長男、4歳児クラス最後の日。 1歳で入園した時はまだ言葉も喋らず、コロナ禍で不安いっぱいの中抱っこ紐で通園していた梧も、4月からは保育園最後の年になる。 貼り出された先生方の異動の公示を見ながら、この世界で変わらないことは何一つないんだよなぁと、突然壮大なことを考えていた。 季節的なこともあって、私の周りでも仕事の異動や転職、やめる、はじめる、うごく、そんな話が多い。そこにはもれなく、その人自身による選択がある。 "人生は選択の連続である"と400年以上も前からシェー
先日、久しぶりに高校時代の友人から連絡があった。 「子供がマレーシアの学校に通うことになって、一緒に引っ越すことになったの!」 シングルマザーの彼女は、いつもとても伸びやかで自由な思考を持っていて。その話を聞いた時も、なんの驚きもなく、むしろ心から自然に思えた。 久しぶりにランチをしようということになって、高校時代からおいしいもの好き繋がりで仲良くなったもう一人の友人と三人で会うことになった。 自然と話は高校時代、大学時代、20代、30代のあれやこれや・・・主に過去の
頬を撫でる風に秋を感じ初めた。 季節の変わり目には、ふぅーっと深呼吸をしたくなる。 観測史上最も暑いと言われた2023年の夏。 バランスを取ろうと頑張ってくれた身体の疲れは想像以上で、まだどこか、祭りの後みたいな脱力感がある。 聞きかじりの東洋医学的に、秋は「思考を整理する」時候らしく。何か新しいことを始めたり行動するよりも、一旦椅子に座り直して、深呼吸。気持ちを落ち着けることが良いとのこと。 何となく気持ちがソワソワする時、焦ったり不安になったり忙しい時、一番必要なの
アロマセラピーのケアにおいて、メインはもちろん「嗅ぐ」ことなのだけれど、もう一つに「触れる」=タッチケアがある。 アメリカのマイアミ大学にあるTouch Research Instituteでは、世界で唯一タッチケアを一つの学問として捉え、多くの研究が行われている。最近よく聞くベビーマッサージも、この学校が最初に作ったもの。 その研究の中で、火傷を負った子供がタッチケアをすることで傷の治りが早まった、という実験結果がある。 昔から「手当て」という言葉があるように、私たち
最近ちょっとだけ、「食べる」に意識を向けている。 と言っても、無農薬オーガニックだけしか食べないとか、出来合いのものは買わないとか、そういうことではなく。 「食べる」行為そのものを大切にするということ。 食べるってやっぱり人を、人となりをつくると思う。 普段当たり前にしている、噛んで、飲み込む、という行為も、歯ですりつぶしながら唾液酵素と混ぜ合わせて消化しやすい状態にして、喉や食道の筋肉を使って胃に送り込む…という、実はかなり壮大なことを私たちの体はしてくれている。
日常を生きる中で、大抵のことはやり過ごしながらやっていける。 でも、人生って時々、ガッツーンと背後から不意に殴られるような出来事や、逆に、ジワジワとではあるけれど、心が重くなっていくようなことがある。 心臓がドキドキしたり、ギューっとしたり、ズーンと重くなったり。 それでも日々はゆくりなく過ぎていく。 病院へ行くほどでもない。 暗い影の部分にはキラキラの粉をかけて、周りからは元気な自分を演じて、保つこともできる。 本当に落ち込んだ時、あなたならどうしますか? 精
週末は対話学のラスト講義、インクラスでの授業だった。 10月から8ヶ月間学んできたものの、毎回できていない自分を実感するしかなく、人と話す云々以前に、かなり濃密に自分と向き合う時間だった。 元々人前で話すことが、それほど得意ではない。 特に初対面の人の前だと妙に緊張するし、その緊張を隠そうとして不自然になる。不自然が重なるとどっぷり疲れて、一人になりたくなる。(みんな多かれ少なかれあることのような気もするけれど…) それなのに、昔から人の心に興味があり、人の心に触れた
元々本は好きだったのに、最近は全く読んでいなかった。 子供が小さくてそんな暇がないことが大きい。 でもそれ以上に、「本を読む時間が勿体ない」と言う気持ちがどこかにあった。動画や検索で、ライトに情報が得られることに全身で慣れてしまっていた。 アロマセラピーの勉強を始めたばかりの頃に先生に勧められ、中古で買った河合隼雄先生の本。届いて早速読み始めるも、1ページ目からとにかく文字が頭に入ってこない。50年前に書かれた本で、言葉もちょっと古めかしく(クライアントのことがクライエ
ゆるっとnote始めます。 写真は4歳の長男が撮ったものですが、意外といい感じ。 穏やかな顔に見えますが、腹の底では早く風呂入れ〜!と思ってます。