すぐにダッコを連発。10分間運搬作業を終えて店前に到着した時の売切れの貼り紙を見た時の失望感たるや。

夫を出し抜いて、
娘と二人きりでうなぎを食べちゃおう

の気持ちがバレたかな?!そんな気持ちになりつつ、気を取り直して途中にみかけたインド料理屋に戻る。

本日2度目の完売ボード

・・・またも完売。30分歩いて汗だくです。
 

ポジティブ変換機能は発動しない

今までの自分だったら、散々な日は無意識にポジティブ変換機能を発動させて、何かしら良かった理由を見つけ出したり、こじつけをして

「でも私はしあわせ、いい一日だった」
と良き一日でまとめる。それがSNSの発信だったりしたらなおさら。


でも、止めたよね。
ポジティブ変換機能は無敵じゃない。
長い年月をかけて歪みを生むから。

自分が怒ってるのか、悲しんでるのか、嬉しいのか、自分の感情すらに気づけなくなる。結構重めの歪みを生み出すことを学んだ。

感情をそのまま受け止める+プラスα

じゃあどうしてるのか?

自分の感情をそのまま出して、受け止める。
を実践中。

暑いし重いし苦しい
大好きなウナギもカレーも食べられず悲しい
喧嘩してるから夫を出し抜いてやろうと思ったのに悔しい

感情をほんの少しばかり丁寧に扱ってあげて。できたらプラスα、声に出す。

声に出す(話す)=放す=離れる。


周囲に人がいれば憚れるが、やってみる価値はあるよ。今日は誰もいないと分かっていたので

「あー、くっそーー」

と放ったら、抱えてた娘が
鼻を押さえて、顔をくしゃっとさせて 

「くっしょー、くさいね」と。

「いやいや、くっそーの一因は君もだからね」と言うと、娘が笑うので私もつられて笑う。

出し切ったら違うものが入ってくる

ひとしきり出し切ると、もう出すものがなくなって感覚が変わる。

帰宅し、疲れた体を休めながら

結構いい一日だったなと、蘇る一日。

娘ができてからというものの、
リスクヘッジが増えて

外食時は予約。
予約しない場合は近所。
なんとなく適当なおでかけは避ける。

偶然が減って予定調和なおでかけ。

予定調和からの脱却、ありがとうだ。


無理やり良い一日でした♡
なんてする必要はない。

落ちたい時は落ちれる所まで落ちたらいいし
悲しみを味わいたい時は味わえばいい。
その時、発生した感情を無視する方が不健全。

感情を味わいきったら
新たな感覚に出会える。

たぶんそれは、ありがたいって感覚のはず。
結構、毎日ありがたい。



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