見出し画像

勉強も複利で積み上げる


あけましておめでとうございます!!

経済的自由を目指すサラリーマンです

2021年元旦になりました。正月になるとやはり毎年1年単位の計画を考えます。今年一年は、去年や一昨年と比べて、どうすれば自分は成長できるか?何を学ぶべきか?どれくらい資産を増やすか?と考えます

願わくば、去年や一昨年よりも、今年一年で大きく成長し大きく資産を伸ばしたいと思っています。先日投稿した”朝活を習慣化して今年の目標を達成した”にも記載しましたが、例年に比べ昨年2020年は多くの勉強時間及び行動の時間を捻出することができ、成長と資産形成ができたと思います

ただし、成長や資産形成というものは、才能やよほどの幸運がない限り、地道に積み上げていくものです

昨年は個人的にもハネた年となりましたが、昨年の成功の土台には過去数年の努力があったと考えます。

金融の世界の積み上げ

これに類似する話としてお金についての話をします

金融の世界ではたまに出てくる話らしいですが、”10年前と今の100万円、 どっちが価値がある?”です

勘のいい方は分かると思いますが、金融の世界では資産に対し年間で数%のリターンが期待値として付帯します。さらに複利の効果((元本+リターン)*翌年のリターン)により、1年目よりも2年目、2年目よりも3年目、といった具合に資産は年々増加します

前日の質問について、仮に年間4%のリターンで10年間複利で運用すると148万円になり、単純に毎年4万円(100×4%)を積み上げた場合と比べると8万円プラスです。更に20年後は219万円(単純積み上げより39万円増)、30年後は324万円(単純積み上げより104万円増)、となり、経てば経つほど増加額も増えていきます

このことは投資を始める時期は早いほど有利だということです。

持ち家の頭金

更に類似するお金の話として、持ち家を購入する際の頭金の話です。持ち家を購入する多くの日本人は、若い時から貯蓄したお金、サラリーマンであれば300から1000万位程度を持ち家の頭金として使い、不足するお金をローン返済します

持ち家か賃貸か。よく議論される話題です。個人的な考えが人にはそれぞれありますが、資産運用の観点から言うと多額の頭金を投じての持ち家購入は非常に効率が悪く、もったいないお金の使い方です

前述のように複利の効果を使用して頭金を運用することで資産を増やすことができます。頭金が一番もったいないところは若い時のまとまったお金を一気に使用することです。頭金なく家購入できれば良い選択かもしれません

仮に頭金500万円を住宅35年ローンと同じ期間で年リターン4%で運用した場合の35年後の資産は、1973万円となります。これを一か月あたりの資産増加額で見てみると毎月4.7万円資産が増えることになります。持ち家を購入すると資産は一切増えませんが、頭金を投資に回すことで長期的に見れば賃貸コストを毎月4.7万円削減することができます。

勉強の複利効果

さて、 話を勉強に戻します。勉強にも複利効果があります。ここで言う勉強とは学校で学ぶ5科目のようなものではありません。 学校で学ぶ教科は互いに独立しており相互効果があまり期待できません(国語勉強しても算数の成績は上がりません)。

経済的自由に向けた勉強の内容は、支出削減、副業、投資です。一見これらは独立した活動のように見えますが、経済的自由を目標とした活動において相互作用があります。 一連の流れで言うと、 本業の収入からスタートし、支出を削減することで捻出されるお金、副業による本業以外の収入アップ、これらのお金を投資運用することで資産額をアップさせて行きます

この3つの因子がどれか一つでも飛び抜けた結果になると、他の因子への依存度が下がる(やらなくてもよくなる)、3因子全てを強化することで1因子のみを行った場合よりも目標達成へのスピードが速まる。

例えると、1因子が1%のリターンで積みあがっていくのに対し、3因子をやることで3%のリターンで年々複利で積みあがっていく。

*基本的な考え方は以前投稿した下記記事を参照ください

支出削減、副業、投資の大きな三つの活動は、 前述のお金の資産運用と同じく三つのうちどれを取っても、開始するタイミングが早ければ早いほど複利の効果により資産形成スピードが上がります

複利効果を狙う上で重要なこと

複利効果を活用するためには注意点があります。それはまず目標を設定することです。何でも構いません。10 km のランニングができるようになる、資格試験に合格するなど


次に重要なことは、目標達成するための重要因子に分解することです。ランニングの場合は、長い距離を走ることが目的ですから、筋力をつける、心肺能力を上げる、疲れない靴を買う、疲れないフォームを身につける、 定期的に練習する、上級者に相談するなどの、目標達成に向けた重要因子が考えられます。

そして重要因子の現在の自分の実力を分析し、さらに重要因子の優先順位付けを行います。そして優先順位順に練習の重みづけを行います。 そうすると大抵の場合は一週間単位で練習メニューが決まります。 例えば月水金は心肺能力強化のためにHIITトレーニング(短距離走と長距離走を混ぜて、瞬間的に心肺に高い負荷をかけるトレーニング)、火曜はジムで足の筋肉強化、土曜は上級者との合同トレーニングなどです。

この一連で考えるべきポイントは、複利の効果=相互作用です。心肺能力を鍛えるトレーニングでは結果的に足の筋肉強化にもつながります。上級者とのトレーニングは、全ての基礎能力の上昇も期待できますし、練習は難しい難しいフォームの修正にも使います。

このように目標に対して重要因子に分解し、優先順位と因子間の相互作用まで考えることで、効率的なトレーニング、及び飛躍的な進捗を得ることができます。 このやり方をスポーツのみならず勉強や資産形成などにも活用ができます。

単発勉強の効率の悪さ

逆に効率の悪いトレーニング、勉強方法としては単発勉強があります。どういう意味かと言うと、例えば英語を勉強する場合

英語には四つの 重要因子スキルが必要ですが (Reading/Writing/Listening/Speaking)、聞き流しなどで手軽に始められるリスニングだけをやり続ける方がいます。これでは他の三つの重要因子の勉強ができないため非常に効率が悪いと思います。他のスキルの勉強も混ぜて勉強する方が効果的だと考えます

さらに自習による英語勉強だけを考えるのではなく、英会話学校に行ったり、英語を話す人間が集まる コミュニティに参加したりすることで、リスニングのみならず、 Speaking のトレーニングにもなるため英語全体のスキル向上は自習よりもに早い速度で高まるでしょう。ハードルは高くなりますが短期間で急成長したい場合にはやるべき勉強法だと思います


さて、本日はここまでとなります
複利の効果を考えながら効率的に今年も勉強していきましょう

ご覧いただきありがとうございました
YouTube のチャンネルも開設しこれから動画をアップしていきますのでよろしければご覧下さい


サポート頂けると今後の投稿の励みになります!!