発達凸凹アカデミー 伊藤真穂

自閉症の小学生子育て&会社経営も。発達障害・グレーゾーンの子ども専門オンライン… もっとみる

発達凸凹アカデミー 伊藤真穂

自閉症の小学生子育て&会社経営も。発達障害・グレーゾーンの子ども専門オンラインイラストスクール 子どもデザインアカデミーなどなど。。https://note.com/maho_ito/n/naee3852bf8c3

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

発達凸凹アカデミーができるまで①

『ママがママを支えていく』をテーマに、2017年に開講し現在全国に100名を超えるインストラクターがいる発達凸凹アカデミー。 発達障害やグレーゾーンといわれる子どもたちの親ごさんや、支援者さんたちの学びと交流の場です。 これから書くお話は、 横浜のすみっこで始まった小さなちいさなママたちの集まりが、いつしか全国規模の資格取得スクールになったという話。 主催者の私自身が何かものすごい情熱をかけてやってきたというより、いろんな人に背中を後ろからどつかれながら、気づけばこう

    • バーチャルギャラリー公開!!

      発達障害・グレーゾーンの子ども向けオンラインイラスト教室「子どもデザインアカデミー」では、8月に「オリジナルTシャツをデザインしよう!」というイベントを実施しました。 子どもたちは思い思いの作品を、一生懸命描いてくれました! 今回は展示もするよーという企画だったので、参加してくれた子たちの中で希望者にはバーチャルギャラリーにて展示会をしました! プロフィール文には、 「カービィ大好き小5女子、学校でも家でもイラストを描いて過ごす時間が大好きです。 最近はピクミンのゲー

      • みんなは、存在してくれるだけでいい。

        今日は発達障害・グレーゾーンの子ども専門 オンラインイラスト教室 子どもデザインアカデミーのお話です。 先週はお盆休みだったので、 通常クラスが昨日からスタート。 子どもたちはお休みの前、ちょっとさみしそうでした。 毎週の先生と会えるのを、 すごく楽しみにしてくれています。 夏休み中は、疲れが見られる子もいるけど、 比較的に安定しています。 環境の変化がある4月。 4月すごくがんばって連休明けの5月。 梅雨時期の6月。 暑すぎた7月。。 8月はみんなちょっといい顔

        • オリジナルTシャツをデザインするイベントを行いました!

          発達障害・グレーゾーンの子ども専門 オンラインイラスト教室『子どもデザインアカデミー』では、 夏休み特別企画として受講生向けに 【自分の描いたイラストでTシャツを作ろう!】 というイベントをしました! 10名の子どもたちが参加してくれたので、 2クラスに分けて開催。 普段とは違う先生やメンバーだったから 緊張しちゃうかなぁ?と思いきや・・ ほとんどが昨年から通ってる子どもたち。 オンラインで学ぶことや、 イラストを習うこと、 先生とのコミニケーションの取り方、

        • 固定された記事

        発達凸凹アカデミーができるまで①

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • しんちゃんの毎日
          発達凸凹アカデミー 伊藤真穂
        • 私の話
          発達凸凹アカデミー 伊藤真穂
        • Voicy
          発達凸凹アカデミー 伊藤真穂
        • 「子どもデザインアカデミー」ができるまで
          発達凸凹アカデミー 伊藤真穂
        • 次男の小さい頃の話
          発達凸凹アカデミー 伊藤真穂
        • 忘れてはならない記事
          発達凸凹アカデミー 伊藤真穂

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          安曇野に来て初めての夏休み

          横浜から安曇野にきて、 最初の夏休み。 来週から、もう学校?! 夏休み、短い・・(冬が長いのかな?) しんちゃんは毎日、放課後デイサービスで過ごしました。 しかも、毎日のように遠出!! 確かに高速で1時間も走ればいろいろなレジャーがあるけど、デイの皆様には感謝しかありません。。 ・アルプス公園 ・駒ヶ根 ・八ヶ岳 ・須坂市動物園 ・伊那 ・大町 ・南木曽 ・ ・ (近隣の方にしかわからなくてすみません) 出かける出かける! しんちゃんは全部参加。 放課後デ

