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社員を採用することの覚悟と大変さ

Noteの投稿にコメントを頂きました

前回、当社の記事で最近面談した感想として ” 転職回数が多い人が増えた ” と書いたのですが、それに対してコメントを頂きました。

転職回数が増えているのは人を使い捨てる会社が増えたからです。人不足の昨今、転職回数で人を判断せず、きちんと教育する制度を作って下さい。

コメント 意訳してます。。。

原文そのままではないですが、確かに納得させられるご指摘でした。実は2日前に人事コンサルをしている会社の社長と話す機会がありました。

「新卒採用している会社は何パーセントあると思いますか?」

と聞かれました。30%くらい?と聞いたら ” 1%未満 ”との回答でした。「多くの会社が新卒をいちから育てるのではなく、人が不足したらすぐに補充するため中途採用をしている」とのことでした。

当社は新卒を採用して4年目。新卒採用はとても大変で、コストがかかるのです。コメントに記載いただくように「教育制度」が必須になります。
1年以上掛けてカリキュラムを作り、今では ” 新入社員研修 ” というカリキュラムが出来ました。さらに中途に入社した社員を支援するため ” 導入研修 ” ができ、社員が気持ちよく働けるようリーダー職、管理職を育成する ” リーダー研修 ” ” 新任管理職研修 ” ” 管理職研修 ” が出来ました。
さらに成果を出すのに苦戦している社員向けに ” フォロー研修 ” も作りました。これは成果が出ないのは本人だけではなく上司も会社も最大限の支援を行うべきとの考えからです。
気が付いたら3年以上の年月が必要でした。。

つまり新卒採用するには、そしてその新卒をきちんとフォローするにはこれだけの期間と努力が必要になります。

でもおかげで以前に比べたら新卒社員も中途社員も退職率は大きく下がったと思います。

それでも足りないもの

でも足りないものがあります。それは何だと思いますか?

気持ち」の支援です。

例えば仕事をしていても ” 周りがフォローしてくれない ” ” なんだかやりがいがなくなった ” ” 孤独だなぁ ” …って思ったことありませんか?
私は思ったことがあります。

つまり研修制度だけでは満たされないのです。

そのために「部活動支援制度」「部門経費支援制度」があります。これは組織の中で横のつながりを何とか作ってほしいとの気持ちで作られました。

でもそれでも足りないのだと思います。

人事・育成担当には ” 社員にやりがいを持ってもらうために会社として何が出来るか? ” という課題を今年持ってもらっています。
人事・育成担当も20代半ばで社員の平均年齢と近いので、自分たちに当てはめて考えてもらえれば彼女たちらしい回答が出るのではないか?と期待しています。

社員は採用しても終わりではありません。
社員それぞれのやりたいことに合わせて、きちんとやりがいを持ってもらい、その上で会社として何が出来るかを追求しなければ会社が時代の変化に取り残されると思います。
そういう意味では人事・育成の仕事は終わりがない仕事なのです。。。

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