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しないことのススメ

こんにちは。ヨガ講師&臨床心理士の南舞です。今日は「しないこと」について考えてみようと思います。

今日のテーマとなる記事はこちら!

https://yogajournal.jp/5318

近頃は【to do リスト】【願望リスト】などを作成し、やること・やりたいことを明確化するのが主流になっているかと思います。
立てたリストがチェックで埋まっていけば、達成感を味わえたり、次へのモチベーションが生まれたり、一見いい事だらけ!

しかし。

一方で【やることリスト】に囚われすぎて、がんじがらめになってしまっている人、いませんか?あれもこれも!で結局どれも中途半端になってしまったり・・・私、まさにそうなる事があります。今はそこまでではないけど、スケジュール帳が真っ黒になるくらい予定やto doを詰め込んでしまう傾向にあるので、気付けばやることの波にのまれているなんてこともあったな。

少し話が変わりまして、ここからは個人的に感じた気づきについて。
ここ2・3ヶ月の外出自粛要請により、在宅勤務になったり、必要のない外出はしないようになってから、家にいる時間が格段に増えました。それによってちょっとした変化があったのです。

私の場合、それを感じたのがメンタルの面。まず、出勤がない分時間に追われる機会が減り、わりと自分のペースで自由に時間を使えるように。それによって心にゆとりができたのか、同じ事柄であっても以前と見方、感じ方、景色が変わってきたような気がするのです。

休みも不定期で、普段から多方面の仕事をしていることもあり、在宅が始まる前に『在宅している期間は最低限のやるべきことだけやって、あとは流れに身を任せてみよう』と思ったので、やることをリスト化しない・やること探しをしないということを徹底していたのですが、これがどうやら功をそうしたようで、余裕が生まれた分、これまで手をつけられずにいたことであったり、やってみたいと思っていたけどやれなかったことに手をつける事ができました。

その時間がまた心地良かったり楽しかったり。自分の新たな可能性をしれたという意味で在宅生活も悪くなかったかも!とさえ感じています。(ちなみに在宅期間で腕をあげたことと言えば、動画作成と画像のデザイン。デザインを生業としている夫もその完成度にびっくりされたほど!笑)

世の中も私も、いかに【to do リスト】や【やらねばならぬ!的な思想】などに縛られているかということをまじまじと実感。まさか数ヶ月前に書いた【しないことのすすめ】を身を持って体験することになるとは。

それにしても私の周りの人たち含め、日本人って忙しいんだなぁ〜。在宅生活が終わっても、【しないこと】を意識しながら生活できたら・・・なんて思っていますが、続くかな。。。


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