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挑戦している君へ━病院で海の写真を展示している理由

病院で海の写真を展示している理由



最近、4つめの病院で海の写真展示がスタートしました。僕は大阪でダイビングスクールを経営し、インストラクターとしてダイビング講習を行っています。病院から感謝状をいただきました。





ダイビングが大好きなので

この楽しさや癒しを伝えたくてこの仕事を選びました。普段は和歌山の海にお客様と車で行って年中潜っています。



ダイビングは冬用スーツがあるおかげで冬も海に入れます。このスーツの快適さを知らなかったら、冬に海に入っている事って不思議ですよね。体が濡れなくて体温が保たれるからこそ、快適に潜れています。秋冬はとくに海がきれいで、この時期にしか見れない生き物も多いので僕は秋冬ダイビングも大好きです。ほんと、冬用スーツのおかげ。だから年中ダイビングを楽しめています。

海の写真を撮るのも大好きです。カメラと防水カバーが創作に欠かせません。



ダイビング講習のほかに、今年から病院で海の写真を展示する活動もしています。ホスピタルアート活動です。



なぜこの活動をしているのか?

ブログでも何度も書いていますが、自分自身の経験が元になっています。



僕は先天性十二指腸閉鎖症という病気を持って生まれ、生後3日で手術をしました。今はもう通院していませんが、12才まで通院しています。その通院している時に「病院の待合室や診察室にもっと色んな絵や写真があったら気がまぎれるのになー」とずっと思っていました。まだ幼い事や、お医者さんや看護師さんにスゴくよくしてもらっていた事もあってその願望はついに口に出す事はなかったのですが、通院中ずっと願っていました。壁や診察室に少し、アンパンマンの絵が飾ってあった事も覚えています。幼稚園の頃まで勇気を沢山もらったけど、小学生になるとほかの絵も見たかったんですよね。



「アンパンマンも好きだけど、もう小さくないからほかの絵とか違うのがいい」

誰かにしてほしくて心の中で誰かがしてくれる事を願い、待っていました。



12才の誕生日に主治医に

「もう大丈夫、頑張ったね」

と言われて通院が終わってからも、その時の自分の心情は忘れたくても忘れられずに頭の片隅に残っていました。



そして僕は大人になり、あれら20年はたつから病院も誰かのおかげでかなり変わっているんだろうなと思っていたら、そうではない事を知りました。



全部の病院がそうとは限らないけど、まだ僕が通院していた頃から時が止まった所が多い事を知りました。



誰かはいなかった。



いまこうしている間にも、闘病している子供たちは日本全国に沢山いる。



当事者として、その気持ちが痛いほどわかる。しんどい事、落ち込む事、気を紛らわしたい事、不安な事、わかる。



いま誰かがいないなら

自分がなる、と決めました。

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病院で海の写真をこんなかんじで展示していただきました。次にできる所を探しています。もしできる所があれば教えてほしいです!コロナを考えてパネルを郵送して設置していただいてます。



小児病棟以外にも、休憩スペースやレントゲン室の前で展示いただいてます。通院していた病院の統合先の総合医療センターで展示するのが夢です。



大阪でダイビングスクールをしながら





日本各地の病院でホスピタルアートを広めたいので、これからも頑張ります!もし可能な所があればご連絡お願いします。




プロフィール





大阪ダイビングショップ

RIZE

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※ 中津駅から徒歩5分☆
大阪市北区中津2-5-31の一階
OPEN 12:00〜21:00
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※どちらも日帰り・無料送迎してます☆



ホスピタルアートをテーマにした小説を書きました。





















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