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ヒト

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#cakesコンテスト

私の彼(訂正版)

今まで書いていなかった彼のことについて。 彼が実家に帰っている時のいじけたnoteは別として、彼自身について、ここにまだ残していなかったから今日は「彼」のことを記そうと思う。 私の彼は3歳上のデザイナーだ。 彼はデザイナーであることを誇りに思い、自信を持って仕事をしている。お家でも結構PCに向かうことがあるけれど、集中して仕事をする顔はいつもと違う。 いや、いつもがどっちなのかわからないが、私は主にOFFしか見ていないから。 私の知る彼は、天然で優しいけど、鈍感でま

自分というひと〜振り返り11〜

鬱診断から約8ヶ月。 来月から復職である。 鬱と気づく前、会社に行きたくないという誰にでもある日常の気持ちから始まって、少しずつ体調が悪くなり、仕事が手につかなくなってきた。 そして診断を受け休むことになったわけだが、ここに来るまで、人生の夏休みというよりも試練だった。誰が鬱を夏休みと言えよう。世界の終わりかと思っていた。暗い暗い闇の中にいた。ご飯も食べれず、何もできず、ただただ時間の経過を傍観していた。 食事をせず寝込んだり、アルコールを異常摂取したり、リストカット

ランナーズハイ

ふと考えた。 趣味がランニングの人に、なんで走るのか聞いたことがある。 私はヨガをやっていると無心になれてスッキリするけど、それと同じなんだという。前に書いた散歩も歩き続けると無心になれる。 ランニングもそれと一緒で無心になれると言っていた。 ランナーズハイとは違うのかわからないけど、結構な速さで1時間以上走っているとランナーズハイの条件は揃う。苦しくなくなって、どこまでも走れる気になり、気持ちよくなる。脳が麻痺している状態。エンドルフィンという麻薬作用のあるモルヒネ

自分というひと24

最近、昔の知り合いからの連絡がある。 昔4年ほど付き合って一緒に住んでいた彼から連絡がきた。 一緒に猫を飼ったので、猫の写真を送ってくれたのだ。私が相当可愛がっていたから。別れてから約7年?1回も会っていない。 ひどい別れ方をしたから、お互いがお互いを許せなかった。 でも、月日がその悪い心を薄めてくれた。 元気かな、あの時は子供だったな、謝りたいな、今はどうしてるのかな、色々浮かんでくる。でも、彼なりの人生を楽しんでいるようで、私と別れたことでできるようになったこと

仕事#3

昔、一緒に働いていた子がインスタでフォローしてメッセージをくれた。 今の会社で出会って彼女は途中で辞めてしまったから、4年前とか、その位ぶり。 今は、立派な母である。 「まだ(会社に)いますか?お店を見るとキラキラしていてやっぱりテンションが上がります。辞めてからもやっぱり大好きだな。」そんなメッセージ。 私は本社に来たこと、休職していること、復帰すること、そして私も商品が、店内がそのパワーでキラキラしたこのブランドが大好きだということを伝えた。商品が主役。まさに、う

自分というひと23

急に怖くなった。 面接で自分をアピールしている時。 誰かに教えると自分もまた勉強になる、身になるというがそんな感じに似ている。 自分の今までしてきた事を話すたびに、傷口に塩を塗るようなもので心のどこかで落ちたらいいのにと思っているのかもしれない。こんなに自分がいた会社のブランドや人間や関わる人達を愛することはおかしいだろうか。たかが仕事なのに。プライベートで仲良くするでもない、でも7年もの間、1日のほとんどを一緒に過ごしてきた、苦楽をともにして目標を一緒にして、同じ体験

人間のチカラ

方法がわからない。 方法はわかる。 本当に知りたければ、脳が察知してくれる。 本当に強く望むなら夢が叶うとはそういうことだろう。 潜在意識に覚えさせ、自動的に情報を察知・収集して。あとは自分次第。人間の体は複雑なようで単純だから、仕向けてしまえば準備はしてくれるようだ。 そのあとは自分で努力し、実行し、失敗し、模索し、その繰り返し。決して平坦ではないけれど、強く願うなら、解決方法も脳が察知して助けてくれるはず。もしかしたら希望するものと相性が合わないかもしれない。そ

