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肩こりが死活問題!?--術後の不具合①

こんばんは。乳がん闘病中のまいです。

これまでずっと身体を動かしてたこともあって、深刻な肩こりに悩まされることって、なかったんよね。

ここにきて、ほんまにやばいなというレベルの肩こりに遭遇してます。


なぜ肩が凝る??

単純なことなんですけど、傷口をかばっとるからなんです。

術後の傷痕は、胸から脇の真ん中まで伸びていて、結構脇の部分が痛い。

肩をおろすと傷口が圧迫されるから痛くて、無意識のうちに右肩があがる。

術後、常にそういう状態がもう2ヶ月近く続いていて。

今週くらいから夜寝ても身体が疲れるだけ、朝起きると日に日に首・肩の凝りがひどくなっているという状態やったん。

横になってても、肩が持ち上がったままなんに気付いたときは、正直びっくりした。そりゃ、寝ても身体の疲れ取れんわぁ~。

まずいなぁと思ってたけど、まだ背筋を伸ばすと傷が痛いし、腕を上げても傷が痛い。

これまでやってたストレッチとかトレーニングがままならない。

痛いから動かす気にならない。自力でどないかすることができん。

痛みをかばって首・肩はどんどん凝り固まっていく。

悪循環。。。


今日あたり、ちょっとどないかせんとほんまに息をするんもつらくなってくる。

と思って、友人に紹介してもらった整骨院へ行ってきました。


話を聞いた整体の先生の反応

とりあえず、最初に現在の状況をざっと説明する。

術後、そろそろ2ヶ月。まだ痛いです。それをかばって肩が上がるから、首肩が凝ってすごくつらいんです。

それを聴いてる先生の反応。

「それって、外科の先生とかに言ってた?」

傷口が痛いってことは術後からずっと言ってますし、外来の時もまぁ、そういう話はしますけど。

「で、特に何もしてくれないの?」

あ~、そうですねぇ。外科の先生って、手術したら終わりだから、痛いことにはあんまり処置してくれんかったなぁ。頓服の痛み止めは全く効かんかったし。



言葉にしないけれど、整体の先生の言葉尻りから伝わる、「西洋医学への不信感」。患者、痛がっとるんやから、なんかしたれよ、みたいな?

確かに、よっくよく考えてみたら、手術終わって、次の薬の治療が始まったら、あとはもう知らん~みたいな雰囲気はあるかも。やれることは終わった、というか。痛みに付随する今回みたいな不具合は、正直、乳腺外科の範疇外やしね。

まぁ、今回ほとんど通院せんかったしな。

入院以外で病院に行ったんって、初診、術後の結果を聞いた時、薬の治療を始めた時の、合計3回!この3回って、大体難しい病気とか治療の話を聞くから、なかなかこっちの状況を先生に伝える暇がないんよなぁ。


2ヶ月、我慢したけど、もっと早くどこかに相談すればよかったんか・・・

どこに?って感じやけど(^^;


整体の先生が一番最初にしてくれたこと

一番最初に、三角巾で右腕を吊ってくれました(*^-^*) 見出しの写真みたいにね。


は?なんで?


って思うよな、普通(笑)

これ、めっちゃ楽なん。なぜなら、肩を降ろすことで傷口に負担がかかって痛いんやけど、三角巾で腕つってると、傷口にかかってた力が逃げてくれるから、脇が痛くない!んで、安心して肩の力を抜ける。


そう。


ここ2ヶ月、傷口が痛くなるのが怖くて、文字通り「肩の力が抜けんかった」んですよ。物理的にね。


凝ってるところをほぐす前に、元凶をどうにかする処置をしてくれたことで、一気に信頼度アップ。そう。今だけ楽になったってしゃ~ないんよな。根本的な部分を解決せな。


その後、長ーい時間をかけて、私の両肩と首を揉み解してもらい、すこぉし首を伸ばして歩けるようになって帰りました。まだ痛いけど。


傷口への処置

今回の手術で使った糸は抜糸の必要がないやつで、だから術後からずっと、傷口の上にはテープが貼られとったんです。

治療に関係あるわけじゃなくて、見た目をきれいにする目的のテープ。だから貼らんくてもえぇよとは言われとったんやけど。

こう、ね。傷口がぴったりなるように、傷口上部と下部の皮膚を寄せるようにして貼るといいらしくて。

胸んとこはそんな感じに貼れるんやけど。

脇はそもそも、自分で貼るん難しいし、皮膚を寄せるとかできんし、そもそも貼っても脇おろしたらくちゃってなるし。これ、貼る必要あるんかなぁ~~~~ってのは、ずっと疑問やった。結構な、疑問やった。


で、整体の先生もね、聞いててそれやってる意味あるんかなぁって思ったらしく。

傷口の治りをよくする薬を薦めてくれたんで、試してみることにします。これで傷口の治りも早くなるんやったら、やってみる価値あり。

つーか、まだ痛いとか、ちょっと長すぎん??そろそろ術後2ヶ月やで~~(>_<)


相談できたことの安心感

今回の肩こりの件は、乳がんだからってわけじゃないんやけど、乳がんの手術をしたから起きたことで、でもね、それってどこへ相談すべきかずっと分からんかったん。

結局、ひどくなるまで我慢してたんやけど。

今日一番の収穫は、「今の身体の状況を相談できる人を確保した」こと。

次に病院行くんは、薬がなくなる頃、あと2ヶ月は先。

それまで黙って耐えてりゃ良くなるんならえぇけど。

今週、日増しに悪化する肩こりを経験して。

我慢したらあかんのやなぁと実感中。。。


難しいよね。病院の先生に相談できることも限られてるし、先生に話しても対応してもらえるとは限らん。

でも。私が地元におるんやったら。ちゃんと相談したかも。何もしてくれんかもしれんけど、言うだけ言ってみようって思える先生やったから。次の病院の先生がいろいろ相談できる人かは分からんけど、それより前にどないかせんと毎日ほんまにつらすぎる…!と思って、自分の力じゃ何ともならんかったんで、専門家の力を借りてきました。

いろんな患者を診てきてる人の言葉は、安心できるね。

あと、やっぱり、こっちの話をちゃんと聞いてくれるかどうか。

これ、ほんまにむっちゃ大事。


今、私ができること

先生にばっかり頼ってもおれんので、自分でできること。


・できる範囲の肩周りのストレッチとトレーニングを始める→少しずつ、可動域を広げる

・歩いてる時は三角巾をつけて肩の力を意識的に抜く

・あっためてみる(冷えると痛くなるから)

・寝る時はクッションで体勢を整えてから寝る


昨夜、友人の身体使いのエキスパートに電話して相談したところ、このままやと肩が持ち上がった状態がスタンダードになってしまうから、術後の新しい身体の状態でいろいろ使っていってあげなあかんよ~と言われました。

変わってない部分もあるけど、胸から肩にかけては完全にゼロから作り直すくらいの気持ちで自分の身体と向き合わなあかんのかも。

って、やりたいけど、まだ痛いんよなぁ~~~。


身体の方がしんどくなってくると、こころがしんどい方は忘れてしまう。

まずは、身体のことが一番。

でも連動しとるから、こころが元気になれば、身体も早く元気になってくるはず。身体が元気じゃないと、こころを元気にしていくんもなかなか難しい。

何とも難しい(笑)


しばらくは、自分の身体の状態に一喜一憂する日々になりそう。

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