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【Keynote教材】SDGsスタンプ

SDGsを社会の中や教育現場、さまざまな場面で目にするようになりました。2030年までに達成することが目標と、当時はだいぶ先のことかと思いきやあっという間に2025年になってしまいました。

私自身SDGsを取り入れた授業に取り組んできましたが、特別支援学校にはSDGsを知らない子どもたちがまだたくさんいることを知りました。

知的障害のある子どもたちもSDGsを直接意識していなくても、何かしらの形でこれらの課題の解決に向けて行動しているはずです。

子どもたちが当たり前に行っていることが国際課題の解決につながっていて、みんな社会参加しているんだよということをぜひ実感してもらいたいので目の前の子どもたちに向けて、SDGsをテーマにした授業を始めてみることにしました。

前置きが長くなりましたが、何回かに分けて知的障害のある子どもがSDGsにふれられる教材をいくつか作って実践してみたので紹介していこうと思います。

今回は、支援レベルの高い子どもたちに向けたSDGsの教材です。
Keynoteの図形を使ったSDGsスタンプです。Keynoteに入っている図形をテーマに応じて自由に配置していく中で、国際課題の解決に向けた活動を体験的に学んでいきます。

①ご飯はみんなでわけましょう

図形の「食べ物」を使って3人に食べ物を分けていきます。◯□のアイコンを押して、食べ物を選ぶと挿入できます。

図形が挿入できたら、ハケのアイコンからスタイル→塗りつぶしで色を変更しましょう。

私もひとつ作品を作ってみました。いろいろな食べ物の図形があるので、いろいろな作品が出来上がると思います。スプーンやフォークをつけてくれた子どももいました♪

②みんなが文房具を使えるように頑張っています

ここには図形の「教育」を使って、3人に文房具を分けます。

③すべての国にインフラを整えられるように頑張っています

ここには図形の「旅行」を使って、乗り物を配置していきます。

④海の中にゴミがあると危険です

ここには図形の「物」を使って、海の中にゴミを配置していきます。このテーマは唯一よくない例なので、配置されたゴミを消していく活動も行います。

⑤動物のすみかをつくりなおしています

ここには図形の「自然」を使って、木や草、花を配置していきます。

今回は、国際課題の解決に向けた活動をKeynoteで体験してもらいました。作品例も必要に応じてお使いください。

Keynoteのデータはご家庭や教育活動の範囲内であればご自由にお使いいただいてかまいません。仕組みを知るために中身を見ることができますし、プロジェクトをそのまま使うこともできます。


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