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なにやってもあかんわ

なにやってもあかんわ

僕は子供の頃から苦手なことだらけだ。

意外と思われるかもしれないけど

小学校の時なんて、勉強、体育、音楽、家庭科、すべて苦手だった。
やばい。。。。。
全部!!!!!
( ゚д゚)

授業中なんていつも上の空。授業とは関係ないことをいつも考えていた。アニメのこと、飼っている犬のこと、別の教科のこと。今思えばどれも重要なものでは無いけど、当時の僕にとっては先生の話よりも優先されるべきものであった。そんなだから成績もよくない。

体育は、ボール運動、器械体操、プール、長距離走がとくに苦手。あ、ほぼ全部か。

音楽もやばかった。
とにかく絶望的な音痴。リコーダーもまともに出来たためしがない。音楽会はエアリコーダーで乗り切った。エアギターが話題になるずっと前から僕はエアで音楽をしていたから、時代の最先端を生きていたのかもしれない。

家庭科は、課題のエプロン作りも結局先生に手伝ってもらったし、雑巾作りも1人では完成させられなかった。とにかく不器用で、工作が苦手。中学生になってからも、ラジオや椅子作りも先生に頼りっぱなしで変わらなかった。

なにやってもあかんわ

能天気な僕でもさすがに気づく

なにやってもあかんわ

だけど能天気な僕は、「まぁいいか」とあまり気にしなかった。それよりも好きな事をやっていた。本を読んだり、絵を描いたり、小説を書いたり、虫の観察をしたり、犬の散歩をしたり、空想したり。そんなこんなで大人になった。

そんな僕が今スポーツの仕事をしているから面白い。ダイビングのインストラクターだ。泳ぐのが苦手だったけど、インストラクターになりたくてめちゃくちゃ泳ぐ練習をした。
ただ単にダイビングを楽しむだけだったら泳げなくてもいいけど、さすがにインストラクターは泳げないといけないので頑張った。

「なにやってもあかんわ」と思っていたけど、努力でカバー出来る事もあるとわかった。

そして、まだカバー出来ないこともある。

なにかというと、ホスピタルアートの作品加工だ。写真パネルを展示しているけど、その加工作業が、僕には無理だ。

何度もチャレンジして試行錯誤しているけど、なかなか綺麗にカッターで切れないし、貼れない。不器用なのは大人になってからも同じであった。全然うまくいかない。

まさしく
なにやってもあかんわ状態

ホント、不器用じゃない人からしたら不思議かもしれないけど、絶望的な不器用の僕からしたら無理なのだ。あきらめずに試行錯誤中なものの、まだまだな気がしている。

そこで、この加工作業を友達や、チームを作ってみんなでしています。

そしたら、これがめちゃくちゃ楽しい!!のです。みんなでワイワイ、あーだこーだ言いながら、「こうした方がいいのでは?」と試行錯誤している。すごくおもしろい。まだまだホスピタルアートは普及していないから、こういう経験ってなかなか出来ない事もあるかもしれないけど、めちゃくちゃ楽しい。今では、なにやってもあかんわ状態でよかったと思っている。こうじゃなかったら、一人でやってこの楽しさがわからなかったと思う。文化祭の準備をみんなでするかんじ。まだまだホスピタルアートはわからない事が多いから、こうやって手探りでしているけど、これもまためちゃくちゃ楽しい。

なにやってもあかんわ
も悪くない、と僕は思う。

なにやってもあかんわ、ならばなにやってもあかんわなりのやり方ってあるはず。

なにやってもあかんわ

そうではない、と思う。

さあ、今日も次のホスピタルアートの展示作業に戻りまーす♪♪♪♪

大阪梅田でダイビングショップしてます

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