見出し画像

高次脳機能障害の父と過ごしたひな祭り

こんにちは!MAIです(^^)

今日はひな祭りでしたね♪皆さんはどんなひな祭りを過ごしましたか?

私は、母の仕事のお手伝いがあったので、実家で両親と過ごしました。

小さい頃、実家ではひな祭りを盛大にお祝いしてもらっていましたが、私ももうアラサーなので、もう何年もひな祭りなんてお祝いしてもらうことはありませんでした。

今日はコロナの影響による臨時対応のため、母の仕事のお手伝いをしに、実家に行くと両親に伝えていました。

そしたら、両親がバームクーヘンをひな祭り用に用意してくれてたらしく、3人で一緒に食べることに。

最近は、私が実家に行くと聞くと、父は「今日、来るの?」とメールで聞いてきます。「待ってるね!」と、とても嬉しそうに言ってくれます。


実は、私の父は高次脳機能障害があります。

10年前、53歳の時にくも膜下出血で倒れ、奇跡的に一命を取りとめたものの、半身麻痺と高次脳機能障害が残りました。

手術をして助かったとしても、一生植物状態は免れないでしょう、と宣告された父。

しかし、今は杖をついて自力で歩き、社会復帰もしています!

主治医も驚いてた程の、超奇跡の回復!


高次脳機能障害は、短期記憶が著しく低下してしまう障害。

昔のことは鮮明に覚えているけど、今食べたものが思い出せない、みたいな感じ。


「バームクーヘン、みんなで一緒に食べようね!」と言ったそばから、ひとりだけさっさと食べ始めてしまう父。

そんな父でも、「ひな祭りだから」と言って私にスイーツを買っておいてくれたり、「これで美味しいものでも食べなさい」と言って、こっそりお小遣いをくれたりします。

どんな障害があっても、やはり私にとって父であることには変わりありません。

いつも娘のことを思っていてくれて、心配してくれています。


そんな父も、今は63歳。

倒れた時に脳の一部が死んでしまっているので、もうその部分は回復しません。

さらにだんだん、年齢による物忘れも始まっているような気もします。

威厳のあった父。厳格だった父。無口だった父。無表情だった父。怖かった父。

それが、倒れてから真逆の父になりました。

でも、そんな父の一面も私の父の一部。

あまりにも本能剥き出しで呆れちゃう時もあるけど(笑)

私にとって父は、あなただけだから。

ずっとずっと私のことを忘れないでいてほしい。

来年も再来年もずっとずっと、よぼよぼのおじいちゃんになるまで、「ひな祭り一緒にお祝いしようねぇ」と言って欲しいな。


食レポの直後にちょっと重い話でしたが…noteではアウトプットだけでなく、日常で思ったことや考えたことなどもブログ代わりに書いていこうと思います。

私が書く記事の内容や言葉が、心のどこかに残ったり、誰かの助けや支えになることを願って(^^)


あなたの人生がより良いものになりますように☆

M A I (中山麻衣子)
------------------------------------------------------------------

スキ♡ボタンはアカウントを持っていなくてもクリックできます!

ポチっと押して頂くと励みになります(^ ^)

<M A I のページ>

linktree: linktr.ee/naturetravel.ballerina
facebook : https://www.facebook.com/maiko.ogi
Instagram : https://www.instagram.com/naturetravel_ballerina
お問い合わせ先:travelingcalligrapher24@gmail.com





最後までお読み頂きありがとうございます!サポートももちろん嬉しいですが、少しでも気に入って頂けたらお友だちにシェアして頂けると嬉しいです☆