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【将来、結婚して子どもがほしいと思っているすべての女性へ -私に不妊の可能性があると分かるまで①/2】

ここでは、私自身の不妊治療の実体験を赤裸々に書いていきます。
将来、妊娠・出産を希望するすべての女性のご参考になればと思い、ブログにしました。

まずは、私が、
「不妊の可能性がある」と診断されるまでの経緯を綴っていきます。

治療開始前、人生で一番しあわせだったとき

私は3年間の壮絶な婚活を経て、仏のように優しい今の夫をゲット。
付き合ってちょうど1年となる、2020年11月16日に入籍しました。

ちょうどこの頃は、新型コロナの第一波が少し収まり、政府が「GOTOトラベル」を推し進めていたころ。
私たちはこのGOTOトラベルに乗っかって、通常より20万円も安い価格で新婚旅行に行き、
沖縄万座ビーチの透き通った海をバックに、二人だけの結婚式をしました。

夫とチャペルに入った瞬間、真っ青な海と、明るくて白すぎる太陽がパァッと目に飛び込んできて、思わず涙がこぼれたのを思い出します。
今までの婚活の苦労は、この人と結ばれるために必要な試練だったんだなと初めて腑に落ちました。

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5泊6日の新婚旅行は、それはそれは楽しくて、幸せで、優雅で。
パラセーリングをしたり、シュノーケリングをしたり、船で離島めぐりをしたり…
今までの人生、仕事も恋愛も何もかも、正直あんまりうまくいっていなかった私が、
こんなに幸せな日々を過ごしていいのかと不安になるくらい。

いや、でも私の人生はこれから。
今までたくさん苦労してきたんだから、きっとここからは右肩あがり!!これ以上下がるわけがない!!
言い聞かせるように何度も何度も心の中でつぶやきました。

この先、すぐに、もっともっと辛いことが待っているなんて。
(実はなんとなく、そんな気がしていたけれども・・・)

きっかけは婦人科での「ブライダルチェック」

新婚旅行から帰ってきたその日、夫が言いました。

「結婚式も無事に終わったし、そろそろ子どもを考えない?」

いつも以上にやさしい笑顔で、真剣な口調でした。

「この人とだったら、きっとこれからどんな困難があっても乗り越えられるだろうな」
「この人にそっくりな、かわいい赤ちゃんを見てみたいな」

心からそう思い、私たちは子どもをつくることにしました。

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しかし、同時に私の中で不安が…

「私の身体、どっか悪くないかな。今の状態で妊娠しても大丈夫なのかな」
「職場の健康診断では分からないような病気が隠れていたらどうしよう」
「もしも私の身体の状態がお腹の子に影響するようなことがあったらどうしよう」

妊娠するかもしれないとリアルに考えたとき、こんな漠然とした不安が頭から離れなくなったのです。

なら、子作りする前に身体の状態をチェックしよう!と考えネットで検索。
妊娠前に行う簡単な身体のファーストチェックとして、「ブライダルチェック」というのがあるのを知りました。

検査内容は婦人科疾患に特化したものがメイン。
クラミジアや淋病、HIVなどの性感染症の有無、子宮頸がんの有無、甲状腺の検査、卵巣の超音波検査などなど…

「え、HIVとかだったらどうしよう。そういえばあの時付き合ってたあの人、なんか遊び人だったかも…」

とか考えてめちゃくちゃ不安でしたが、見て見ぬふりするよりもう受け入れるしかない!

さっそく予約を取り、病院へ向かいます。
主な検査は血液検査。それ以外は、ガラガラうがいをして喉にクラミジアがいないかの検査と、卵巣の超音波検査でした。

結果は約10日後。
ちょっと性感染症は自信なかったけど(笑)、それ以外は健康体だしきっと大丈夫だろうとも思っていました。

夫もブライダルチェックを受けることに

私がブライダルチェックを受けることを話すと、夫自ら「俺もやる!」と。
男性版のブライダルチェックもあり、精子の運動量や奇形率、その他通常の健康診断では検査しない、
身体に含まれるミネラル量や金属量なども詳しく調べることができます。

「え、おれ無精子症だったらどうしよう・・・」

と不安がっていましたが(笑)、私と同じく「病気は早めに分かったほうがいい!」と思ったようで、
すぐにクリニックを予約し検査を受けてきてくれました。

二人ほぼ同時に検査を受けたので、結果もほぼ同時。
何もないことを祈るばかりの、ちょっぴり不安な10日間を過ごしました。

結果は・・・

検査結果を聞きに、再度受診。
直前になると心臓はバクバク、手もかなり震えていました。

名前を呼ばれ診察室に入ると、診察台の上にはすでに結果用紙が置かれていました。
医師の説明よりも前に、目に飛び込んできたのは、
濃いピンク色のマーカーで印をつけられている箇所。

血の気が引きました。

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「やばい、やっぱなんか悪かったんだ…!!!」

真っ青になっている私の顔も見ずに、医師は淡々と告げました。

「だいたいは大丈夫なんだけどね、一つ問題がある」

そう言いながら指をさされたのは、やはりあのピンクのマーカーの部分。
医師は続けました。


次回に続く!


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