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チャンスは「人脈力」で決まる!【本】抜擢される人の人脈力

こんにちは、遠藤です。

「人脈(コミュニティ)は大事だ」「人脈は財産だ」
と色んな本や著名人(社長さん、芸能人の方、SNSで活躍する方など)、が「人脈」の大切さを話されいます。

「人脈」の大切さは何となく知ってはいましたが、今回紹介する本を読み、「人脈を作る力(人脈力)」の重要性が増しました。
人脈力を上げると、チャンスが舞い込みやすくなり、仕事の自由度があがり、イキイキした毎日を作れる
と改めて学ぶことができました。

今回は、株式会社プロノバ代表取締役でもあり、経営のプロのヘッドハンターとしても活躍されている、岡島悦子さん著書
『抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー』を一部抜粋し、ご紹介します。

この本は
・もっと成長する場がほしい、能力を活かす場に出会いたいと思ってる方
・夢へのチャンスを多く掴みたい
・人から選ばれたい
・仲間作りをして高みに行きたい、すでに会社などでチームを持っていて成果を出したい
・楽しく仕事をして自分らしくイキイキ生きたい

と思っている方にオススメの本だと思います。

◎抜擢される人の人脈力
なぜあの人にだけ、チャンスが回って来るのか?
なぜあの人だけ、他の人より早く成長できるのか?
そう思ったことがある方は、是非一度、本書を手にとってみてください。
大きな成果を上げる方々に共通する「水面下での取り組み」について解明し、それを誰もが再現可能なプロセスとしてご紹介するのが本書です。
本書は「人脈」の本ですが、これを読んでも、名刺の数や飲み友達の数が劇的に増えるわけではありません。本書の目的は、自分の実力と意欲を最大限に活かし、早回しの成長と大きな成果を手に入れ、仕事や働き方を自由に選べる。そんなイキイキとした毎日を送るためのセオリーが、本書には書かれているのです。

Amazon紹介文

*「抜擢」される人とされない人の差は、能力開発と人脈構築の違い

現代のように変化の早い時代、個人の市場価値を左右するキーワードは「抜擢される機会を創造する力」だと言われています。
年功序列の順番待ちをしていれば誰もが出世できる時代は終わり、若くとも抜擢される人、年長でも抜擢されない人の二極化は、すでに始まっているそうです。
では、抜擢される人とされない人の差はどこにあるのか?
それは、「能力開発」と「人脈構築」にあると考えられています。
しかし、能力開発には懸命な方が多い一方、人脈構築を疎かにしている人が多い現状。
著書では、人脈構築の重要性と、人脈構築の方法を5つのSTEPで紹介していきます。

*抜擢される人の共通点「戦略的人脈構成」をしている

「個人が組織より長生きする時代」だと言われている現代、該当するプロジェクト・メンバーを自推、他推で集めるプロジェクト型組織にシフトしている企業が増えているようです。
そのため、この先ビジネスパーソンが成長を早め、大きく活躍するためには「抜擢」が不可欠になると筆者は話しています。つまり、「声がかかる人材になる」ための「戦略的な人脈構築」が重要になります。その具体的な方法が、次にご紹介する「人脈スパイラル・モデル」です。

◎白馬の王子様はやってこない
「Commit or Die(貢献せよ、さもなけれはわ去れ)」

「いつか自分には良いチャンスが巡ってくる」
と思って待っている、潜在的に優秀な人材は日本にはたくさんいると筆者は話しています。
しかし、良いチャンスに巡り合うには自ら行動し、誰かが抜擢しない限り巡ってこないもの。宝くじは買わなきゃ当たらないと言いますが、流れに身を任せたまま待っているのは、「宝くじを買うチャンスさえ回ってこない」状態とも言えます。
「Commit or Die(貢献せよ、さもなけれはわ去れ)」
筆者はアメリカの大学時代に、相手やスタディグループの中で、「何もしない傍観者は選ばれない」経験をされていました。「Commit or Die(貢献せよ、さもなけれはわ去れ)」とは、アメリカの大学だから感じる事ではなく、世界中どこでも、仕事やプライベートにおいてもお互いが貢献し与え合う姿勢が大切な事なのだと思いました。

