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🎨アートセラピー研修に参加してきました【前編】

 みなさま、ジリジリと暑い日が続いておりますが、お元気でいらっしゃいますでしょうか。久々の記事更新です。最近はもっぱら図書の要約にnoteを使っておりました。

 表題の通り、アートセラピーに関しての講演会と体験会に参加して参りました。

 突然ですが、コラージュ療法をご存じですか?

コラージュ療法とは芸術療法の一分野で、簡単にいうと貼り絵を介した心の治療です。
クライエントは切り抜いた雑誌やチラシなどを思い思いに無地の紙に糊で貼り付けていきます。ペンなどで文字や絵を書き込んでも構わないようです。一般的にはクライエントが作ったコラージュ作品をカウンセラー(セラピスト)が見たり尋ねたり聞いたりして、心のふり返りや成長を促進するようです。


 本日のアートセラピー研修会の予定は下記の通りでした。
・【AM】は「みえ家族と心のケア相談室」の杉野健二先生の講演会
・【PM】はコラージュと粘土、描画(小生はHTTP法)のうちから2つの体験

 アートをしている時間と、アートを介して人とつながる空間は心に栄養が染み渡る感覚でした。アートセラピー研修会のみなさま、温かい雰囲気作りとこういった研修会を催してくださって心から感謝です。あと、優しい方が多くて、小生も誰かに優しく親切になりたくなりました。この気持ち、社会のどこかで還元できるといいな。

 今回は午前の部で学んだ、目から鱗だったことについて記事にしてゆきます。 

【AM】の部で学んだこと

 杉野先生によるとコラージュ療法とは、
・クライエントは年齢的に幼すぎない人・上手に表現しづらい人(発達障害、失声症)なども自己表現しやすい。
・言語面接(いわゆる言葉でのカウンセリング)はセラピストの主観が入りがちだが、コラージュ療法ではクライエント主体になりやすいというメリットあり。セラピストが重要でない内容だと思っても、クライエントにとっては大切な内容があったりする。
・精神疾患の回復期もよいが急性期に効く?
 大人ならば言語でのやりとりができるので、言語面接になることが多いという。
・コラージュの切り抜きへの解釈は1つだけではない。作品を分析するだけではなく、クライエントとセラピスト間のやりとりという対話のプロセスも大切にすること。
・セラピストは空気感で人を治すのである。

病気や症状やトラブルとは、
意味・価値・役割があり、よりよく生きていこうという希望のサイン
悪い結果ではなく、回復や成長の始まりを示す。

杉野健二先生のありがたいお言葉

☝小生、この言葉にものすごく救われました。
人間関係で苦しみ、うつ病になり働けなくなり、身体のあちこちにトラブル続き、感覚過敏は未だに残る。。。自分は社会と家族のお荷物・・・生きている価値って何?そもそも生きるって何?なぜ生きなくてはならないの?と思っていたから。杉野先生、どうもありがとうございます😭💞

メッセージ

 丸写しはよくないので言葉をかえたり、小生の認識したままに記事を書いておりますこと、予めよろしくお願いします。
 コラージュは自己表現であり、日記を書いた後のような、トイレに行った後のような、すっきり感が生まれます。チラシや雑誌と紙と糊があれば誰でもできます。そこにはうまい下手はありません。

🎨アートセラピー研修に参加してきました【後編】へ続く



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