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第534話 【考え方】【3】もったいぶらずに、具体的なアドバイスをしてくれ!

※kindle本の『挿絵』を描いてくださるイラストレーターさんを募集します
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今日の記事は、kindle出版する『いいかい、タケルくん』
サブタイトル、
『ブサイクで21年間彼女ナシの僕が「彼女なんて簡単にできる!」と、そう言い切れる理由』の、初稿です。

ここに初稿を書き、推敲して、専用ブログサイトへ、
そして、対話形式に加筆修正してkindle出版します。

以下、
【考え方】【3】もったいぶらずに具体的なアドバイスをしてくれ! 
です

※54歳のタケル初老がタイムスリップして、高校1年生のタケルくんにアドバイスします
※タケルくんは、いわゆるこじらせ男子です
※固有名詞以外は、実話です(タケルとは、なせじょーじなのです)


◆もったいぶらないでよ!

おお? タケルくん、どうしたの? 今日は随分、イライラしているねぇ。

僕のことを全て知っているのなら、もったいぶらずに教えて欲しい!
もったいぶらないでよ!
これから僕が、「何を」「どうすれば」良いのかを、早く教えて!
僕がミホちゃんと交際できる、その成功する確率の高い方法を教えてくれ!


なるほど、そういうことかぁ。
まあ、無理もないかぁ。

ただ、誤解しないでくれ。僕は別にもったいぶっているワケじゃないんだ。

まず、大事なことを言うね。

君は僕だけど、僕とは違う人生を歩むんだ。

いいかい、大事だからもう1度言うよ。

君は僕だけど、僕とは違う人生を歩むんだ。


その理由は、僕がこうしてアドバイスしているからなんだ。僕が高校1年生のときには、54歳の僕は現れてくれなかった。その結果の人生を、初老の僕は歩んできた。

君には、こうして僕が現れた。だから、来年、再来年の君は、もう、僕の知っている人生とは、違う人生を歩んでいる。

そうなると、もう僕は、【結果を知った上でのアドバイス】ってことが、できなくなる。

君は僕で、僕は君だけど、時空の『層』が違う。

ここから君は、僕とは違う【君の人生】を生きることになる。そして、僕が君にアドバイスできる期間は、あと3ヶ月くらいだけなんだ。

だから、タケルくん。
君に、答えのようなものを教えても、意味はないんだよ。

君が、答えを導き出せるようにならないと。

例えばタケルくん。
数学の【解き方】を理解しようとしないで、「とにかくこの『問い1』の答えを教えてくれ。丸暗記するから」と、数学嫌いのYくんが言ってきたとしよう。

どう思う?

同じ問いがテストに出たとしても、数値を変えられていたなら、丸暗記した答えは無意味になるよね。

今、タケルくんが僕に、「何を」「どうすれば」良いのかを教えて! というのは、それと全く同じことなんだよ。


◆答えを教えても意味はない

有名な話をするね。2021年では、もう超有名な例え話だ。でも、1982年なら最先端の例え話だよ~。

飢えてお腹がペコペコのライオンがいる。
そこに神様が現れ「望みを1つだけ叶えてあげよう」と言う。
1頭のライオンは「肉をくれ」と言った。
もう1頭のライオンは「肉を得る為の【狩りの方法】を伝授してくれ」と言った。

どっちのライオンが賢いと思う?

そうだ。後者のライオンだ。

この例え話は、

魚を欲する者と、釣り方を教えて欲しいと望む者

という言い方も、良くされる。


いいかい、タケルくん。

君が得なければならないのは、方法や、言葉、などではない。
それを、導き出す「考え方」なのさ。

これは理解してくれたかい。
おお~!良かった。

そんなんだ、僕はもったいぶってなんかいない。むしろ逆で、最短で君を導きたいと思っているよ。


◆ハウツーには用心せよ

タケルくん、憶えておくとイイ。

ハウツーに【本物】は少ないということを。

ハウツーとは、「何を」「どうすれば良いか」を教えてくれる、テクニックのようなものを言うんだ。そして、そういうテクニックがたくさん書いてある本を「ハウツー本」と言う。

ハウツー本の中にも、【本物】はある。だが極一部だ。見分け方は、事の枝葉ではなく、幹や根っこを語っているかだなぁ。

例えば、女子に向けて「モテる法則」というのを説いている本があった。
その本では、

口をポカンと開けると「モテる」

と説いていて、僕は本当にビックリしたんだ。

まず、その教えを実行する女子が、「色々な女子がいる」ということが考慮されていない。

その著者の言い分は「少しスキがあった方が、男性はそれを色気と感じる」というモノだった。まったく見当違いとは言えないかもね。

でも、もしあまりルックスの良くない女子が、そのアドバイスを真に受けて、口をポカンと開けるように努力したなら、どうなるだろうか?

おそらくは、高確率で「だらしのない女の子」と思われてしまうだろう。

このような「ポカンと口を開ける」などは、状況が、2人きりで、少しお酒が入って、いいムードになってとか、「ほんの少しだけ口を開ける」とか、色々な注釈が本来必要なのだ。

そして、相手の男性の性格やタイプも考慮されていない。

ただ女とやりたいだけの男には効果があるかもしれないが、真面目なタイプの男子や、女子に困っていない男子には、逆効果も考えられる。

なんだコイツ、って思われかねない。


他にもね。

ルックスに自信のない男子に向けて、YouTubeでアドバイスしている…
あ、YouTubeかぁ~、ええっと、何っていうか、ま、未来ではね、個人でもテレビ放送のようなことができるようになっているんだわ~、で、そこでのアドバイスで、ルックスに自信なくても女の子を口説ける簡単なテクニックというのが、紹介されていたのね。

で、観てみたら、そのテクニックとは、

「女の子に何かを教えてあげる」
「美味しい店に何度も連れていくでも良いし」
「定期的にそういうことができる関係になって」

というのが【前提】なの。
これが、できる前提で、そこからのテクニックの紹介なのよ。

だから僕はその先を観ていない。だって、まず「女の子に何かを教えてあげる」ってことが簡単って、どういうこと?って思わない?

「美味しい店に何度も連れていくでも良いし」も、これって、デートに誘えってことじゃん? 挙句には「定期的にそういうことができる関係になって」、そんなのできたら苦労してねぇよ! ボケって言いそうになったもん。

前提がクリアーできてないのに、そのテクニック、絶対に無意味でしょ。

で、結論は「ギブしろ!」って言ってたわ~。求めないで、まず与えなさいって。まあ、これは本質ではあるけど、コンプレックスを解決してからの話なんだよねぇ。

コンプレックスを抱えている男子には、まあ、無意味。


でね、タケルくん。
ハウツーでも、「タブー」なら参考になるんだよ。憶えておいて。

いづれ「タブー編」で、思いっきり教えてあげるけどね。ダメを避けるのは役に立つ場合が多いんだ。


◆今日のまとめ

・答え、方法、言葉、なんかを丸暗記しても意味はない

・そのときそのときでベストを導き出す、そのための「考え方」が重要

・ハウツーに本物は少ない

・ハウツーでも「タブー」は参考になる

明日は、【なぜ考え方が重要なのか】を、もっとストレートに解説しよう。
今、タケルくんは、木に例えると、根っこを作っているんだ。

大いに期待してくれ。

じゃあ、また明日な。


=== ここまでを、コピペ&推敲しサイトに投稿します ===

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