Mai HISHI (まい先生)の教材置き場

ADE class of 2023 Japan/ 数学科・情報科教員/特別支援学校/ICT夢コンテスト文部科学大臣賞/文部科学大臣優秀教職員表彰 Apple純正アプリケーションで作った教材などの置き場

Mai HISHI (まい先生)の教材置き場

ADE class of 2023 Japan/ 数学科・情報科教員/特別支援学校/ICT夢コンテスト文部科学大臣賞/文部科学大臣優秀教職員表彰 Apple純正アプリケーションで作った教材などの置き場

最近の記事

【ご報告・情報モラル教材】みんなの特別支援教育「知的障害児への情報モラル授業」

ご報告 Gakken 月刊みんなの特別支援教育 2024年6月号の特集記事「知的障害児への情報モラル授業」の一部を書かせていただきました。 私は高等部の実践で「高等部生徒のメタ認知特性に応じた情報モラルの授業」というテーマで授業の紹介等を行いました。 授業の一部紹介と使用教材 動画教材を用いた授業を行いました。文部科学省が実施する「情報モラル教育推進事業」の一環として作成された教材を使用しました。 タイトルの通りタブレット端末を使いすぎてしまうストーリーですが、生徒た

    • 【ご報告】EDIX東京SONYブースで発表しました

      投稿が少しお久しぶりになってしまいました。GWは大好きな旅行をしてリフレッシュできました。 GWも明け、5月8日(水)は東京ビックサイトのSONYブースで特別支援学校におけるMESHを使った実践を発表してきました。 MESH とは、身近なものとセンサーやスイッチなどの機能を組み合わせ、プログラミングすることで、さまざまなアイデアを形にできるツールです。 MESH 公式サイトより 発表した実践の紹介「一人暮らしがしたい!」 肢体不自由特別支援学校において、スマート家電を使

      • 【ローマ字表】ローマ字入力への道

        新年度をむかえました。皆様慌ただしい日々をお過ごしかと思います。 この時期になると新入生にローマ字表を配っていたことを思い出し、せっかくなので共有することにしました。 ちょっと特別支援に配慮したローマ字表 「ローマ字表」と検索するとローマ字表は世の中にいくらでもあるとわかります。なぜ自作したか、理由は3つあります。 ①かわいいイラスト入りで、情報量が多い ②2通りの入力方法があり、混乱してしまう ③大文字と小文字を覚えていないので、両方表記がないと活用できない とても

        • 【Reality Composer 教材】回転の練習

          Reality Composerを授業で使っていく中で、操作が難しくてなかなか活動が進まないケースがあります。 学習をより充実させるために、Reality Composerにおける基本的な操作練習を考えてみました。 Reality Composerを使うにあたって必要なのは、回転と移動だと思います。 今回は回転の操作練習を紹介していきたいと思います。 教材の紹介横一列に並んだオブジェクトが、あら大変!元の向きに戻しましょう。 児童・生徒さんには以下の動画の要領で、オブジェ

          【Reality Composer 教材】立体の名前は?

          今回は学習のまとめとして立体の名前のクイズを作成しました。 テキストのメッセージの部分に正しい名称を入力していきます。 以下のリンクからから教材をダウンロードできます。zipファイルを展開してデータを開くと使用できると思います。文字化け対策でファイル名を後から英語に変更しました。中身は日本語なのでご安心ください。 https://drive.google.com/file/d/1uKq1xfNIfdAUgcSCG8Y69dpZb1sSMuDF/view?usp=share_

          【Reality Composer 教材】立体の名前は?

          【Keynote教材】SDGsスタンプ

          SDGsを社会の中や教育現場、さまざまな場面で目にするようになりました。2030年までに達成することが目標と、当時はだいぶ先のことかと思いきやあっという間に2025年になってしまいました。 私自身SDGsを取り入れた授業に取り組んできましたが、特別支援学校にはSDGsを知らない子どもたちがまだたくさんいることを知りました。 知的障害のある子どもたちもSDGsを直接意識していなくても、何かしらの形でこれらの課題の解決に向けて行動しているはずです。 子どもたちが当たり前に行

          【ご報告】市邨学園eスポーツ同好会でReality Composer

          ADEの佐藤優馬先生から声をかけていただき、先日、名古屋経済大学市邨中学校・高等学校のeスポーツ同好会の皆様に、Reality Composerのワークショップを実施させていただきました。 ワークショップの流れを以下の通り生徒さんにお示ししました。 ある程度の見通しを示すことで、期待感がもてます。また、終わりが見えることで最後まで集中する事ができていたように感じます。 1 使うアプリケーション(話を聞く) 5分間 ここでは、ARについての簡単な説明と、過去に私のワークシ

          【ご報告】市邨学園eスポーツ同好会でReality Composer

          【Keynote教材】速さ図鑑を作ろう

          私は特別支援学校で算数・数学を教えています。最近までの悩みは、知的障害のある生徒にどのようにして速さを教えるかでした。 文章題を読みながら、いわゆる「みはじ(きはじ)」の公式に数値を入れていく授業は生徒たちの理解につながるのか、もやもやしていました。 今回は、私が特別支援学校で実施した速さの授業を紹介したいと思います。 まず私が目をつけたのが電車好きの生徒の存在です。電車の速さを調べたら興味をもって楽しく学習してくれるのではと、いろいろなものの速さを調べる活動から導入してみ

          【Keynote教材】速さ図鑑を作ろう

          【Keynote教材】写真でテキストアートを作ろう

          今回はEveryone Can Createの教材を使ってみたいと思います。Everyone Can Create はAppleのLearning Center が提供しています。様々な授業のアイデアが得られます。 実際に、「写真でテキストアートを作ろう」をやってみました。 このプロジェクトを終えると、文字の背景を画像にする方法がわかります。私は漢字の学習に取り入れてみました。「花」であれば花の写真を背景にすることで、漢字のイメージがわいてくるような気がします。 アニメ

          【Keynote教材】写真でテキストアートを作ろう

          はじめまして

          初めまして、まい先生です。 私は特別支援学校で情報を教えていて、2023年にApple Distinguished Educator になりました。 これまで気になっていたNoteをはじめることにしました。 理由は、教材を届けたいからです。 たまにはただのお知らせもあるかもしれません。 これまでは、「こんなことやったんだよ!」という自己満足な情報発信ばかりになってしまっていなかったかと自分を振り返りました。 「これやってみようかな」、「こんなふうにアレンジできるかな」と思っ