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withコロナ社会で重宝される人材の3つの特徴

こんにちは。働き方改革コンサルタントの中村 まいです。
やっと東京に青い空が現れ、晴れやかになってきました。
ですが、今日報道された過去最多の280名を超える感染者数に不安を感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

新型コロナウィルスの猛威により、再び緊急事態宣言が発令され、いつまた移動に制限がかかるかわかりません。
企業は感染へのリスクを下げるためのビジネスモデル、サービス・商品の提供方法、社員の働き方など迅速に対応をしなくてはなりません。

そして、企業が決めた方針を行動に起こすのは社員です。

変化が加速している中、企業も社員もスピーディーに行動を起こさなければ生き残れません。
この激動の時代で重宝される人材の特徴を3つご紹介します。

① 対応方針を自身の行動まで落とし込む

企業が打ち出した新型コロナウィルスへの対応方針を、自分自身の行動レベルまで落とし込む「具現化力」が重宝されます。
具体的には

・ 対応方針を現場の観点から情報を肉付けする
・ どのような作業が必要で、誰の協力が必要なのか洗い出す
・ 取り組みを完遂させるための作業計画を考える
・ 協力が必要な関係者と詳細なスケジュール調整をする

というように、漠然とした対応方針をどう自身の業務に反映し、進めていくかイメージできるようにすることがポイントです。

② 問題から逃げずやり遂げる

取り組みを実行し、変化の荒波を企業が乗り越えるためには、各社員が与えられたミッションを達成していかなければ実現しません。
そのためには問題から逃げずやり遂げる「推進力」が重要だと考えます。

新たな取り組みを実現するために社員に課したミッションが困難であり、長期化すればするほど、予定通り何事もなくスムーズに進むことは、まずありえません。

アフターコロナを契機に企業を取り巻く環境変化は加速しており、それに伴う大幅な修正や遅延、組織間の利害不一致による軋轢、コロナウィルス感染による仲間の離脱など、ほぼ何かしらの障害が発生することでしょう。

「推進力」とは、ただ自分に与えられた業務を一生懸命やることではありません。
取り組みの妨げとなっている問題を発見し、前に進めるために原因特定や対応に奮闘することを指します。
問題と正面から向き合い、出来ない理由ではなく出来るためにどうするか考え抜き、やりきることが重要です。

③過去にとらわれず、臨機応変に活動する

先々のことをどれだけ見通そうにも、100%正確な予測というものはありえません。

取り組み実行段階で、予想外な悪影響の発覚や対応していた危機と異なる危機の発生など、状況の変化によって取り組みそのものの無効化や実現化が困難になった場合、取り組みの大幅な変更が起こり得ます。
取り組み実現のための時間、努力、想いがムダになると反発するのではなく、「状況が変わった」と、受け入れ、前進する必要があります。

今まで費やしてきた「時間」や「労力」は、回収することが出来ないサンクコスト(埋没費用)です。
どれだけ努力していたとしても、「過去の努力」を切り離し、「今後どう行動すべきか」考え、臨機応変に活動できる「適応力」を身に着けることが変化の荒波を乗り越えるために重要だと考えます。

今後の予想と私たち

新型コロナウィルスの第二派到来により、ますますデジタルトランスフォーメーションが加速し、働き方やビジネスモデルが変わることが予想されます。
変化に取り残されないために、他業種・異業種の専門スキルや知見を借りることで新しい取り組みの推進力をあげるようになるでしょう。
オンラインコミュニケーションが中心となり、「集まる」ハードルが低くなったことが後押しにもなっています。

変化に適応できる力を持っていなければ、生き残ることは出来ません。
変化から目を背けず、自分がどう変わる必要があるのか考え、行動することが自身の未来を切り開くことに繋がるのだと思います。

変化をピンチと捉えず、逆にチャンスと捉え、
本記事でご紹介した3つの力を使うことを意識していくことで、
皆さんの更なる飛躍へとつながれば幸いです。


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