          安曇野に来て初めての夏休み

          死にものぐるい、失敗だらけの子育てだけど。

          今日は長男(現在19歳、大学進学につき一人暮らし中)の子育てについて。 彼の生後6ヶ月から1年間。 夫の福岡転勤にともない私は初めての「赤ちゃん」と、試行錯誤しながら毎日向き合うことになった。 いま思い出しても、涙がでるぐらい悪戦苦闘の日々だった。 19年前はスマホも無く、子育ての情報は雑誌「ひよこクラブ」ぐらい。 ひよこクラブの「ママの一日♪」みたいなのを熱心になぞり、 我が子の月齢と比べながら 「へぇ、このくらいの子はこんな寝るんだ!」 「授乳はこのぐらいなん

          死にものぐるい、失敗だらけの子育てだけど。

          本日発売!「発達障害&グレーゾーンの子どもを 急かさず 怒らず 成長を引き出す言葉かけ」

          今日はぜひ皆さまに手に取っていただきたい本のご紹介です。 「発達障害&グレーゾーンの子どもを 急かさず 怒らず 成長を引き出す言葉かけ」 実務教育出版 著者は浜田悦子さん。 私には自閉症のしんちゃんという中1の息子がいます。 しんちゃんの私の今があるのは、 悦子さんのおかげ、と言っても過言ではありません。 いましんちゃんは中学で、 かなり厳しい状況に置かれています。 私と夫は毎日のように先生と電話したり、 学校に行って話したりしてます。 普通ならとっくに心が折

          本日発売!「発達障害&グレーゾーンの子どもを 急かさず 怒らず 成長を引き出す言葉かけ」

          ただただ泣いて訴えた「行きたくない」というしんちゃんのSOS

          今日、しんちゃんがとうとう学校を休みました。 「とうとう」とつけたのは、いつかこうなるかも・・とこの1ヶ月ぐらいは思っていたからです。 4月に中学の支援学級に入学したしんちゃん。 連休明けから一人で行けず、車で送迎していました。 今週は朝になると晴れやかな顔で行っていたので、ちょっと安心していました。 でも今朝は、全く起きてきません。 朝ごはんだよーと何度か声をかけても寝ていて、いつもなら「寝ちゃった〜〜」と起きてくるのですが、今日は部屋からでてきません。 しばらく

          ただただ泣いて訴えた「行きたくない」というしんちゃんのSOS

          GW明けから1人で学校に行けなくなったしんちゃんの最近。

          5、6月は発達凸凹ちゃんたちにとっては、しんどい時期ではないでしょうか。 小学校卒業と同時に、横浜から安曇野に引越した我が家のしんちゃん(中度知的障害のある自閉症)も、同様。 最近のしんちゃんの様子、備忘録です。 4月は毎日が冒険新しい中学。 新しい土地。 新しい友達。 新しい先生。 初めて1人で学校までいくという自由を手に入れたしんちゃんでしたが、4月は、しょっちゅう(ほぼ毎日)先生から電話がかかってきました。 『しんじさんが来ません』 『しんじさんがいません』

          GW明けから1人で学校に行けなくなったしんちゃんの最近。

          安曇野でこれからやってみたいこと

          横浜から自閉症のしんちゃんを連れて、長野県安曇野市に移住した私。 発達凸凹ちゃんのママたちとかれこれ8年以上関わってきた経験 発達凸凹っ子専門のオンラインのイラストスクールをやってる経験 畑で生き生きと過ごす、自閉症の息子を持つ親としての経験 小さいころから「テクノロジー大好きっ子」としての知見 そんなものを活かして、何かできないものかといろいろ思案中。 ・・・というか、ワクワク中! 実は、来る前から考えていたことがありました。 イラストスクールの子どもたちを

