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才能と適職の見つけ方


こちらは『人生は、がんばらない方がうまくいく』という全4作品をまとめたマガジンの 3作品目です。


1作目からチェックしたい方はこちら↓
①不登校だった14歳のわたしを救ったもの
②運命の相手(ソウルメイト)との出会い
③才能と適職の見つけ方
④CAになる夢を叶えられた理由


岐阜県の山奥で生まれ育ち、将来CAになるなんて夢にも思っていなかった少女時代。思春期には不登校も経験して、お先真っ暗な状況もありました。
そんななか数奇な運命の巡り合わせが重なり、人生に希望の光が…

1作品ごとに購入できますが、全4作品をまとめたマガジン購入がお得です。

前回、高校時代に今の夫と出逢い、自己否定の塊だったわたしが、少しずつ自信を取り戻していくことができた…というストーリーを書きました。


わたしの経験やセラピストとして多くのクライアントと関わる中で見出した
『運命の相手(ソウルメイト)の見分け方チェックリスト』
を記載していますので、現在パートナー募集中の方、気になる人がいる方、付き合っている人がいる方…はぜひ参考になさってみてください。


さてここからは、わたしがCAという天職を見つけるまでのお話を。
高校卒業後、わたしは地元を離れ名古屋の大学に進学します。彼とは名古屋と高知の遠距離になりました。

一人きりの挑戦

大学生活は、何もかも一人での挑戦の連続でした。
親元を離れての一人暮らし、全国から大勢の人が集まるという環境、サークル活動やアルバイト経験。

何もない田舎から出てきたわたしにとっては、何もかもが刺激的でした。
なかでも思い出深いのは、大学2年の春休みに行ったフランス留学。(大学ではフランス語専攻でした)

子供の頃からの未知なる世界への憧れ。狭い世界から広い世界へ飛び出したいという冒険心。そんなワクワクが抑えきれず、留学を決めました。


未知なる挑戦で得たもの


大学は外国語学部だったのもあり、留学支援が充実していました。
多くの学生が留学をする際に選択するのは、大学が斡旋している語学学校へ応募して、他の学生たちと一緒に行くスタイル。

でも、わたしはそれが絶対にイヤだったのです。だって、せっかく留学に行くのに、団体旅行みたいにして行きたくないじゃないですか。知っている人と行ったら絶対に甘えが出てしまう。日本人同士が集まって、結局日本語しか話さずに終わってしまう。

せっかく海外へ行くのなら、自分のことを誰も知らない環境に身を置きたいと思いました。

やっぱりHSP気質のわたしは、集団生活、集団行動が苦手だったんでしょうね。



さて、一人きりでのフランス留学。ホームステイをしたのは、パリの北西に位置するルーアンという街。
今思うと、当時20歳。海外どころか日本も一人で旅したこともなく、方向音痴のわたしがよく一人きりで無事にたどり着けたなと思います。
(当時は、まだガラケー時代。日本にいる人と連絡を取るには、ネットカフェでEメールをするか、公衆電話で海外通話をするかしかなかった頃。)

もちろん何もかも順調だったわけではなく、当たり前に道に迷うし、電車の乗り換えも分からず駅の構内でも迷子になるし、ホテルのシャワーが水しか出ないし、ぼったくられそうになるし、日本が好きという変なおじさんに話しかけられてどこか連れていかれそうになるし…(笑)

数えきれないほどのたくさんのハプニングがあって、あまりの心細さに何度も泣きそうになりました。

でも、なんとか無事にホームステイ先に辿り着いた後は、ホストファミリーや、語学学校の先生、さまざまな国から来ていた仲間たち…とても温かい人たちばかりに恵まれて。まったくホームシックになることもなく、日本に帰りたくなくなるほどに楽しい時間を過ごしました。

一人きりの挑戦は、何が起きてもなんとかなるというサバイバル能力を身につけさせてくれたし、言葉や文化の壁を超えた人との交流は、自分の視野をさらに拡大してくれて、勇気と自信を与えてもらいました。


社会に出る前にやっておくと良いこと

留学も一つの大きな経験ですが、社会に出て働くために有意義だったなと思うのは、いろんな種類のアルバイトを経験したことです。

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