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常識的な体内時計を壊したい!

今週からぼちぼち動こうかな、と思い初めて、はじめての週末がやってきます。久しぶりに週末らしい週末。

週末らしいというのは、休めるぞ〜休むぞ〜という気持ちが盛り上がっているということです。

私が会社を退職してフリーで仕事をすると決めた理由はいくつか、というか沢山あるのですが、その内の大きな一つが、仕事とプライベートのバランスを取りたいということでした。

もちろん、会社に勤めながらも立派に両立されている方が多くいらっしゃいますし、その形を否定するつもりは全くありません。むしろ尊敬しています!

そうではなくて、純粋に私が決められたルールの中で動くことがあまり得意ではないので、だったら自分の責任の中で自由にやらせてください・・・という感じ。

なので、いざ本格的に仕事をし始めるに当たっては、1日のスケジュールはいわゆる「定時」にとらわれない働き方をするつもりでした。

ところがどっこい、自分の中の「定時」意識は思ったよりも奥深いところまで浸透していたようです。

平日にどこか出かけようものなら罪悪感があるし、
土日や夜は仕事しないようにしよう、
朝は早く起きて遅くとも9時には何か活動しなければ・・・!
などなど。

そういうスケジュールが悪いわけではないけれど、
せっかく一人で仕事をするのに、なんだかその特権を使いこなせていないようで、心の中に妙な感情がもぞもぞしている。

というのも、何かの本であるフレーズを知り、それがとても記憶に残っていて、それを実践したいという気持ちがあるのです。

それは、

「横」の時間軸を「縦」にする

ということ。

大人になって仕事を初めて、定年まで勤め上げた後はゆったり過ごす。
忙しい時期とゆったりな時期が年齢を重ねることで順に訪れる、というのが「横」の時間軸。

一方で、「横」の時間軸を縦に見るのが「縦」の時間軸。忙しい時期もゆったりな時期も、どちらも今という時間に同時にやってくるという考え方です。

私の言葉ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、要するに、一生のうちのゆったりの時期が老後だとしたら、そこまで待たずに先取りしちゃえ!ということ。そして、老後だからと言ってゆったりばかりでなく、忙しく動いちゃえ!ということです。(これは私の解釈ですが)

この考え方は、私にはとても響きました。
歳を取ったらあれをしたい・・とずいぶん先の未来を想像するよりも、今をどんどん積み重ねていきたいと思うのです。

だから、7日のうち2日休むのが社会の常識かもしれませんが、別にそれを3日、時には7日全部休んだって、一生という長い時間で見て上手く回っていくように生きていきたい。

それなのに!私の体内時計はしっかり常識的な時間を刻みます。
もう少しアバンギャルドになってくれていいんだけどなあ。
と、思いながら、気分はすっかり週末モード。

「縦」の時間で生きるにはまだまだ時間がかかりそうです。


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Akari Miyama
OKUYUKI という屋号のもと今春ライフスタイルコーディネーターとして出発しました*・゚* before>書店 図書館 出版社 日々当たり前に受け入れている物事の背景、そこに潜む課題に少しの関心や好奇心を持ち「知ろうとすること」を大切にするライフスタイルを発信しています!

**思いの丈はこちらの記事に書いております*



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