◎自推より他推が大事

そして、「抜擢の機会」は非公開な事が多く、自分だけで掴むのは難しいものです。そのため「抜擢」されるためには「他推」されるかどうかが大切になってきます。
自分がどのような意欲と学習能力と結果を出す力をもっているのか、どんな貢献ができそうかなどが、相手が情報をもっていれば、自分がいない場所、非公開の抜擢の機会の場などで話にあがるかもしれません。

*「人脈スパイラル・モデル」の5つのステップ

大きな成果を上げる方々に共通する「運(抜擢のチャンス)を呼び込む為の努力の仕方」には、共通したパターンがあるそうです。そのパターンを「見える化」したモデルが、「人脈スパイラルモデル」です。
大きく5つの主体的な行動(ステップ)を踏む事で、実力と人脈が渦巻きのように拡大していく流れになっています。

『抜擢される人の人脈力 」本書より

ステップ①自分にタグをつける

まず、抜擢してもらう際に、自分をどのようなキーワードで想起してもらうかという「自分のタグ」を考えます。自分が何屋なのか、をはっきりさせるのです。
人脈の中の脳内検索にひっかかるタグを作るのです。このタグは多種類作成して、場や相手の状況を見ながらユーモアを交えて伝えるのが大切なようです。
ポイントは、自分の信念や使命などと結びついたタグをつくり、「キラリと光る原石」だと思ってもらう事。口だけではなく、「この人は面白いものを持ってそうだ」と予感させれるタグを考えることが重要のようです。

ステップ②コンテンツを作る

タグが決まったら、タグのユニークさを証明する「コンテンツを作る」になります。ビジネスにおいて、「〇〇ができる、□□をやりたたい」という言葉だけだと、自己評価にすぎず、信憑性が薄くなります。そのため、相手に「できそうだ」と思わせる"裏付け"となるような、分かりやすい事実やエピソードで客観性を立証する事が必要なのだそうです。
「能力」をタグにした場合は、他の人にはない、ユニークさ(特徴)が重要になります。
「志向(○○をやりたい)」をダグにする場合は、その想いに至る原体験や動機といったもののユニークさが「コンテンツ」になるそうです。
ただ、コンテンツの優劣より大事なのは、「想いの強さ、どこまで真剣に頑張っているか」などの意欲。「想いの強さや意欲」を見て相手は、自分を判断するため、印象に残るコンテンツを色々創りつつ、意欲を持つ事が大切だと知りました。

ステップ③仲間を広げる

三つ目が「仲間を広げる」です。
同じ志しをもつ仲間と、人脈の核となるグループを形成し、「人脈にレバレッジ(小さい力で大きなものを動かす力)を効かせる」のが三つ目の行動ステップになります。
ここでは、自分のタグやコンテンツに関係するような勉強会や飲み会などのコミュニティを主催して、仲間たちを相手に、タグやコンテンツを試しあい、お互いに切磋琢磨して、成長し合い(共創する)人脈レイヤーを上げていくのが大切なのだそうです。
ちなみに、仲間を増やすメリットは以下の4つです。
◆仲間を増やすメリット4つ◆
・コンテンツを試せる
志しが近い仲間だからそ、自分のコンテンツの反応をみて確認し、修正でき磨きがかかる。
・能力開発ニーズを客観的に把握できる
仲間との会話やフィードバックから、自分の強みや弱みを客観的に評価して努力すべきポイントを理解できる。
・仲間から活躍の機会を獲得できる
お互いの強みや志向をよく知っているので、何らかの機会があれば他推してくれる。
・仲間の人脈も共有し、抜擢の機会が複利になる
お互いの人脈の中で、プラスになる人を紹介し合うので成果を出しやすくなる。

