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研究者がキャリアチェンジのために取得すべき資格

私はこの資格を取得したことで、取得後の転職活動が大きく変わりました。
5社書類を送付し、
4社書類審査通過、
3社内定を頂きました。
年収も500万円あがりました。
この資格で人生が変わったといっても過言ではありません。
そんな研究者が目指すにピッタリ、かつビジネス部門でも活用できる資格についてお教えしたいと思います。

研究者の方がビジネス部門や本社機能への転職を目指した際、
最初にぶち当たる壁が「書類審査に通過しない」です。
企業で研究をやっている方はほとんどが高学歴で新卒時の就活にはあまり苦労しなかった人が多いのではないでしょうか。
(こちらの苦労話は第二部で)

そんなテンションで転職活動を始めると現実とのギャップに打ちのめされることでしょう。私自身も一回目はそうでした。
最初に送った10の企業のうち、全ての会社からお祈りをされました。
研究活動で得られたスキルがビジネス部門では活用しにくい/できないと捉えられたからでした。

研究者が取得すべき資格、
それはPMP (Project Management Profesional)です。
PMPとは簡単に言うと、プロジェクトマネジメントに必要な知識やノウハウを習得していることを示す資格です。
よくあるKKD(勘・経験・度胸)に頼るのではなく、理論に基づいたプロマネを実行できることの証明となります。
IT業界で取得する人が多いのですが、医薬品や建設業界など様々な業界で高く評価してもらえる資格です。

ご存知の通り全ての企業の研究・開発・生産活動はプロジェクト単位で動いています。
全体を管理する人、一部の機能単位で管理する人は勿論、現場で実験を管理する人(=実験する人)もプロジェクトマネージャーと呼んで差し支えないでしょう(ミクロな視点で見れば)。
例えば一つ新しい化合物を製品として売り出したい場合、以下のような項目を部署ごとに検討されます。
化合物の構造、求める効果、安定性、生産性、コスト、危険性など。
全体を束ねる人、各項目をまとめる人、緻密な実験計画を汲み、スケジュール通りに求めるデータを出す人、全てがプロジェクトマネージャーです。

そして実はビジネス部門もプロジェクトが非常に多いのです。
製品を売るためのキャンペーン、社内のOperational Excellenceを上げるための施策、他社との協業イベントなどなど、経理など定常業務を担当しない人以外はほとんどプロジェクト単位で動いています。

PMPはそんな"プロジェクト"を効率的かつ効果的に進められるようなノウハウを取得できる資格となります。どんな業界、分野でもプロジェクトは存在するため、非常にニーズが高いです。

試しにLinkedInで"PMP"と検索してみましょう。PMPを取得していると有利に働くポジションが4373件Hitしました。
どれも有名企業で年収も高そうです。ある調査によるとPMP有資格者の平均年収は965万円だそうです。
https://www.geekly.co.jp/column/cat-position/pm-qualification-income/

PMPを取得し、プロジェクトマネージャー狙いで転職活動を実施すれば都会勤務の好待遇両取を実現できます。

PMPをもっと知りたくなった方はこちらへ。
https://www.pmi-japan.org/pmp_license/pmp/

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