自分というひと22

よく言われるのだ。 「焦らなくていい」と。 やっぱりどうやら焦っているらしい。(と気づきてない私) あのひどい自己嫌悪みたいなのから一夜明け、考えを寝かせてみた結果(まだ一晩だし!)一旦流れに身を任せてみようかと思った。 私は寝ると結構忘れるタイプだ。わーきゃー騒いだことをこの場を借りてお詫びしたいが、昨日考えていたことも確かではある。でも、周りの意見は貴重な意見。見えない自分の姿を教えてくれる。 だから、改めてのんびり行くことにした。 のんびり復帰して、自分の時

自分というひと21

私は怖がっている。 現実を見つめ、認めるのが。 あんなに大きなことを言っているくせに、結局は意気地なし。理想主義者を語って実際には現実主義者。気にしないと言っているのに、気にする、職歴や評価、歳や性別。それはこの社会で生きて、仕事をするには不可欠な基準であるのは事実なのだ。それを打ち破る、天才的な才能や発想はないし流れに乗るような勇気しか持ち合わせていないと認めるのが嫌で、きっと自分を奮い立たせたり正当化させたりして文章を書いているんだと思う。 気付いているのに、気付か

自分というひと20

私は何か大きな勘違いをしていたようだ。 勘違い・・・いや、私は気持ちが満たされていて見落としていたのかもしれないことに今ようやく気付いた。 今日は、先日一次採用があったところが通過して、2次面談に行ってきた。 おそらく、大丈夫かもしれない。でも、ニーズが今一マッチしていなかった気がする。相手と私のニーズが。 私は何も持っていない。いや、多少の資格と経歴はあるけれど、会社というものはやはり、その人がもつスペックを見る。当たり前だ。 互いのニーズにマッチしていなかったの

自分という人〜振り返り10〜

私は、自分の仕事量のキャパオーバーとプライベートとのONOFFが無い状況が重なり休職することになった。 いつもそう、壁にぶつかるまで気づかない。 私は下を向いて歩くから電柱にたまにぶつかる。かなり痛いが素知らぬ涼しい顔をして立ち去っている。それはいいとして。 解決策をずっと考えていた。何がいけなくて、何が足りないのか。おそらく「判断力」だろうという答えが出た。 私は、ここまではできる、ここからは出来ない(やらないほうがいい)。この仕事は受けても間に合う、間に合わない。

自分という人19

頭痛がひどくてアスピリンを飲んで寝たのに、また頭痛で朝起きた。 窓辺で背中を向けて日光浴をしたら少しだけ良くなった。 昨日「シークレットミッション」という韓国映画を観た。北朝鮮のスパイが南に潜伏するというざっくりそんな話。 映画自体はすごく面白かった。 でも、他人の不幸を見て自分が安心するではないけれど、私は、日本は満たされている国だと感じた。私は住む場所も、仕事もあってどんな発言もよしとされ、服装や食べ物聞くもの観るもの全て自由。食料もある、水もある、物も情報も溢れ

自分というひと18

頭が痛くて横になっていた。 目覚めると、窓越しには空のブルーをバックに、夕日に照らされたピンクの雲が浮かんでいた。キレイだった。 ふと思った。 この空の色、皆同じに見えているのかな。光の反射で色が見える。でも何色だって認識するのは自分自身だけ。動物たちには、昆虫たちには、この世界が何色に見えているんだろう。 周りは私のことをどう見ているのだろう。 仕事の復帰に関して、悪気なく色んな人が意見をくれる。いつも、主観的になり過ぎないように人の意見を聞いたり本を読んだりして

自分というひと17

毎日、いろんなことを感じるし、思い出す。 「経験したことが全てじゃない」 誰に言われたか何で読んだか忘れてしまったけれど、大事に心に留めている言葉のひとつ。 (人は、)この言葉を聞く前の自分は、経験したことがその物事の全てだと信じていた。例えば、「小学校の頃転んだから転んだ時の痛さや気持ちがわかります」ということに関して。転んだら痛い、その気持ちがわかるのは理解できよう。ここで全てではないというのは、じゃあその場所は土のグラウンドなのか、砂利道なのか、草原なのか、コンク