見出し画像

腎臓病でもおいしいカレーを食べたいんだ!



自分はレトルトカレーが食べられない。
塩分が多く腎臓に良くないせいもあるけど
日常的に減塩食にしているせいか
レトルトカレーはしょっぱいんだよね💦
それに、レトルトに限らず
カレーには油脂も大量に使われていて
これも腎臓に(ダイエットにもだ)
悪そうな感じがする。
なのでカレーを食べたければ
自分で工夫してつくるほかなくなった。

とはいえ、腎臓病食を作りはじめた当初は
塩分を控える目的で
ルーでなくカレーパウダーを使ったら
だしを入れ忘れた味噌汁のような
見た目だけ普通の激まずカレーが出来た。
ならば、と
今度はカレールーの量を減らしてみたら
単に水の量を間違えただけのような
見た目だけスープカレーになった。
まぁ汁を飲まなければ減塩になるんで
しばらくはこれが定番のカレーになった。

ある時、あいだをとって
カレーパウダーとルーの両方つかったら
偶然いい感じのカレーが出来たんだ。
賞味期限切れが近かったパウダーを
消費したかっただけなんだけどね(笑)
以下はそのレシピです。


【材料】(2皿分)
⚫︎好きなお肉   適量
(自分は豚ロース薄切り 6枚)
⚫︎玉ねぎ  中1個
⚫︎人参  カットして玉ねぎと同量くらい
⚫︎じゃがいも  お好みで。
⚫︎しめじ (好きなキノコ、無しでも)
⚫︎市販のルー 1かけ(1箱の1/8)
⚫︎小麦粉 大さじ1
⚫︎カレーパウダー  大さじ1
⚫︎オリーブオイル  適量
⚫︎ガーリック  適量
⚫︎粉末ショウガ(無しでも)
⚫︎ケチャップ(お好みで)
⚫︎ローレル(無しでも)

【作り方】
❶お肉と野菜を食べやすくカット。
❷鍋にオリーブオイル大さじ1を入れ
お肉と野菜を炒める。
★ガーリックやショウガはここで投入。

脂質やカロリーをダウンしたいなら
①少なめのお湯でお肉を軽く茹でる。
(お肉を茹でた湯は自分は捨てる)
②カットした野菜は電子レンジで加熱。
玉ねぎとにんじんは柔らかくなるまで
じゃがいもは煮崩れるので加熱は短め。
★これで炒め油を使わずにすむ。
★肉を茹でた湯は捨てずに使ってもいい

❸炒めた(レンジ加熱した)肉と野菜が
しんなりして火が通ったら
❹さらにオリーブオイル大さじ2を追加。
❺薄力粉とカレーパウダーを
全体にまぶすように振り入れて
焦げないように弱火でしばらく炒める。
❻オイルと粉がなじんできたら
水を少量ずつ加えながらよく混ぜる。
★ローレルを使うならここで投入。

この段階では小麦粉でゆるいトロミと
カレーパウダーで色もついているけど
やけに黄色だしスパイスの味しかしない。
美味しいカレーの味にするためには
少量でも市販のルーを使う必要がある。
❼具材が柔らかくなるまで煮込んだら
ルーを投入して、またしばらく煮込む。
❽粉末ショウガやケチャップなどで
好みの味や色に仕上げて完成。

ルーとケチャップを使えばこの通り♪
塩分が足りなければ少量の塩で味を調整。

今回つかった市販のルーの栄養成分

このルーの使用量を減らしたら
塩分も油脂も、添加物もかなり減らせる。
でも単にルーの量を減らしただけだと
水っぽいサラサラカレーになっちゃうので
ルーを減らした分はカレーパウダーを
濃度はオリーブオイルと小麦粉で調整。

今回つかったカレーパウダー

原材料を見ればわかるとおり
パウダーはほぼスパイスのみだから
これだけでつくった場合は
ルーを使ったカレーの味にはならない。
これを知らないまま使うと失敗するよ💦

では恒例のあすけんチャートです。
このレシピでつくったカレー1食分の
塩分や脂質などの栄養成分がこちら。

ふつうにつくったカレーよりも
ずっと体に優しいと思う。
健康なら少し多めに食べても平気かもね♪
数値的にはダイエット向きじゃないかな?

自分は腎臓病になるまでは
カレールーの油脂量や塩分量なんて
気にしたこともなかったけど
ルーとパウダーとではこのくらい違う。
特に塩分はルーを減らしたカレーの場合
大幅にカットできるので
塩分が気になるなら
カレーパウダーを使うのがおすすめだ。
市販のルーだけでつくったカレーは
油脂や添加物が多いけど
これは油もオリーブオイル使用だから
ダイエットにも良さそうだし
脂っこいものを食べた時の重い感じは
このカレーにはない。
でも小麦粉でちゃんとトロミもついてるし
見た目はまったくふつうのカレーだ。
市販のルーをまったく使わない
カレー粉だけのレシピも普通にあるけど
両方つかうレシピのほうが失敗もないし
時短だし簡単だと思う。

よかったら試してみて😊
じゃあまたね〜👋