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真木崇志
2018年9月13日 23:16
何故生きるのか? 心が疲れてしまった女子高生の、再生の物語です。僕たちの10代の数年を、ある事実とある視点を交えて、フィクションとして書きました。 初めて書いた小説を、加筆修正して載せていきます。 雨だ。 音は聞こえないけど、外はひどい雨だ。 ああ、帰るのもうっとうしい。 畠山美保は、数学の授業を軽く受け流しながら、頭では全く違う事を考えていた。高校三年の夏休み前といえば、たいていの受