梅雨ダルダル警報②~今日からできる養生4選~【季節の養生】
じめじめだるだるの梅雨の季節。前回は「湿気」が「脾(ひ)」(≒胃腸の働きのイメージ)を傷つける、というお話をしましたね。
今回は今日から実践できるの養生法をお伝えします。
前回の記事はこちら▼
中から&外から!ダブルで湿対策が必要な季節です
「脾」を守り、梅雨ダルダルを防ぐ養生法は2つ。
・ 体の「中」の湿を取る
・ 体の「外」にある湿を減らす
これだけなんです。ではひとつずつ説明していきましょう。
意外と簡単。「湿(しつ)」(体の中の余分な水分)をとる食べ物&食べ方3選
この時期、体の中の水はけを良くして、「湿」を取る食べ物、食べ方を今回は3つだけお伝えします。
①もやしを食べよう
詳しくはこちらの記事を。以前管理栄養士のまぐさんがレシピを挙げているので参考にしてみてください。
また、もやしをレンジでチン!して乾燥わかめと鶏ガラスープを入れて混ぜるだけの「簡単もやしナムル」もおススメ。
もやしの水分で乾燥わかめが戻ってちょうど良い頃合いに!
(節約薬膳家、わだきなこさんのレシピを参考に作ってみました▼)
② 豆類を食べよう
豆は炊いたりするのが面倒なので、豆を使ったお茶を飲むのもおすすめ。
(無〇良品で、「小豆茶」「黒豆茶」などが販売されてますよね。)
豆の中では「小豆」が一番利尿作用があり、むくみも取れます。
ただ、前回お話したように砂糖で炊いた「あんこ」では効果半減。
そこで……
缶詰のお赤飯用「ゆであずき」をご飯と炊いて「あずきご飯」にするのもおススメ。
③体温より温かいものを飲もう、食べよう
前回の記事でお話した通り、胃は冷たいものを嫌います。
胃内の温度は37℃前後。冷たい飲み物を飲んで胃の温度が1℃下がると、その1℃を元に戻すのに4~5時間かかると言われています。胃が冷えると、一時的に代謝が下がり、消化も巡りも悪くなります。
でも、どうしてもカキ氷が食べたいときもある!そんな時はせめて温かい白湯と一緒に食べるようにしましょう。
体の外にある湿を取る方法 物理的にアプローチ!
これは、まぐさんが記事にしてくれています。そう、「部屋の除湿」!
湿度が高いと皮膚から汗が蒸発せず、発汗もうまくできません。すると体の中により一層水がたまることに。
物理的に湿気を取って、これ以上体が「湿」を溜め込まないようにしましょう。
今日のまとめ
①もやしを食べよう
②豆類を食べよう
③体温より温かいものを食べよう、飲もう
④除湿しよう
今年の梅雨は中からも外から「湿」を取って、ゴキゲンに過ごしたいですね。
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