自閉症しんちゃんの子育てと移住や仕事のことなど 伊藤真穂

横浜→長野県安曇野市に移住。イラストスクール『子どもデザインアカデミー』『発達凸凹アカ…

自閉症しんちゃんの子育てと移住や仕事のことなど 伊藤真穂

横浜→長野県安曇野市に移住。イラストスクール『子どもデザインアカデミー』『発達凸凹アカデミー』など。https://note.com/maho_ito/n/naee3852bf8c3

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発達凸凹アカデミーができるまで①

『ママがママを支えていく』をテーマに、2017年に開講し現在全国に100名を超えるインストラクターがいる発達凸凹アカデミー。 発達障害やグレーゾーンといわれる子どもたちの親ごさんや、支援者さんたちの学びと交流の場です。 これから書くお話は、 横浜のすみっこで始まった小さなちいさなママたちの集まりが、いつしか全国規模の資格取得スクールになったという話。 主催者の私自身が何かものすごい情熱をかけてやってきたというより、いろんな人に背中を後ろからどつかれながら、気づけばこう

    • 生きていれば、想像もつかない未来が待っている。

      次男に障害があるかも、と知った時、 首筋の裏が凍ったように、 冷んやりとした感覚。 今でも、はっきりと覚えています。 お正月休みに知人の家に電車で向かう途中のことでした。 吊り革につかまり、 『3歳 喋らない』と検索して、 【知的障害の可能性がある】 という一言を見た時です。 ※必ずしもそうではありません。 私の人生に、 突然現れたキーワード。 『4歳ぐらいに突然しゃべりだした、という話もあるし、まだわからない。大丈夫、大丈夫。』 という期待と、 先の

      • 【本日公開!】夏休み特別企画★プロの講師から1日中習い放題のイラストイベント開催します

        絵を描くことが大好きな子どもたちに向けて、夏休みに特別な1日をプレゼントしたい!! 暑いんだから、家でずっと絵を描いてようよ! というイベントを企画しました。 クラウドファンディング形式なので参加されない方も、是非、子どもたちのために支援していただけると嬉しいです。 なっっっがいページですが、是非こちらをご一読くださいm(_ _)m クラファン・・人にお願いするのが苦手な私にとっては、すごーーくハードル高かったのですが・・・ ワクワクしている子どもたちの顔を思い浮

        • 【明日公開!】夏休み、子どもたちに向けた特別なイベントを開催します!

          もうすぐ夏休みですね。 今回、初めて子ども向けに大きなイベントを企画しました。 クラウドファンディングという形式にしたので、是非直接関係ない方々にも支援をしていただけると嬉しいです! * 自分のできる範囲で、 「子どもたちにとって特別な体験ができる1日を作ることができないかなぁ〜」 と、 数年前からモヤモヤと考えていました。 2022年にイラスト教室をスタートして、 今年、やっと準備と環境が整いました。 「1日中プロの先生からイラストレッスンを受けられる!」

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        • しんちゃんの毎日
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          【謝礼あり】グレーゾーンのお子様インタビューのお願い

          一般社団法人 発達凸凹アソシエーションでは、企業様からのご依頼で、以下の方のインタビューにご協力してくださる方を募集しています。 オンラインもしくは対面(都内)で1時間ほど、企業様からのインタビューを受けていただきます。 報酬はギフトカードで後日ご自宅に郵送いたします。(1,000円分) インタビューにあたり取得した個人情報は、企業様の新規事業企画のためにのみ利用させていただきます。(弊社は、同席及びお話いただいたすべての内容を情報共有していただくこともございません)

          【謝礼あり】グレーゾーンのお子様インタビューのお願い

          「子ども発達障がい支援実務士講座」おすすめポイント

          2024年4月にユーキャン様より「子ども発達障がい支援実務士講座」が発売されました。 こちらはユーキャン様と制作した講座、「子ども発達障がい支援アドバイザー」「思春期発達障がい支援アドバイザー」に続く第3弾です。 この記事は(お伝えできる範囲で)講座制作の裏話も交えながら、ご紹介します! ※画像は公式ホームページの講座案内よりお借りしています。 こんな方におすすめ保育園や幼稚園、小学校など子どもに関わるお仕事をしている方 放課後等デイサービスや児童発達支援などで、発達

          「子ども発達障がい支援実務士講座」おすすめポイント

          支援のゴールとは?小嶋悠紀先生の講演会に行ってきました

          今日は長野駅まで”こじてぃ”こと、元特別支援教師、発達支援コンサルタントの小嶋悠紀先生の講演会にいってきました。 一言でいうと「死ぬほど面白かった」 笑いあり、涙あり、涙あり。 最初から最後まで、じぃぃ〜〜〜ん・・・と感動するフレーズの嵐。 「なんでこんなにママの気持ちがわかるの?」というぐらい、ママの苦悩を理解してくれて、 しんちゃんが3歳の時に聞いたら、 会場で嗚咽してたに違いない。 心に響く言葉の雪崩の中に、 ロジカルな話もおりまぜてくれるので、 右脳と左

          支援のゴールとは?小嶋悠紀先生の講演会に行ってきました

          『ありがとう』と言われる仕事の、ありがたみ。

          最近のとても印象的な話。 先日、組織を辞めて独立して数年・・という方とお話する機会がありました。 その方に、 『独立してよかったことは?』と聞いたら、 『仕事で、ありがとうと言われるようになったこと』 と、おっしゃっていました。 前のお仕事はとにかく嫌われる、嫌がられるお仕事だったそうです。 世の中的には大切だし、 無くてはならない仕事でも、 そーゆーのありますよね。 当たり前ですが、それはそれはストレスだったそうです。辛いですよね。 最初にその話を聞いた時

