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【詩のようなもの】アイネクライネ

私は精神障害者。何か差別を受ける身らしい。
彼の職業はホスト。偏見と職業差別を受ける身らしい。
私は彼のお客さんではないし、彼の職場(ホストクラプ)には一度も行ったことがない※これは大事なこと。

そんな私たちの間に恋後が芽生えたと同時に現れたもの。
それは、二人に等しくされた
『軽蔑』
と呼ばれる何かの扱いだった。

そんな残酷な世界でわたしは無邪気にはしゃいでいた。
彼はいろんなことを知っていたが故に、そんなわたしのことを何より愛おしく大事に想ってくれていたそうだ。
「一から鍛え直して必ず守ってみせる!!」
俺はどこまでも強くなろう。と決心してくれた。
わたしはただただ優しくなりたいと願い続けた。
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不条理なことや理不尽なことだらけの扱いが、
二人の絆を次第に堅く結んでいくのを感じた。
彼がいたら他のことなどつまらないと思えた。
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あれから十年。わたしのこの「十年愛」は途中から自分一人で貫いてきた。彼はもう、わたしの側にはいない。
七年間プラトニック・ラブの十年愛は珍しいものかな?
誠実に愛してくれて、本当にありがとう。信じてるよ。
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こんな小さな曲が大好きで歌詞に共感出来ると嬉しい。
【アイネクライネ】

消えない悲しみも綻びもあなたといれば
それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか
目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような
奇跡であふれて足りないや
あたしの名前を呼んでくれた

作詞作曲:米津玄師
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そう、彼は初めてわたしの名前を呼んで(呼び捨てに)くれた男の人でもあったんだ。
「まいこちゃん、名前で呼んでもいいかな?」
嬉し恥ずかしな気分だったな。

わたしこの場所であなたの名前を毎日毎日呼んでるの。
ただ呼んでるだけだから気にしないでね、あつしさん。
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今夜もお仕事中だよね。頑張ってね!
ありがとう、大好き、おやすみなさい。



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