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動物たちの「話し方」を解説!そもそも、アニマルコミュニケーションとは?

こんにちは♪
「人とペットのメンタルサポーターmahina」のカウンセラー、Shohtaです。

さて、実質的に初号となる今回は、動物たちの声の「聴こえ方」や「話し方」についてお話をさせていただきます。
あくまでも「私が行うアニマルコミュニケーションの場合」ではありますが、生物学的な観点も含めた共通性のあることもお伝えしますので、悪質なアニマルコミュニケーターを回避するための知識にもなるでしょう。
最初からけっこうな「ぶっちゃけ話」も交えていきますが、どうぞよろしくお願いいたします(笑)。

動物たちの声の「聴こえ方」

ポメラニアン

Youtubeでも詳細に解説していますが、「動物たちの声」は人間の声とまったく同じようには聴こえません。ここで言う「動物たちの声」とは、いわゆる鳴き声のことではなく、アニマルコミュニケーションにおけるメッセージ、つまりは「心の声」のことです。

よく、しゃべる動物が出てくる映画がありますが、そもそも聴覚で彼らの声をキャッチするわけではないので、ああいった感じでまるで人間同士が会話するようなやり取りにはなりません。「音」というのは、空気中を移動する目に見えない振動です。物音などと同じように人の声も動物の鳴き声も、「音波」となって空気の中であちこちに伝搬します。この音波が外耳道を通って鼓膜に当たり、鼓膜と耳小骨が振れてリンパ液が内耳の中で振動し、蝸牛内の有毛細胞がその動きを化学信号に変換して聴神経に伝え、電気インパルスによって脳に伝わり、「音」として認識されます。
もし、映画のように「動物たちの声」が人間の声とまったく同じように聴覚で捉えて聴こえるならば、その声は「音波」として発せられているわけなので、誰にでも聞こえるはずです。ということは、聴覚が正常な人は全員アニマルコミュニケーターとなります。これは大変です。一気に、私という役割の需要がなくなるので、自分のやるべきことを新しく見つけなければなりませんね(笑)。もし、「私の『耳』にはハッキリと、動物たちの発する声が聞こえるの!」と主張するアニマルコミュニケーターがいたら、高速で疑ってください。もしくは、その人のことを大事に思うならば、精神科や心療内科を一緒に探してあげてください。

では、どのように動物たちの声が聴こえるのかと言いますと、結論は「インナーコミュニケーション」です。はい、最近は政府・自治体の方々も横文字が好きなご様子なので、今なら皆さんにもスッと入っていくかもしれません(笑)。インナーコミュニケーションというのは、「心と心の対話」です。いわゆる「テレパシー」のことですね。さあ、徐々に怪しい感じになってきましたが、まだ画面を閉じないでください(笑)。皆さんは、このような経験はありませんか?

●複数人で会議をしている時に誰かが突拍子もないことを言った瞬間、
  空気が凍りついたように感じた。
●友人や恋人とカフェなどで話をしている時に、
  相手がフッと怪訝そうな雰囲気を出したのを感じた。
(※相手が、表情を変えたわけでもないのに。)
●親や恋人にプレゼントを渡して、相手がそれを開けた瞬間、
  声や顔で表現する前に喜んでいるのが自分に伝わってきた。
●訪問販売に来た人の話を少し聞いていたものの、嘘っぽい感じがした。

どれも、直接的に声・表情・身振り手振りがないのに、なんとなく相手やその場の空気を感じた、という場面です。誰しも、一つや二つは経験があると思います。「いや、まったくない!」という方は、ここでいよいよ画面を閉じてしまうことも致し方がないので私も一旦諦めます。

ようするに、こういった事例がインナーコミュニケーションの基礎です。物事には何でも基礎や応用があります。「私は相手の心の声をキャッチできないから、インナーコミュニケーションなんかできない」と思うのは、悲観的や謙虚なふうに見えて、実はものすごく「傲慢・失礼」です。基礎を知らず、特に意識して練習をしてきたわけでもないのに早々に「不可能」と評価するのは、「新卒で入社したものの、すぐに上司や先輩たちのように働けないから、自分はダメだ」と言っているようなものです。そこまで頑張ってきた人たちを舐めないでください(笑)。

かなりハイレベルなところまでスキルを向上できるかどうかは、確かに努力だけではなく、才能やセンスも必要になってくるでしょう。しかし、誰にでもある程度「基本的なこと」はできます。インナーコミュニケーションにおける「基本」とは、上述のような「空気を読む」力・技術のことです。趣旨がズレていくので詳細は割愛しますが、人は誰しも本来、テレパシー能力を有しているのです。これを応用して動物たちと対話すること、それがアニマルコミュニケーションです。

動物たちの「話し方」

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また一つ、のっけから残念なことをお伝えします(笑)。動物たちは、完璧な文章や完全な構成では話してきません。私たち人間のような日常会話を普通に行うためにはある程度の教養と経験が必要ですし、そもそも動物たちと人間では脳の大きさも精密さも異なります。つまり、人間のような整った言語・文章で話をすることができるわけないのです。それどころか、一人称すらも区別はありません。男の子だから「僕」「俺」、女の子だから「私」と言ってくるわけではありません。
もし、「この子は間違いなく確かに『私はママが大好きだから、ママが学んでいる量子力学も好きなの。量子力学自身はミクロな系における力学を記述する理論だけど、取り扱う系をそうしたミクロな系の集まりとして解析することによって、ニュートン力学に代表される古典論では説明が困難であった巨視的な現象についても記述することができるのよね!』と言っていますよ。とても頭の良い子ですね!」とか通訳するアニマルコミュニケーターがいたら、100%詐欺です。早く逃げましょう。

では実際のところどのように話してくるのかと言いますと、下記のような数々の「パーツ」を散らばった状態で送ってきます。

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