「好き」と「得意」と「大事」は重ならない?
こんにちは、うつから元気になったマホです。
今日は、これまでと少し趣向を変えて、キャリアに関するお話です。
私は現在無職ですが、次どんな仕事をしようかなと考えており、キャリア関連の本や自己啓発本を色々と読み漁っています。
その中でよく出てきた考えが、自分にとっての
「好き」と「得意」と「大事(自分なりの価値観)」
をそれぞれ洗い出してみるというものです。
この考え方に基づいて自分の人生を振り返ってみたとき、大事な気づきを得られたので、シェアしたいと思います。
今回の記事のきっかけ
今回の記事を思いついたきっかけは、私が以前先月書いた英語に関する記事が、今もたまにスキしていただけていて、気づけばスキの数が積み上がっていたことです。
この記事のテーマは「好きだから英語を頑張って得意になった」というものでした。
勉強法に関しては「洋楽を聴いてました」以外ほとんど触れておらず、情報としてはあまり量がありません。
むしろ、「好き」という気持ちが努力の原動力になったから、読者の皆さんも無理に頑張るのではなく、何かを好きな気持ちを大事にしたらいいと思う、ということを伝えたかったというものです。
改めて記事の内容を振り返ったとき、私の場合は、「好き」と「得意」が偶然重なったのが英語だったんだなと気づきました。
そこで、以前書籍で読んだ「好き」「得意」「大事」について、記事にしてみようと思い立ちました。
好き/得意/大事の区別について
まず、似ている考え方について触れておきます。
ビジネスの場面やキャリア形成の場面においては、
Will/Can/Must
というフレームワークが使われます。
「Will(やりたいこと)」と「Can(できること)」と「Must(すべきこと)」が重なる領域で仕事ができれば、モチベーション向上や成果につながりやすい
というものです。
好き/得意/大事(自分なりの価値観)という考え方も、三者が重なる領域で仕事を探せたらいいという意味で、このフレームワークと似ています。
ここで、私の超個人的な理解によると、両者の違いはどんな自分像を出発点としているかにあると思います。
Will/Can/Mustのフレームワークは、「会社に所属する社員としての自分」や「ビジネスの世界における自分」という自分像を前提としています(という理解です)。
これに対し、好き/得意/大事という考え方のベースにあるのは、会社やビジネスの世界を超えて、「人生において自己実現を図りたいと願っている自分」という自分像だと思います。
私の記事では、「仕事」の世界に一旦とらわれず、人生全体で何をしたいかなということに焦点を当てたいので、好き/得意/大事の観点で書いていきます。
マホの好き/得意/大事
好き
下記のことが好きです(カテゴリ分けの都合で一部重複してます)。
自分磨き、美容(メイクや服にこだわる、赤の他人のファッションチェック、新作コスメのチェック)
音楽を聴く、演奏する(洋楽、JPOP、KPOP、耳コピで弾く)
軽く動く(家の掃き掃除、無心で散歩)
リラックスする(ヨガ、寝る)
英語(洋楽、変な英語を見つける、海外旅行)
自分と向き合う(日記を書く、自己啓発本を読む)
発信する(文章を書く)
得意
得意なことは下記の通りです。
勉強、特に暗記(東大現役合格)
ピアノでクラシックを弾く(先生から音大受けないかと勧められた)
英語(TOEIC940、TOEFL105、IELTS7.5)
真面目に地道にコツコツ頑張る(私の青春は勉強)
人当たりがよくて穏やか(と言われる)
大事
大事にしたい価値観はこんな感じです。
世界を平和にしたい
利益追求に走りたくない
みんなが幸せに暮らせるようにしたい
今後は「好き」中心に生きてみたい
3つそれぞれ挙げてみると、人生のその時々において力点を置いていたものが異なることに気づきました。
〜高校卒業:「得意」中心
大学時代:「好き」「得意」が重なる
キャリア官僚時代:「大事」中心
まず、高校卒業まで打ち込んでいた勉強とピアノは、実はそこまで好きではなかったというか、「好き<得意」という構図だったと気づきました。
実は無職になってから、「何か勉強しよう」とか「ピアノを弾こう」とか考えてたのですが、いまいちやる気が湧かず、結局noteや本を読み漁ったり書いたりしていました。
あんなに高校時代打ち込んでたのに不思議だなと思っていましたが、「好き」な気持ちが、私が期待するほどには大きくなかったのかもしれません。
また、官僚時代にどこか不完全燃焼で、なかなかパフォーマンスが上がらないと感じていた原因は、「大事」を大事にするがあまり、「好き」「得意」が置き去りになっていたことにあるとも思いました。
うちの省の政策は私の「好き」と言える分野ではなかったし、「得意」とする地道な作業や穏やかな気質が生かされる場面もあまりありませんでした。
人生を新たに作れる今こそ、まずは「好き」を中心を中心に生きてみたいと思います。
皆さんにも何か気づきがありますように!
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