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推理が行き詰まったら、物事を「象徴化の目線」に切り替える

漫画やアニメにでてくる様々なキャラクター、場所やストーリー展開は「象徴」として扱われています。

「そういう人がいるんだ〜」「そういう国があるのか〜」と言葉通り、物質的に捉えるのではなく、

登場人物や舞台装置は「心の擬人化」「現象の擬人化」「心象風景のメタファー」として存在している

という目線で捉えると、それぞれの役割や関係性、全体像(作者が言わんとしてること)が見えてきます。

象徴化の目線は「現実」にも適用できます

ここ数年のピャン・デ・ミック騒動ですが、これを「象徴的に見る」と意味深な絵が浮かび上がってきます。

それは誰も実在を証明できない「透明な虫」

「テレビ」で言われている。「SNS」でウワサされてる。
病気になれば全部「そいつのせい」にされる。

でも、誰も実在を証明できない。
誰も虫をみたことないのに、虫だ虫だと大騒ぎ。

それは「テレビ」から出てくる虫。

なぜか効いちゃう駆虫薬??

みんなのアタマの中に蠢く虫。
一人歩きのウワサ、テレビの司令のまま、虫のために行動する。

まるで、宿主を乗っ取る寄生虫みたい。そいつには、なぜかイベルメクチン(駆虫薬)が効いてしまう。

なぜか効いちゃうED治療薬??

全世界に売られた「虫除け薬」
実在しない虫を除ける薬(と言われてるなにか)

その薬をつけて、聞き分けよく、何も望まず、言われた通りのことだけをすると「よいこだ」と言われる。

まるで、去勢されて従順になった家畜みたい。副作用で気を失った人には、なぜかバイアグラが効いてしまう。※女性でも

ゴールデンカムイ 二瓶鉄造

因果関係が見えない時こそ「象徴化の目線」を使う

結果だけがあり、原因がわからない。何故そうなるかわからないが、実際にそうなっている。どうにも全体像が掴めず、次々おきる展開に振り回されてしまう・・・

そうした時は、「これはまるで●●のようではないか?」と、象徴化する目線に切り替えてみましょう。

気になる物事がどのような「要素」で構成されているのか?
バラバラに分解して並べ直してみてください。

このプロセスの身近な例は、Instagramのハッシュタグ

1枚の画像、1つの投稿内容に対して、それを象徴する要素やカテゴリー をタグとしてつけますよね。基本は同じです。

「同じタグをもつ別の画像」を並べたら「類似性・相似性」を探りましょう。まったく別の角度から見直すことで 今までにない解釈 が浮かびあがってきます。

トリックアート(多義図形)は「どうフォーカスするか」「どこを境界線とするか」「どのように切り取るか」でまったく違う絵になりますが、象徴化の目線も本質は同じです。

象徴化の象徴=トリックアートといえます

コ口ナ(風邪症状に似たウイルス感染症)に駆虫薬やバイアグラが効く理由は、現時点では「不明」とされています。

しかし、象徴化の目線を使うことで「3D領域の因果関係ではなく、4D領域の相関関係があるんだな」と読み取れます。

推理が行き詰まってしまった時に、是非ご活用ください。

自然栽培・オーガニック食品の生産者に還元します