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Mahya
2020年2月7日 12:27
コメディクラブで転換時のパフォーマンスをするため、ブルックリンからマンハッタンへ車で移動していたある日のこと。ブルックリンブリッジはいつものように渋滞で、夕方の空の綺麗なグラデーションを助手席の窓からぼんやり眺めていた。銀紙で包まれた小さな円形のものを何個も片手に積んで車の間を縫って歩いている黒人男性が目に入る。濃い髭、黒の丸縁眼鏡、質素だけど清潔で整った身なり、知的な佇まいというのはこういう事
2019年7月22日 12:00
「このバッズが、本当に、すごいんだよ」と、かなりスモーキーな部屋の中、漆黒の肌に眼球の白が輝く小柄な男性がボソボソっと話した。小さなアクリルの立方体の箱の中からそれを取り出して、丁寧に巻いている彼がジェイディラ。一緒のソファに座っているのはスラムヴィレッジだった。とにかく笑顔が可愛いジェイディー。とても紳士的で優しくおもてなししてくれた。何を話したのかはもう忘れてしまったけれど、とにかくドリ
2019年6月24日 12:58
NYCで私がしていたことといえば、昼間はジョギングや近所散策、セントラルパークのプールでぼーっとしたり映画見たり、なんとなく音楽制作、夜は歌ってチップをもらって酒飲んで寝る、という感じ。よくお金続いてたなぁと今更ながら感心してしまうが、思えば、お金使わなくてもいい事ばかりやっていた。NYはそこに居るだけでエネルギーが足の下から湧いてくるのを感じる。ものすごいパワー。歩くだけで音楽が鳴る。ビル