私がTOEIC940取った勉強法はシンプルだった
私が人生初のTOEICを受けたのはたしか今年の2月。
公務員だから、就活の時もTOEICは特に求められなくて、アラサーになるまで受けたことがなかった。
退職するにあたって、これからは民間の世界で働くのだから受けてみようと思って、このたび受けてみた。
スコアは、940だった。
かなりのスコアだし、せっかくなので皆さんに勉強法をシェアできたらいいのではと思って色々と振り返ってみたが、何も書けることがない。
しかしさすがに何も書かないのももったいないので、書けることがないなりに、何かご参考にしていただけないかと考えてみた。
結論から言うと、私は英語が好きだから頑張れた。
好きでなくても、必要に迫られて頑張らないといけないことはある。
そのときは、方法論にこだわってコスパよく結果を出すことが大事だ。
その意味では、私より方法論において優れた人はたくさんいるはずだし、そちらの方が断然参考になるだろう。
私の方法は、特にコスパを気にすることなく、ただ好きで楽しくてやっていたことなので、今回の記事は気軽な気持ちで読み物として読んでいただけたらと思う。
ちなみに、書けることがない理由は、TOEIC対策を全くしなかったからだ。
前日まで、仕事でいっぱいいっぱいだったのもあって過去問を見る心の余裕すらなく、当日家を出る10分前にようやく決心して過去問に目を通してみた。
ただ、もちろん10分で全てに目を通して傾向を掴むことなどできず、
「リーディングの分量多いな。リスニング難しそうだな」
と、何の参考にもならない感想を抱いて、私は試験会場に向かったのだった。
実際に受けてみると、リーディングはわりとすんなり解けたので満点も狙えたと思ったが、リスニングはかなり難しくて、ここで点数を落としたな、900狙ってたけど切っただろうな、などと思っていた。
私は、TOEIC対策という意味では何も語れるものがないとのの、英語そのものの勉強や向き合い方については、何かシェアできることがあるかもしれないと思ったので、以下、書いていくこととする。
幼少期
私の幼少期、おそらく3歳頃から、なぜか母親が英才教育に目覚めて、Disney World English(DWE)という教育システムを利用し、娘に英語の読み聞かせCDや簡単なお歌のCDを聴かせるようになった。
なので、私は物心つかない頃から英語という言語を聴いていたことになる。
少し大きくなると、簡単な会話の勉強もする(させられる?)ようになり、ほどなくして簡単な文章も読めるようになった。
私はDWEの回し者ではないので、ことさらに「小さい頃からやっててよかった」などと高く評価したいわけではないが、結果的に、幼少期に英語に触れたことがその後の英語学習の大きな土台になってくれたように思う。
特に、中学生から普通に勉強を始めた場合と比べて、個人的には以下の点においてメリットがあった。
発音やイントネーションに耳を慣らす(リスニング面)
文法にも慣れるので、簡単には躓かない(リーディング面)
単語を覚えられる(リーディング面)
話すことへの躊躇いが少しでも減る(スピーキング面)
このように、ライティングに関してはあまり慣れられなかったものの、そのほかの3技能の基礎を身につけることができた。
幼少期の英語教育に対しては色々な角度から議論があると思うが、個人的な感想を述べると、「○○ができるようになった」というメリットが大事というよりは、まず「英語に親しみを持てた。面白くて好きになった」ということが一番大きかったと感じている。
中高時代
学校の勉強には真面目に取り組んでいたが、正直に言って、結構簡単で授業中は暇だった。
なので、家に帰ってからは自分でプラスアルファで勉強をするようにしていた。たとえば、
朝日新聞が出していた日本人向けの英字新聞を読む
ラジオ英会話を聴く
歌詞を見ながら洋楽を聴く
特に、洋楽の効果はテキメンだったようだ。
歌詞を見ることで、新しい単語やフレーズを知ることができるし、その上で歌を聴くと、ナチュラルなネイティブの発音のコツも掴むことができる。
加えて、実際に自分でも歌ってみようとすることで、単語や発音など学んだことを実践できる。
これが効果的だと思ったのは、妹も同じことをやって良い結果を出したからだ。
妹もDWEをやっていたが、彼女の場合はやらされてる感が嫌で途中でやめて、あとはほぼ学校の英語教育のみで勉強していた。
唯一プラスアルファでやっていたのが、洋楽だった。
その結果、彼女が大学入学直後に受けたTOEICでは、めんどくさくて対策せず前日に過去問を解いただけの状態で、スコアが810だった。
後に二人で、「なんでうちらこんなに点数ええんやろ」と話した中で、「強いて言えば洋楽?」という話になった。
ただこれも、やらないといけないと思ってやるというよりは、「洋楽が好きだから聴きたい。好きだから歌詞が知りたい。好きだから歌えるようになりたい」という前向きな気持ちがあってこそのものだったと思う。
大学時代以降
将来は英語を使って仕事をしたいと思っていたので、私は本気で英語の勉強に取り組んだ。
国際交流サークルに入り、留学生と友達になって、一緒に遊ぶ
留学生に混じって講義を一緒に受けて、英語で課題も出してプレゼンもする
前期の英語の講義で積極的に発言する(→後期は上級者向けクラスに入れられてしまう)
好きで頑張って勉強したので、留学で使われる英語の資格試験(IELTSやTOEFL)の点数も、TOEICで換算すると900を超えるぐらい取ることができた。
学生時代に何をどこまで頑張るかは本当に学生の自由なので、私は自分の全力を英語(とその他の科目の勉強)に全振りしていた。
すなわち、渋谷でカラオケオールしたり、授業をサボって遊んだり、彼氏とデートしたりということを全くやったことのない、ただの真面目人間だった。
それくらい、英語が好きだった。
まとめ
「好きこそものの上手なれ」とは、よく言ったものだと思う。
何事においても、好きなことを極められるのは本当に幸せなことだ。
この頃は英語から離れていたが、今日のお昼はテレビのワールドニュースを英語音声で聞いてみるとするか。
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