          『ありがとう』と言われる仕事の、ありがたみ。

          知りもしない人に理由もなく罵倒された時の対処法

          先日、知人から「会って間もない人に理由もなく罵倒された」という体験談を聞いた。 こーゆー「交通事故」みたいな経験は、大なり小なり誰でもあるのではないでしょうか。 自分がやられる側になることも、 やる側になることも。 実は私も、2年ぐらい前にそんなことがあった。 確かnoteに書いたような気がしたんだけど、見つからないなぁと思っていたら・・・「下書き」に残っていました! この事件は私もけっこう衝撃的で、 今も思い出すと、詳細は忘れても心臓をつかまれたような「苦しさ」

          知りもしない人に理由もなく罵倒された時の対処法

          魚が食べたい!行き着く先は日本海。

          安曇野に住んでから、魚を食べなくなった。 横浜にいた時は、長男もいたせいか週に3-4日ぐらいは何かしら、魚料理を食べていた。 何もしたくない時は、 マグロ丼か サーモンとシラス丼。 ちょっと贅沢な日は海鮮丼。 特にお気に入りだったのは、 みなとみらい駅にある『山助』という鮮魚のお店で、週末はよくここでお刺身を買っていました。 が。 安曇野にきてやっぱり刺身が高い。 マグロとか高級すぎて、手が届かん。 スーパー行くといちおう鮮魚コーナーはのぞくけど、1.5倍の値段

          憂鬱でしかなかった誕生日。

          次男しんちゃん、13歳の誕生日を迎えました。 小さい頃は、誕生日が憂鬱でした。 ・2歳 どうしよう、まだ『ママ』も言えない。 ・3歳 まだ『あー』とか『うー』しか言わない。 オムツもとれない。 ・4歳 りんごを『・・んご』ぐらいしか言えない。 オムツもとれない。 まだベビーカー乗ってる。 ・5歳 誕生日、を理解してない。 祝う意味あるのかな。。 いつまでオムツ買うんだろ。 ・ ・ ◯歳になったのに。 他の◯歳はこんなにいろいろできるのに。 長男はこの頃、こんなこ

          100名&100拠点!2024年の目標。

          毎年この時期になると「来年の目標は?」とか「どんな年にしたい?」みたいな話になりますね。 私は目標設定が苦手なんですが、2024年はちゃんと決めよう!と急に思うようになりました。 2024年の目標 その1発達障害・グレーゾーンの子ども専門オンラインイラスト・マンガ教室『子どもデザインアカデミー』の受講生を100人にする! 開講して1年ちょっとたちましたが、現在は約50名の子どもたちが毎日楽しくイラストやマンガなどを夢中で描いてます! 習っている子どもたちが、とにかく楽

          園や学校で頑張っていたから家であんなに荒れてたんだね。

          毎週火曜と金曜に配信しているVoicy。 本日から新しい体験談スタートです。 お話してくれたのは、現在18歳の娘さんを育てる井上法子さん。 『そうか、園や学校で、あの子はすごく頑張ってたんだよね。だから家であんなに荒れてたんだよね。 今ならわかるんだけど、あの時は私もとにかく毎日が辛すぎでそんなことに気づいてあげることもできなかった』 話しながら、そんな気づきを得ていた法子さんが印象的です。 あの時代の子育てに私も思いを馳せながら、たくさんお話聞きました。 このV

          園や学校で頑張っていたから家であんなに荒れてたんだね。

          子どもの頃に好きなことをとことんやる大切さ

          イラストスクールの子どもデザインアカデミーで目指しているものは、 将来イラストレーターになる 将来漫画家になる 大好きな絵を描くことを仕事にする と、いうことではありません。 もちろん、 そうなれたら最高ですが、世の中はそんなに甘くありません。 好きなことを仕事にできる人っていうのは、本当に一握りだと思います。 そんなこと、大人が言うのは夢がないかもしれませんが。 今日、私が言いたいのは、 将来、どうなるとかではなく、 子供の頃に好きなことを見つけて、 その

          子どもの頃に好きなことをとことんやる大切さ

          noteのタイトルを変えました

          noteをはじめて3年?ぐらい経ちまして、 今日初めてタイトルを変えました。 これまでの『発達凸凹アカデミー 伊藤真穂』から 『ひとり社長』というキーワードを入れました。 今の株式会社の代表取締役というものになって7年目に入りましたが、 いろいろな理由で、私にはすごく他人事でした。 ずっと『名前を貸してる』ぐらいに思ってました。 が。 この春に、実質的に『ひとり社長』になりました。(経緯はいつか) いざ受け止めてみると、 なかなか辛い。 ずっと辛かった気もす

          白馬の様子をみにいってきました

          何かと理由をつけて週に一度は学校を休みたがるしんちゃん。 この間の日曜日に、大町で温泉入ったあと、信濃大町駅に駅そば食べにいきました。 電車好きのしんちゃん。 横浜では毎日電車をみにいってた。 こっちにきて2両編成の大糸線が、 1日数本しか走ってない。 きた頃は、そんな大糸線でも乗り鉄してたけど、 あまりに来ないので最近はめっきり乗らなくなっていました。 久しぶりに信濃大町駅で電車を見て、  『こんど乗りたい』と言う。 『じゃあ、水曜日に白馬まで電車で行こう!