          安曇野でこれからやってみたいこと

          横浜から安曇野に移住して1ヶ月たちました。

          2023年3月22日に引越しました。 18年住んだ横浜から、長野県安曇野市へ。 ちなみに、親戚がいるとか旅行で何度も訪れたとか、無いです。 昨年の6月にたまたま訪れて、「いつかこんなところに住めたらいいね」とは言っていましたが、 それは、突然やってきました。 きっかけは長男2022年の11月の終わり。 高3で絶賛受験生だった長男の第一志望が、京都(にある大学)に突然、変わりました。 『ん?お兄ちゃんが京都に行くなら、私たち横浜にいる必要なくない?』 そこから私た

          横浜から安曇野に移住して1ヶ月たちました。

          終わりの、始まり。5年間150名の養成講座を終えていま思うこと。

          2023年2月26日。 発達凸凹アカデミーの「子どもの発達インストラクター/スペシャリスト養成講座」最後の開催となりました。 2017年4月に始まり、 気づけば5年。 約150名の方が学んでくださいました。 子どもとママに寄り添う支援をブレずに最後まで、丁寧に教え続けてくれた えつこ先生、ひろこ先生、みか先生。 思いのこもった内容。 あたたかい授業。 継続的なサポート。。 本当に、本当にありがとうございます。 先生方との出会いで命をつなぐことができた親子は、数

          終わりの、始まり。5年間150名の養成講座を終えていま思うこと。

          自閉症しんちゃんとダウン症ちいちゃん、2人しかわからない心のつながり。

          自閉症の次男しんちゃんには、 ダウン症のちいちゃんという幼なじみがいます。 幼稚園2年間、 小学校の支援学級6年間。 8年間いつも一緒でした。 学校後の学童も一緒でした。 でも、 2人には会話はありません。 お話は得意でない2人だから。 嫌なことややりたくないことがあると、 ちいちゃんは地蔵のように動かなくなり、 しんちゃんは飛び出す。 対照的な2人に先生方はそれぞれにつかないといけなくて、大変だったでしょう。 2人が入学した時、 支援学級の同級生は2人だけ。

          自閉症しんちゃんとダウン症ちいちゃん、2人しかわからない心のつながり。

          修学旅行の写真が見られなかった理由

          支援学級に通う次男しんちゃん。 7月に行った修学旅行の写真注文締め切りは、明日でした。 オンラインで注文できるのですが、 1ヶ月以上前にパスコードなど書かれたお知らせをもらっていたにも関わらず、 締め切り前日になりました。 理由は自分でもわかってます。 『1人ぼっちでいるんじゃないか』 『緊張して固い表情でいるんじゃないか』 当日は張り切って行って、 楽しかった!と帰ってきたけど、 小6の同級生と言葉や理解度の面を考えても、 どれだけ渡り合えたのかはわからない。

          修学旅行の写真が見られなかった理由

          あなたはどう考えるのか?

          今週、 知識ゼロ・興味ゼロの方々に向けて、発達障害(に詳しい人というポジションで)の話をさせてもらいました おおよそ一般企業に勤める人々に、 発達障害ってものをどうしたら身近なものに感じでもらえるだろうか?と考えた結果、 『いま子どもたちこんなにいっぱい増えてます。  10年、15年後の社会について考えてみよう』 みたいな話に、着地しました。 脳科学の研究室が主催なので、 あらゆるデータを引っ張り出し、 ASDとADHDの特徴や 向き不向きの仕事の種類を織り混ぜ、

          あなたはどう考えるのか?

          支援て何だろう。

          本日は『大人の発達障害』をテーマに、 企業が発達障害・グレーゾーンの人をどうやって受け入れ、また現場で起きている問題・事例を学ぶセミナーに参加しました。 後半は、就労支援のセンター長を経て若者の居場所支援をされている方の話。 最後は・・ 精神科医の先生のお話。 40年以上前、日本でまだ自閉症が知られていなかった頃から子どもを診ている先生で、ご自身のお子様も重度の自閉症で、施設もたくさん作られている方でした。 お薬や医学的見解からの話もありましたが、 軽度から重度