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【面接対策】ネガティブな転職理由から志望動機を考える

面接で過去の転職理由を聞かれた際に、後ろめたい気持ちがあると自信を持って話せなくなりますよね。痛いところを突かれると、そこからペースが乱れてしまい面接で撃沈…ということが、私自身よくありました。そうならないように考えておくべきことを書くので、もし当てはまる方がいらっしゃりましたらぜひ読んでください。


☑転職理由はネガティブで当然

以下の記事でも書いた通り、転職理由がネガティブであることは当然です。考えるべきは、ネガティブな転職理由を誤魔化すための言い訳ではなく そこから何を考え何に気づき、その結果今回の転職で何を叶えたいと思っているのかを語ることです。


☑(事例)第二新卒の転職理由と志望動機

新卒入社後8か月の事務職の方の話です。「女性が長く安定して働ける」という理由から新卒で事務職に就いたものの、毎日同じ繰り返しで飽きてきてしまった。というのがこの方の転職理由でした。裏を返すと、もっと成長実感を持ちたいというのが転職目的です。(現に独学でFP2級を取得されるなど、大変勉強熱心な方でした)

これを一貫性を持って相手にわかりやすく伝えるための事前準備=面接対策です。以下の通り過去現在未来に沿って考えると作りやすいです。

(例)
安定して働ける・サポートをすることで感謝されるという理由から金融事務職に就きました。営業の方に感謝されることは嬉しかったのですが、業務は毎日同じ繰り返しでルーティン化してしまい、成長実感を得られなくなってしまいました。(過去)

このままではいけないと、営業さんのサポートに必要な金融知識を深めたいと考えるようになり、FP2級を取得しました。この資格勉強を通じ「お金の豊かさは心の豊かさに繋がる」と考えるようになり、この知識を活かして誰かのサポートではなく、自分自身で価値を生み出せる職種にチャレンジしたいと考えるようになりました。(現在)

将来に不安を感じている方や金融リテラシーの底上げを意識しながら会社や社会への貢献と自身の成長の両輪が叶うことを軸に、現在転職活動をしています。(未来)

この方は結果として、金融業界/事務職→フィンテック業界/コンサルタント職で内定をいただけました。

☑転職理由や志望動機に正解はない

転職理由や志望動機に正解はありません。見られているのは「必ず聞かれるとわかっていることについて、自分の頭でどのくらい考えてきたか?」です。ここに一貫性があること、意志の強さが伝わることが大切です。

以上です。ここまで読んでくださった方がいらっしゃりましたら、ありがとうございました。

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