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本当に落ち込んだ時、どこに行く?

日常を生きる中で、大抵のことはやり過ごしながらやっていける。

でも、人生って時々、ガッツーンと背後から不意に殴られるような出来事や、逆に、ジワジワとではあるけれど、心が重くなっていくようなことがある。

心臓がドキドキしたり、ギューっとしたり、ズーンと重くなったり。

それでも日々はゆくりなく過ぎていく。

病院へ行くほどでもない。

暗い影の部分にはキラキラの粉をかけて、周りからは元気な自分を演じて、保つこともできる。


本当に落ち込んだ時、あなたならどうしますか?


精神科や心療内科へ行くほどでもない、でも友達にもこの整理できていない暗い話はしづらい、ましてや家族には変に心配されてたくない。

だから、誰にも話せない。

心理カウンセラー?

何をしてくれるんだろう。

心理学は、「人の心理や行動を法則に当てはめること」であり、傾向値を見る学問。

その中で、一体どこまで話せるんだろう。

私がアロマセラピーで何をやりたいかを改めて考えた時、色々なことが浮かぶけれど、一番初めに思うことは、

「人が話せる場所」を作ること。

そういう場所が、日本には圧倒的に少ないと感じる。

しっかり自分と向き合ってもらい、寄り添って、話ができる場所。

心の問題って何となくタブーな感じがして、目を背けたくなる。

でも、心と体は繋がっていて、どちらか片方が崩れると、もう片方ももれなく崩れてくる。

だから、風邪をひいて病院へ行くのと同じくらい、もっとオープンに駆け込める場所がないとおかしいのに。

病院へかかるほどになる人は、ある意味わかりやすいのかもしれない。

でも、ほとんどの人は一見元気で、何とか自分でやり過ごせているように見えるから、外からはわからない。

そんな人が、ある日ふと、生きていることをやめたくなってしまったりするのが今の日本なんじゃないか。

軽くても、重くてもいい。

話すこと。

その力は、その人そのものを変えてしまうくらいパワフルだ。

そして、そこに香りがあれば。

香りはしっかりと脳に届き、感情にはたらいてくれる。

「かかりつけのアロマセラピスト」

と、いつか思ってもらえるように。

ゆっくり、じっくり、進んでいこう。



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