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かつて子どもたちだけの旅を一緒にした少年が
あの人すげぇ。食べられる草、とか言ってた。世界になにかあったら、俺はすぐ死ぬけど、あの人はきっと大丈夫。
と言っていたと聞いた。
誘い、成功。ニヤリ。
私の向こうにいるもっと手練れの、もっと生きてる人たちに会いに行こうぜ、今度。
「人間はいつか死んじゃうの?」
寝る前に突然息子が聞いた。
そうだね、生き物はいつか必ず死ぬ。人間も生き物だね。
「死んじゃったら、もう世界には出会えないの?」
また違う世界があるのかも。
横で聞いてたパパが
「帰ってこないってことは、きっと向こうもいい世界なんだよ」
「ママのこと大好き。やく32%好き」と突然言う息子。
約?!そして3割!
バッターなら強打者。よしとするか…(30代の数字にハマってるだけ)
パパは?
「2%」
パパっ子の君に何が…?!
「パパはオナラをにぎるから」
パパの皆さん、にぎりっぺはほどほどに。うちだけか。
「違いがあっても、ともに在れる。ともに進める。」
ひとつの身体に2つのご神格が宿る神様が教えてくれたこと。
違いを責めず、
違いを恐れず、
違いを迎えて
違いとともに生きられたら、
今よりちょっとあたたかい。
写真は本日のハリハラ様
#父からもらった言葉
「安心しろ。お前が普通だったことなど、これまで一度もない」
30代になってもあまりに不確かな意思決定を重ねる私が「ごめんね、普通の娘じゃなくて」と言ったときの一言。皮肉スパイスも入ってたけど、思わず笑っちゃって、張り詰めていた場がふっと緩んだ。さすが。
#父からもらった言葉
「今の世の中、寝ている時間の次に仕事してる時間が長いんだから、本気でおもしろいな〜と思える仕事をしろよ。人生もったいないぞ。」
家で仕事の話をよくする父が高校くらいの時に言っていた。
本気でやりたいことあるからカンボジア行くねと言ったら絶叫したけどね。
自然のなかにいると、
自然とわかることがある。
こちらが何を思っていても鳥は良い声で歌い、蜂は飛ぶこと。
同じ木の、同じに見える葉っぱにも、同じなんてないこと。
たくさんの生命と一緒に生きていること。
すべては刻々と変わっていること。
風も、雲のかたちも、私の細胞も。
世界は
食うか、食われるかじゃない。
食べられるか、食べられないかだ。
と、ある日村のおいちゃんが言ったとか言わないとか。
ちなみに、このヘビは食べられるそうだ。
なんなら、うまいらしい。
このあと逃げられちゃったので、食べてないけど。
この国で出会う
美しい家には良い庭が、
美しい村には良い木々がある。
家とともに、村とともに、
木々がそこにある。
村が、家が、人が、木々が
重ねてきた日々が宿るような
静かな安定感。
そういう場所に出会うと思わず頭が下がる。
よい土地ですね、と。
そこに生きる人たちに。
古いものを見たいんじゃない。
田舎に行きたいんでもない。
たぶん私たちは、この世界がたくさんの豊かな個性のあつまりだったことを思い出したいんだ。
だから、
そこにしかない土地を訪ね、
そこにしかいない人たちの、
そこにしかない暮らしの話に出会いたいんだ。
この美しい世界の。