”ホスピタリティ”ってこういうこと。

2021年2月17日 21:38

先日、”結婚式場で就職活動をする”
とても面白い企画に携わりました。

今日はその時に出会った式場専属の音響スタッフさんのお話をしたいと思います。

結婚式場で”合同就転職相談”

”結婚式場で就活する”
というなんとまあ、斬新な企画。

ご披露宴ではなく、就活サポート。
私も初めての経験でした(笑)

でも本当に楽しかった！
（この企画についてはまた別で書きますね）

私は式場探しのお手伝いから会場コーディネートや演出サポート、当日の進行アシスタントのお手伝いをさせていただきました。

就活イベントなので参加者はもちろん
”企業”と”求職者”の皆さま。

せっかく披露宴会場でやるのであれば、披露宴らしい空間創りと演出を取り入れよう！ということになり、式場専属の音響さんにもお手伝いいただくことになったんです。

この時担当してくださったのがマリエールオークパインの与那嶺さん。
私は与那嶺さんのサービスに心から感動しました。

前日から神対応

実はイベント直前まで詳細が決まっておらず、会場レイアウトの決定、音響チェックが開催日前日になってしまい…

ここからの修正をお願いするのは心苦しいなぁ、と思いながらも前日に無理難題を言いまくった私たち。（前日に変更事項が多いと色々と大変だと分かっているからこそ、本当に土下座して謝りたかった笑）

これまでお願いしていなかったメインテーブルのセット転換（完全に私の思い付き）や突然お願いしたテーブルプレート、もぎり（席案内カード）のご用意。

前日にたくさんのことをお願いしたにも関わらず、式場担当の中山さんや音響の与那嶺さんは決してＮＯとは言わず、笑顔で快く対応してくださいました。

もう前日から神対応です✨

決してNOと言わない

本番当日ね、司会者さん含めて進行の擦り合わせ時の雑談の中で、司会者さんが”昨日は結婚式の司会をして、司会なのにたくさん泣いちゃった”とお話されたんです。
それを聞いた与那嶺さんが一言、”とても良いお式だったんですね”と言ってくださって…

私の感動はここから始まりました。
まさか音響さんがそんなこと言ってくれると思わなかったから。

そして、リハーサル中、この尺では私が用意したＢＧＭ全然足りない。どうしよう…
と思っていたら、その状況をすぐに察知してくれた与那嶺さん。
”もしよろしければこちらで選曲しましょうか？”とお声掛けいただき、神対応。

でね、ここからがすごいの！！

今回参画している企業様のテレビＣＭの曲がちょうどあるのでこの曲流してもいいですか？
とご提案までいただき…

この時ばかりは感極まって、控室で一度泣きました(笑)

参加企業を覚えてくださっているだけでもすごいのに、ＣＭソングを流したら喜んでくれるかな？というその発想に心打たれました。

＊

また、前日から懸念していたことが１つあって…
１つの会場の中に相談コーナーと対談コーナーがあり、対談コーナーではマイクを使用している為、その声が相談コーナーに響かないか、この調整が本当に大変で…

↓相談コーナー

↓対談コーナー

求職者と企業の皆さんがお話しやすい場づくりをしたかったので、マイクの声が相談コーナーに響き渡ってはいけない、と思い与那嶺さんと必死に微調整をしていました。
（何度も何度も調整してもらったので、私に嫌気がさしているだろうな、と途中心苦しくなり…でも諦めたくなくて…）

会場の作りを見て、パーテーションを間に入れると２会場に分けることができる会場だな、と思ったのできっと音響システムも別になっているはず…

という安易な考えで（勝手な素人感覚です…笑）、与那嶺さんに対談コーナーだけスピーカー音量上げて、相談コーナーだけ下げることはできますか？

と相談したら、色々と調整してくださり、最終的にはどちらも心地の良い空間を提供することができました。

あの心地良い空間をつくることができたのは本当に与那嶺さんのお陰なんです！！
本当にありがとうございました。

与那嶺さんにあれもこれもお願いして本当に大変だったろうな、終わったら感謝の気持ちを伝えよう！と残り30分を切った時、与那嶺さんからご提案が！

”せっかくなので、最後に披露宴の演出を取り入れませんか？”

私たち運営スタッフが、もう終わるー！
と気を抜いていた最中、与那嶺さんは最後の演出を考えてくださっていたのです。

披露宴の退場シーンのように司会のおひらきの合図でムービングの演出を入れ、最後の結びに華を添えたい！
今回の趣旨をご理解いただき、会場内にいるすべての方に喜んでいただきたい、という想いに心打たれました。

もちろん、演出は大成功☆
与那嶺さん本当に素敵なアイデアありがとうございました！