ここで大事なのは、「誰を仲間にいれるか」になり、仲良しクラブでは意味がなくなります。
意図的に志しを共有する仲間を増やす事が、人脈のベースキャンプになるそうです。

ステップ④自分の情報を流通させる

何らかの時に自分を思い出してもらえるよう発信するステップてます。仲間内で試した「コンテンツ」を仕事やパーティ、ブログなどを使い、世の中に流通させていきます。人は色々なチャンネル経由で見聞した情報を信じるので、複数の媒体を使い、多く見られる事を意識した方が良いそうです。
大切なのは、目的を絞り込むというよりは、何かの時に誰かが自分の事を思い出してくれるよう「種を蒔く」姿勢なのだそうです。

ステップ⑤チャンスを積極的に取りに行く

これは、いざと言う時に、実力以上の機会に挑戦するという意味です。④の発信により思わぬ所から話が舞い込んだりした時は、「買い被られて、実力以上のことに挑戦する機会」なのです。多くの苦労がともない、不安もくるそうですが、背伸びしているうちに成長し、自信へと繋がるチャンス。「チャンスの女神には、前髪しかない」といいますが、チャンスは「突風のような上昇気流」のようなもの。この流れに勇気を出して「えいっ」と飛び込み、実績を出す努力をするのが大切なようです。

◎常に上のレイヤー(階層)を目指す

活躍するステージのレベルが上がることによって、改めて自分のブランディングの確立と人脈構成、能力開発が必要になってきます。
現代は「市場価値」の変化や陳腐化が早い時代と言われています。いつも成長する姿勢を保ち、努力を続ける事が、「抜擢される人脈力」には必要な要素になってきます。そのため「背伸びしなければならない環境に身を置く事、常に上のレイヤーを目指す」という姿勢が成長の鍵になります。
スパイラルモデルを駆け上がっている時に大切なのは、
・与えられた機会には実績を出して期待に応えること
・能力開発の努力をすること
・チャンスが来た時に成果を発揮できるように、知識やスキルを向上させていく事

なのだそうです。

*人脈の価値は、「数」ではなく「プロセス」にある!

「抜擢」を呼び込むのには、プライベートな人脈や名刺の数が優劣を競う訳ではないのです。時間と労力をかけながら、自分の手で作り上げた「自分の最適な人脈」にこそ価値があるのです。人によって最適な人脈は違います。
仕事に必要なのは、「自分と相手の双方にメリットをもたらすWin-Winの関係」です。そして、まずは自分から貢献する姿勢が大切のようです。

*人脈スパイラル・モデルのゴールは「オンリーワンの存在になり自由になること」

自由には大きく2つあるそうです。

①やりたい事を選べるとゆう働き方の自由
②自分の信念・使命感を大事にする仕事を選べる自由

これは、申し分ない実力と会社内外に良質な人脈を持ち認められているからなのだそうです。
つまり、あなただけにしかできない、自分の名前で勝負できる「オンリーワン」の存在になっている証拠なのだそうです。

オンリーワンになる5つメリット

オンリーワンになると様々な「自由」が生まれるそうです。
①「やりたい事」を仕事にできる
②信念・価値観に合わない仕事を除外できる
③時間・労力などの投資に対する自由度が高まる
④視野と選択肢の幅が広がる
⑤仕事のチャンスの「流れ」が変わる

*最後に

この本を読むまで、チャンスは平等にやってくるかと思いましたが、
・チャンスを引き寄せるために人脈して機会を意図的につくること
・人脈と能力の両輪を磨くこと

が大切なのだと学びました。

まずはタグ付けから始めて、自由度が高く、自分らしくイキイキする仕事をしていきます。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

遠藤まい

◎遠藤まい
東京在住の看護師・保健師です。
読書好きで【ちょっとした日常の想い】【自己啓発・仕事に役立ちそうな事】発信していきます。
体によさげな、カフェ・グルメ・美容系はインスタで発信中です♪
▼Instagram
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