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塾の成績が下がって悩む親の行為【NG3選】小学生編

成績の伸び悩みはどの生徒も必ず経験すること。
その中でも伸び悩んだ時にどんな親のサポートがダメだったのか良かったのかをたくさんの親御さんから教えてもらいました。
その一例を紹介するとともに自分も再度確認して生かしていきたいと思います。

【NG①親が教える】

私も中学受験の時に体験しました。
私の場合は父が理数系で算数が得意で私は大の苦手でした。だからこそ父が一生懸命、塾の宿題をしてると隣に座ってここは違うとかどうしてそんな考え方になるんだ?と怒られてついには喧嘩した記憶が多々ありました。

ちゃんと論理的に冷静に教えられるなら問題ありません。
ですが、親が我が子であるが故に子どもの「わからない」の意味がわからないことが多くて親がイライラするケースはよくあることです。

だからこそ
そこは塾に任すべきだと思うのです。

先生にどう相談すればわからない方はこの2点だけ行ってください。
①子どもの「わからない話」をただ聞いてください。
②どこがわからないのかを一緒に整理する。

そうすれば整理することがヒントとなり自分で解決出来るかもしれませんし先生への質問の仕方が見えてきます。
そして何より子どもは親に話を聞いてもらうだけで安心し、また相談しようと思います。
そうした何気ない会話が親子関係のみならず、成績UPへの近道なのです。

【NG②子どもが困る前に手を差し伸べる親】

子どもの成長は困った時や疑問を持った時にレベルアップします。
なぜなら自己完結出来る様に《考える》からです。
しかし、親はそんな困っている子どもを見るとすぐに助けたくなります。
私もそうです!
それで主人に何回も叱られてます😅
でも堪えてください😭
子どもなりの考えが出てから助けてあげても間に合うことがほとんどです。
それが正解か不正解かはおいといて《考えることが出来た》を褒めてあげましょう。
そして、それが危険な行為で無ければそのまま応援してあげるのが1番です。

ここでのポイントは失敗させた方が勝ち❗️です。
失敗して次に何を変更すれば正解なのかを導き出すことが出来れば今後困ったことがあっても自己完結出来る力が付きます。
それはもちろん勉強の壁にぶち当たっても対処できる力にもなります。

【NG③スケジュール管理する親】

実はこれが1番やってしまいがちのNGですが、逆をいえばこれさえ任せられれば成績向上はおろか、何をさせても上手くいく&親が楽出来ることではないでしょうか。

「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように好きなことを好きなだけやらせてあげることが赤ちゃん〜小学生にかけてとても重要になってきます。
ただ、小学生はそれに勉強はつきものです。
ですから、好きなこと+勉強となった時は子どもを交えてどんなスケジュールだったら楽しく出来るのかを考えてあげてください。
出来れば子どもの考えるスケジュールで1週間試すのがオススメです。そしてダメだったところや改善点を聞いて2週間目に突入です。

はっきり言って1ヶ月そこらで成績は下がりません。
それより1ヶ月自分でスケジュールを計画し実行し検証する。
PDCAのサイクルを身につける方がこの先明るいです。

【まとめ】

今回、私が塾講師時代に気付いておきながら息子にやってしまいがちな3つのNGを選びました。

上記の3つを気をつけていれば
①塾へ行く目的/目標の再認識
②勉強方法の改善
③塾が苦になる存在で無くなる
これらを子どもたちと分かち合い、
ガミガミ怒って成績UPするのではなく、
自然と笑顔で成績UPする道を選びましょう❗️

親が楽する=子どもはその分考える
と思っていろんなことを任せて自主性を育てていきましょう。

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