見出し画像

『ラ・ラ・ランド』の結末はお好きですか

昨日は素敵なイラストをもう一人が描いてくれたので、映画の話をもう少しだけ続けたいと思います。
ラ・ラ・ランドという映画を皆さんご存知ですか。(※本noteはラ・ラ・ランドの結末について記載をしますので、未視聴の方は観てから本noteを読まれたほうがいいです。持論ですが、どんな映画も前提情報などの余計なノイズなしに観たほうが絶対面白いですよ)

『ラ・ラ・ランド』って?
■2017年公開(日本で)のミュージカル映画。
夢に向かって頑張る女性と男性の物語。

※詳しくは映画『ラ・ラ・ランド』公式サイトhttps://gaga.ne.jp/lalaland/about_sp.html をご覧ください。

この映画、オチの評価が二分される作品だと思ってます。

最高か最悪、の二択。

ある人は傑作だと言い、ある人は最悪だという。


※ここからは物語の結末に触れます※

思うにこの映画はより現実的に物語を描くことを優先させたのかなと。日常によせた非日常の映画。非日常側からの「日常への呼びかけ」ともいえるような。きっと映画なら、物語なら、「ミアとセブは結ばれていつまでも幸せに暮らしましたとさ、おしまいおしまい」で終わるのが一番綺麗だし「創作物的(映画的)」である。しかしこの映画はそれをしない。セブとミアの「だったかもしれない世界」を流して、でもそうはならなかった。と描き切るのだ。

全てうまくいくとは限らないけど、それでも自分たちの選んだ最大限の結論から最大幸福の幸せを感じている、んです。だからこの映画はすごいし、評価され支持されているんだと思うんです。

でもね、これは映画なんです。創作物で非日常なんです。だから日常では起こり得ない「ハッピーエンド」が欲しいんですよね。せめて物語くらい何もかも思い通りになって幸せになって欲しいな。とむき出しの感情がわいてしまうのです。
なのでつらつらと書きましたが、私はラ・ラ・ランドの結末がすごく嫌いなんです。
現実は思い通りにならない、そしてラ・ラ・ランドも思い通りにならない。それが人生なんでしょうね。たまに仲良くなった人へラ・ラ・ランドのオチが好きか否かきいてその人を知ろうとしたりもします。みなさんはどっち派ですか?

まあこのnoteを書きながらまたラ・ラ・ランドを上映してるんですけどね。嫌いだけど好きなんです。

もしあなたのお気に入りの作品でラ・ラ・ランドみたいに、結末が視聴者の受け取り方でハッピーエンドかバッドエンドか、変わる作品があれば是非教えてくださいね。

今週もお疲れ様でした、ではまた(k)

※イラストはみんなのフォトギャラリーから引用してます。問題があれば削除しますので、権利者の方はお申しつけください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?