マイネームにまつわるエトセトラ
マイミっていうのは、ペンネームである。
直接会ったことのある方にはぽろっと言ったことあると思うんだけど、その由来は「マイナス思考」にある。
マイミの「マイ」=「マイナス思考のマイ」なのである。
学生時代、へたに進学校に進学したら劣等感をこじらせてしまった。
それなりに恋もしたけれど、自分を好きになれない私がだれかをちゃんと愛せるわけがなかった。
何を考えても悪い方へばかり考えて、その場で堂々めぐり。ちっとも思考の迷宮から抜け出せず、暗くなるばかりで行動に移せない。ストレスばかりためていく自分が大嫌いだった。(文字面だけみるとかなり根暗だ…)
最初にブログをはじめたとき、思考を整理してマイナス思考の自分から変わりたいと思い、つけたペンネーム(ハンドルネーム)がマイミだった。
今思えば、「なりたい自分」をイメージして、ポジミ(ポジティブ)とか、プラミ(プラス思考)とかにすればよかったのだけど、そこでマイミを採用するあたりが私らしいといえば私らしい。
そんなマイミの思考回路は現在どうなっているかというと、ポジティブまではいかないし、あいかわらず急降下することもあるけど、平常ラインまでの浮上スピードはあがってきている。
というか、途中からポジティブ思考をめざすのはやめた。
マイナス思考とか、プラス思考とか、ネガとかポジとかじゃなく、そのときの自分の感情を客観的にみられることの大切さに気づいたと言った方がいい。
「いまはちょっと凹んでるけど、まぁ寝れば大丈夫」と思えるようになった。
凹むこと自体を否定しなくなった。
マイナス思考しちゃう自分をダメ出ししなくなった。
そしたらかなり楽になった。
これは、ブログやnoteで自分の考えてることをアウトプットして思考を整理したり、自分がどうしたら心地いいのか、凹んじゃうのかといったことや、さまざまな物事に対する価値観について研究したことが大きい。
自分に向き合って、自分についてじっくり研究したから、前より自分を認められるようになったし、自分を好きになれた。
今の自分は、自分について考えた結果だから、もう「my」のマイミでもいいかもしれない。
それから、忘れちゃいけないのがポジティブな夫のの存在。私は、夫がポジティブ発言したときは、ポジ夫と呼んでいる。
感情の起伏がはげしい私に比べて、凪が通常運転の夫は、私が荒ぶってても、静かに受け止めてくれる。
ありきたりだけど、ポジ夫なくして今の私はありえない。
あまりにマイナスな思考を連発したとき、
「(マイナス思考の)天才だねぇ」
と嫌味じゃなくほめられて、つい私もぷぷっと笑っちゃって気持ちが切り替えられたのはいい思い出です。
いつも付き合ってくれてありがとう。
ちなみに、本名は春に咲く花の名前。
といっても、あまりメジャーじゃないし、すごく華やかな花でもない。
(トップ画像は私の好きなネモフィラを使わせてもらいましたが、名前には関係ありません)
母が響きを気に入って、ずっと付けたいと思ってくれていたらしい。
関東地方では、私の誕生日あたりになるとこの花々がいっせいに花を咲かせ始める。
あまりにぴったり咲き始めるので、母に「誕生日あたりに咲きだすからこの名前にしたの?」って聞いてみたことがあるけど、別にそういうわけじゃないらしい。
それにしては、出来すぎてるな、と思う。
だけど私は、この出来すぎた偶然がとても気に入っている。
派手じゃないし、どちらかというと脇役的な位置づけになることが多い花だけど、時期がきたら精一杯がんばる!そんなとこが自分にもしっくりくるような気がして。
〈おわり〉
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