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11月30日は「カメラの日」
Twitterのタイムラインを眺めていると「カメラの日」というキーワードが数回目に入ってきた。どうやら11月30日は「カメラの日」らしい。気になってGoogleに文字を打ち込んでみる。正確には「オートフォーカスカメラの日」とのことだ。
今となっては当たり前のオートフォーカス。フィルムカメラ全盛期はマニュアルフォーカスが基本で、そのため写真は技術が求められ職人技であった。そこから露出が自動化され、フィルムカメラにもオートフォーカスが取り入れられるようになった。それが1997年11月30日のこと。2000年代に入ると時代はフィルムからデジタルへ移行しオートフォーカスが基準となっていった。今となってはピント合わせが難しく時間がかかるマニュアルフォーカスを敢えて選ぶ人は少ない。
例外的にフィルムユーザーはマニュアルフォーカスが当然だが、今ではAI技術の発展により高精度にフォーカスを瞬時に合わせられる時代。ピンボケ写真に出会う確率がぐんと下がったように感じる。
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そのためか、写っているのが当たり前でむしろ写りすぎているようにすら感じる。だからなのか最近はフィルム写真が再燃しており雑誌や広告で使用されている場面を多く見る。ピンボケしてたりブレてたり粒子で不明瞭だったりと今のデジテルカメラとは真逆。しかし、それに惹かれるのは事実。オートフォーカスが人から表現を奪っているような感覚を抱いている。
表現に応じてピントをどう扱うのか今一度考えたいものだ。
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SUBARU(マカベ スバル)
鳥取県在住 / なにげない日常をテーマに写真を撮っている / 出張撮影 / 写真イベント企画 / 鳥取のPR活動も行なっている。
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