嫉妬と向き合えるようになった考え方#おすすめの本
お読みいただき、ありがとうございます。
わたしが介護士になって、嫉妬心を抱いたことがあります(^-^)
入社して2年目、久しぶりに会った知人たちは他職種の子ばかりでした。
化粧品会社に勤める子や、雑誌の編集をしている子、消防士事務に受かった子。
すごいなあ、と思いその日の会を終え、
帰り際に虚しい気持ちになったのを覚えています。
その中の知人に「どうして大変なのに介護にしたの?」と言われたことがどうしても頭から離れませんでした。
介護士さんはもしかしたら、一度は経験したことがある方が多いのではないでしょうか…?
ちゃんとしたきっかけもあったはずなのに、久しぶりに会う知人のキラキラとした姿に、まんまとやられてしまいました。
知人の仕事の話を聞いて、羨ましく思ってしまい、行かなきゃよかったなと思ったのを覚えています。
「わたしは嫉妬をしているんだ」なと思ったと同時に、『嫉妬していることをみとめたくない』と嫉妬をする自分に嫌悪感も抱きました。
わたしは友達の結婚や出産、新しい門出には心からおめでとう!と祝福できるタイプで、嫉妬を抱いたのはほとんどありません。
この時ばかりは、なぜか他人と自分を見比べてどんどん落ち込んでしまいました。
この時に羨ましく感じ、知人の些細な言葉により嫌悪を抱いてしまった、『嫉妬』の気持ちをスッキリさせてくれた本があります。
「『うらやましい』と思ったときはチャンス!」
実は、嫉妬をするのって自分と似ている人、もしくは自分がもう得ているものを持っている人に嫉妬することがあるようです。
自分の憧れの人を書き出してみてください。
たとえば、可愛くて、頭が良くて、仕事ができて、おしゃれで…色々な理想があると思いますが、それらを書き終えたあと、家族や身近にいる自分のことをよく知っている人に見せると、
「それはあなただね。」と言われることが多いそうです。
つまり、嫉妬してしまう相手は、自分と似ている、または身近な人だそうです。
その人に嫉妬しているというより、その人の持っているもの、得ているものを自分にはない、と感じ嫌悪感を抱いてしまうのだとか。
でも実は、その羨むものって、自分が手にできる可能性があるからこそ嫉妬するんだそうです。
女優さんに嫉妬はしません。
でも、身近な姉妹や同期、友人には嫉妬してしまうことがあると思います。
わたしが嫉妬していたのは、友人の職業ではなく、自分の仕事への自信のなさからくるものでした。
自分も同期のようなキラキラとした仕事ぶりをしたい、と思っていたのかもしれないです。
わたしは知人の仕事ぶりや、仕事内容だけで、
「良さそう」「楽しそう」といい印象ばかり思っていました。
嫉妬は、どんなに完璧な人でも絶対に感じる感情です。
自分の感情と向き合い、今の自分が何を望んでいるのか?
それをわかるチャンスでもあるとのこと。
自分がそのものに対して向き合い、得られるものならチャレンジする!
しかしそう簡単にうまくはいかないと思います。
そんな簡単じゃないからこそ、その相手の努力もわかってきました。
嫉妬のような感情を抱いたら、フォーカスをその人ではなく、何に嫉妬しているのかを考えることが大切だそうです。
この本に救われて、わたしはだいぶメンタルが強くなりました。
SNSの時代、隣の芝生は青いとよく言いますが、一部分の他人の載せる投稿に羨ましさを感じてしまうこともあると思います。
嫉妬に冷静に向き合えることで他人と比較するのではなく、自分と向き合うチャンスができます(*^^*)
嫉妬をしてしまって、嫌いたくない相手を嫌い、そんな自分が嫌になっている人へ、ぜひ読んでもらいたい本です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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