自分が変化しても、不思議と切れないご縁がある理由
昨日公開したこちらの有料noteが、ひそかにご好評をいただいています。
メンバーシップのメンバーさんたちが共感のコメントを寄せてくれたり、他のSNSでシェアしていただけたり、個人的にメッセージをくれた友人もいました。
変化することは自然の摂理。
友人関係の変化は、だれもが経験していくものですよね。
とくに、このnoteで出会うクリエイターのみなさんは、ご自分と深く向き合いながら、自分らしく生きる道を模索し、つねに自己成長していこうと実践をつづけている人が多いと思います。
一歩一歩、着実に行動しつづけているぶん、気がつくとまわりの人たちとは異なる遠い場所にたどり着いていることも多くて、
・あれ?私のまわりに友達がいない
・理解してくれる人がいなくなってる
なんてことも経験するかもしれません。
でも、あまり深く考えすぎたり、心配しすぎないでください。
40年以上生きてきて思うのは、不思議とご縁のある人とは、ちゃんとまた必然のタイミングで出会えるようになっている、ということ。
たとえば、私には大学時代に出会ったひとりの友人がいます。
お互い地方の田舎から出てきて、ひとり暮らしをしていた仲間で、とても親近感を覚える存在でした。
といっても、いつもべったり一緒にいたというわけでもなく、お互いにほどよい距離感で付き合っていました。
彼女は、大学在学中にフランスへ長期留学をすることになったし、一方私も、大学4年の春からCAと大学生という二足わらじでの生活になり…
お互いそれぞれの夢を叶えるためにまったく異なる道へと進みました。
それからとくに頻繁に連絡を取りあうわけでもなく、たまーに近況報告をするくらいで。
客観的にみれば、疎遠になったという感じだったのですが…
でも、たまーに連絡を取りあうと、なぜかお互い似たようなことで悩んでいたり、たまたま日本にいるから会おう!となったり、妙にいろんなタイミングがシンクロするようになったのです。
私がCAとして韓国のエアラインで働いていた頃、彼女はアフリカやスイスの大使館で働いていました。
たまたま私がフランクフルト便が入ったときには、スイスの山に行こうと言って、スイスで再会したこともあります。
またあるときは、パリ便が入ったから、今度はパリで再会しよう!と言って、パリのオペラ座前で運命の出会いかのようにバッタリ再会できたこともありました。
なかなかこれってすごいことですよね?
30代に入ってからは、私は夫の転勤で北海道に住むことになりましたが、あるタイミングで彼女が札幌に会いにきてくれたり、私がたまたま出張で東京に行ったときに再会できたり…
そして最近では、私が東京に引っ越したタイミングで久しぶりに連絡してみると、なんと彼女は今、電車で15分ほどの距離に住んでいるという奇跡のシンクロぶり。
10代〜40代。こんなにお互い異なる人生を歩んでいるのに、節目節目でタイミングがぴったり合って再会できている不思議。
ご縁っておもしろいですよね。
今思うと、彼女とこうして長年にわたってほどよい距離感でお付き合いができているのは、お互いに精神的に自立しているからだろうと思います。
お互いに「私たちずっと親友だよね!」みたいに寄りかかり合うわけではなく、
それぞれが自立して自分の道を進みながら、波長がぴったり合ったときにだけ再会して、またそれぞれの人生へ…
これからの時代の人間関係はそのようになっていくと私は考えていますが、私たち2人は、昔から新時代の友人関係を構築していたのかもしれません。(笑)
たとえ友だちがたくさんいなくても、たった一人でもこんなご縁があるとしたら、人生はとても楽しくておもしろくて最高だと思えるのではないでしょうか?
精神的に自立した友人関係は、とても自由で軽やかです。
そんな友人関係を築きたいと思ったら、まずはとことん自分に集中して、自分らしく生きることが大切だなと私は思います。
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