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‪⿻‬この曲記念日‪⿻1567.5.15

今日は、イタリアの作曲家クラウディオ・モンテヴェルディの誕生日です。
……そして!私の誕生日です!わーい!

クラウディオ・ジョヴァンニ・アントニオ・モンテヴェルディ(1567-1643)
オペラ《オルフェオ》より トッカータ、リトルネッロ

モンテヴェルディは16-17世紀の作曲家であり、チェンバロ奏者・歌手です。音楽史でいうとバッハなどのバロック音楽よりさらに前、ルネサンス音楽と呼ばれる時代を作った人
そんな時代の方なので、誕生日といっても洗礼を受けた日なんだけど。この人と同じ誕生日ってのを割と自慢にしております。

私のモンテヴェルディ作品との出会いは(=ルネサンス音楽との出会いでもある)、小学5-6年生のころ。大人の混声合唱団に参加させてもらえることになり、そこで歌ったのがこのモンテヴェルディの宗教曲でした。
合唱と聞いて想起されるものとは全く違って、それぞれのパートが独立して絡み合って、自然な和音とは言えないけれど不思議で神秘的な響きに、堪らなく魅了されました。

彼の代表作品からオペラ《オルフェオ》を。オペラの歴史でも最も古いとされています。
これは、オルフェオとエウリディーチェの愛をめぐる、地上と冥界(死後の世界)を舞台にした物語です。
このオペラは5幕からなっていて、そう聞くと随分と大規模に思えますが、実は1幕15〜25分ほど・休憩なしの全部で約2時間というコンパクトな構成です。
(オペラはここから時代が進むにつれて、超大規模なものも生まれていきます)

ルネサンス期の音楽と聞くと宗教的で難しそうなイメージが持たれるかもしれませんが、内容は実に分かりやすいものです。
この機会にぜひ映像で観てみてください!

stand.fm、Podcastにてピアノ演奏を収録、配信しております。合わせてぜひご視聴ください。↓

ご覧いただきありがとうございました。
次の配信をお楽しみに!

参考文献
『1冊でわかるポケット教養シリーズ 1日1曲 365日のクラシック』2019/11/20発行,近藤憲一/著

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