夫婦の妊活日記―遠距離夫婦の変化「ありがとう」
2024/2/19(月):妊活日記
今日も覗いて下さってありがとうございます。
こちらの記事は私たち夫婦の妊娠、流産、不妊治療の日々を振り返って書いたものです。
これを書いている現在の私は、不妊治療の甲斐あって妊娠しております。
読まれる方によっては、「妊娠している人の投稿」という現実は辛い気持ちになられるかもしれません。
そのような方は、読むことをお控えくださいね。
単身赴任中にがんばっていた漢方治療…処方される漢方の内容から、漢方治療を断念することにした私達。
結局、家で葉酸サプリとサジーをとって少し運動をするようにする…という生活に戻りました。
「冷え性を少しでも改善しよう」と宅トレで身体づくりをして、便秘改善にサジーを飲んで、授かった時のことを考えて葉酸サプリを飲む…
だけどタイミングの時に夫と会うことすら実現しない…そんな日々が続きました。
そして、そうこうしているうちに夫はマンスリーマンションでの単身赴任を終え、別の場所にホテルステイの単身赴任生活へ変わりました。
毎週帰って来てくれることへの安心感はあるものの、当時は公共交通機関内での痛ましい事件が起きたり、大きな地震があったり…と不安な離れ離れの生活に変わりはありませんでした。
不安ながらも得たことは多く、「無事に帰って来てくれる夫の姿が当たり前のものではない」ということを実感できたことで、そのときに思った感謝を当たりまえに伝えられるようになったのではないかと思います。
単身赴任後、母から
「あんたたち夫婦はお互いに良く”ありがとう”って言い合ってるから、すごいわぁ。お母さんも真似しようと思ってる」
なんて言われたり、親戚から
「旦那にあんまり”ありがとう”とか言ったら、男は調子に乗って当たり前のことせぇへんようになるから、言わんほうがいいよ。旦那にさせて当たり前なんやから!」
なんてアドバイスをもらうようになりました。
親戚のアドバイスは私にとって「お…ほっほ~ん…」て感じの明後日なものでしたが、母からの言葉は少し自信になりました。そして確かに、どちらが先に変わったのかは分かりませんが、夫も確実に小さなことに「ありがとう」を伝えてくれるようになりました。
今でも「ありがとう」や「大好き」を伝えられる関係でいられているのは、きっとこの頃の経験と自分たちなりに考えた結果なのではないかな?と思い、その頃を振り返っては有難い気持ちになります。
そして漢方の停止から数か月後、夫はやっと赴任を終えて一緒に生活できることが決まります。
夫の帰省をきっかけにとん挫していた特別養子縁組研修の受講もスタートし、私達の話題も変化していきました。
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