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あの頃が非日常、制限だらけが日常

コロナの影響であまり海に行けなかったので、撮影した海の写真や動画を見る事が去年から多くなりました。

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YouTubeチャンネルに水中動画を投稿しています

海外はまだしばらくは難しいですよね。

ああ、色んな所に行きたいな、どこでもドアがあったらいいのにな。ドラえもん来てくれないかな、なんて考える日々。こう願うのは僕だけではないはず。リモートワークの日常を送るのもしんどいですよね。ワクチン接種が広がっていっているから、こういう日常ももうすぐで終わりなはず。長い長い非日常。非日常なのに、長すぎて日常になってしまった。

あの頃が今は非日常で、制限だらけが日常。

僕の仕事はダイビングインストラクター

大阪でダイビングスクールをしています。店から関西の海に行ってダイビングライセンス講習をしています。ダイビングすごく楽しいです。息抜きに、癒しに、楽しみにしませんか?

海の中という非日常を教えるのが仕事。非日常は大好きだけど、こういう今の非日常は嫌だ。

昨日大阪は雨と雷が激しかった。雨の日、嫌いじゃない。

今は梅雨で、これが過ぎると夏だ。僕は夏が大好きだ。

夏、好きですか?

毎年、夏になると小学6年の誕生日を思い出す。

僕の人生で一番嬉しい誕生日。

何があったかというと、0才からずっと通院していた病院で、主治医の女医さんから「もう大丈夫、もうこなくていいよ。検査たくさん頑張ったね。おめでとう」と、検査の終わりを告げてもらった日だ。

最高の誕生日プレゼント。

検査や注射はもはや日常になっていたけど、それをしなくてよくなったのはやっぱり嬉しい。僕は先天性十二指腸閉鎖症という病気を持って生まれ、その3日後の9日にお腹を手術している。その跡は今も残り、はっきりとわかる。まあ、全然きにしてないけど。自分の病名をSNS で公表しているのは、同じ病気の子供や親に「元気に大人になれる」と伝えたいから。それだけ。自慢したい訳でもなく、大変だったねーとか言われたい訳ではない。お腹に大きな手術跡はあるが、全然気にしていない。なんなら、日常では病気だった事忘れています。長生きするつもりだけど、誰もが突然事故や病気で亡くなる可能性を持っている。それは自分も、みんなも。だから、そうなってしまった時、最後にかけた言葉やSNS に残した言葉で後悔をしたくない。今こうして生きている事や、この日常は当たり前じゃない。いくつもの奇跡の上で成り立ってるんですよね。

ああ、今年は去年の分も楽しみたいな、楽しもう。




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